オーウェン

ロック・ザ・カスバ!のオーウェンのレビュー・感想・評価

ロック・ザ・カスバ!(2015年製作の映画)
1.5
ここ最近のビル・マーレイ主演作には外れがないと思っていたが、やっぱり脚本や演出次第で変わるものだなと実感する。

落ち目の音楽プロデューサーが出向いたのは戦場下のアフガニスタン。
そこで一人残されたが、美声を持つ一人の少女と出会う。

普通に爆発が当たり前のように起こる戦場下で、とぼけた笑いを見出そうとするが、これを笑えというのは難しい。

そもそもビル・マーレイが饒舌というのは若いころであり、中年の今は佇まいだけで雄弁に語らせることができるのだ。
無駄に多いセリフがキャラの個性を過剰に失ってしまっている。

脇も印象に誰も残らないし、ブルース・ウィリスが出る意味はなんだったんだろう。
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