あーぁ

ザ・シュラインのあーぁのレビュー・感想・評価

ザ・シュライン(2010年製作の映画)
4.0
カルメンさん、事件です(・∀・)

とりまクソ田舎を甘くみると死ぬ。

行方不明の観光客を探しにポーランドのど田舎にきたジャーナリスト達一行がヒデー目に遭うオカルトホラー。

モンスターズ・ハンター、ラブリベンジのジョン・ノーツ監督らしさのあるモンスターのカッコよさにラストの怒涛のゴアツイストが素晴らしかった。やはりこの監督すこ


ジャーナリストのカルメンはポーランドのとある村で観光客が次々と行方不明になっているという噂を耳にする。

特ダネを掴みたいカルメンは恋人でカメラマンのマーカスとアシスタントのサラを引き連れ、ポーランドのクソ田舎へとLet's田舎ロケ。

しかしなんか怪しげな雰囲気漂うその村では部外者はあまり歓迎されないようで、 『よそ者はけえれ!』つって、来てそうそう村人達はカルメン達に敵意むき出し。

しかしこのままでは帰れないカルメン御一行はよせば良いのに絶対近づくな言われた森へと足を踏み入れてしまう。

そうこうしてマーカスとはぐれたカルメンとサラは霧に覆われた森で変な石像を見た。
血を流しこちらを睨む悪魔の形をした石像に目が離せなくなってしまう。

ところがどっこい。
村人の警告を無視したカルメン御一行はプンスコ状態のカルト教団みたいなんに、何が何だか分からないままとっ捕まり、豚箱in☆

古めかしいローブを身に纏った信者達は儀式を始め、拘束され怪しい儀式と共に、サラは内側にバカでかい針が何本も付いた鉄仮面を顔にごーんと打ちつけられ、うぎゃー!

御臨終。

あ、やべぇトコに来ちまった!!

でも本当の恐怖をカルメンはまだ知る由もなかった(´Д`)
果たしてこのカルト教団の目的は何なのか?
カルメンは無事特ダネを持ち帰ることができるのか?

ラストでぶっ飛び展開を見せるオカルトホラー。

ジョン・ノーツ監督と言ったらモンスターズハンターみたいな馬鹿真っしぐらなホラーを予想しがちに観たが、今回はかなり真面目にホラーしてる。

外界と閉ざされた村で起こる怪奇ホラーから変なカルト教団登場からの監禁拷問ホラー。
ラストは何故かエクソシスト物へとシフトチェンジのスプラッタ祭りで悪魔と戦う展開、誰が予想できたよ?笑

色々な要素てんこ盛りでラストの以外なオチにそーゆうことかとなった。

全体的に『ウィッカー・マン』とか70年代、80年代を彷彿とさせる古風なオカルトホラーの様相を呈しているがその実、ノーツ監督特有の着ぐるみ感あるモンスターやら、はらわたまで抉り出すグロゴアっぷりだったりと至れりつくせりなノーツ監督節のアプローチも随所に光っていた。

とりま良作以外の何ものでもないので是非観んさい。
あーぁ

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