TAKING CHANCE／戦場のおくりびとの作品情報・感想・評価

邦画の「おくりびと」は納棺師のお話でしたが、こちらは軍の戦死者を家族のもとに送り届ける話。
戦地から送られて来た遺体を家族のもとに届けるまでの道すがら、常に敬意を持って送られ、その死を共に悲しむ人達…

戦死した兵士を家族へ送り届ける仕事。
ケビンベーコンは静かだけど、良い演技でした。
亡き兵士へのみんなの悼む想いがとても温かくじんわりくる良いストーリーでした。
実話なのでずっしりくる。本人の子供の…

実話もの。
ドキュメンタリーのようなタッチで描かれている映画。
表立っては戦争映画で語られていない護衛についての作品。戦争や軍隊を保持するアメリカについての理解が深まるので一度は観て損がない良い映画…

戦争は遠い昔のお話だと思っている節があるので、あまりに綺麗な映像で撮られているのを観ると、すごく違和感を感じてしまう。

戦争を撮った映画や資料なんて、
ずっと白黒でノイズすら入る映像のままでいいの…

戦死した同郷の故人を、敬意をもって家に護送する話。
たとえ誰にも見られない葬式を行うにしても、身体を洗い、制服を綺麗に着させ、最大限にリスペクトを感じる。
道中でライトを点滅させた車が列になるシーン…

アメリカ人の素晴らしさが詰まった作品だと思う。
戦死者への人々の敬意が素晴らしい。何も言われなくても進んで自分にできることをしたいという精神が伝わってくる。
こんなにも多くの人に惜しまれながら送って…