lilill

マネー・ショート 華麗なる大逆転のlilillのネタバレレビュー・内容・結末

2.0

このレビューはネタバレを含みます

MBS(モーゲージ債)
CDS(クレジットデフォルトスワップ)
対象となる企業が破綻し金融債権や社債などの支払いができなくなった場合、CDSの買い手は金利や元本に相当する支払いを受け取る
空売り
CDO
ISDO agreement
目論見書

いやわかるかい!こんな用語。

私欲に忠実なのは尊敬に値する、彼から車は買わない、ただ読みは買う(なぜならそこに彼の私欲が介在してるから?)
村上春樹が引用されてるの普通にすごいな。
マークのこと見てると、「正義感と利己精神は共存しない」という強烈な思想と、それに流されるウォール街のホワイトカラー達への蔑視的なメッセージを感じられる。
「資本主義経済、特に金融業界金融商品のインチキシステムを鵜呑みにせず猜疑心をもてよ」と脳にタトゥーで刻まれた。
わ、わかりました。

リーマンショックという事実を元にした映画だから、どこまで脚色するかの塩梅は難しいけど、オルタナティブな要素(レジェンドアンドバタフライの新解釈!みたいな)が個人的には欲しかったかな。
最後のマークの「資本主義スパイラルを止められるのはここなんじゃないか、、、」ていう葛藤で、でも最後はCDS売るあたりが、1番本人が受託者責任感じてて、経営者って大変だなぁと思いました。

あと、スーツの男かっこいいな。
普通にね。
lilill

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