ネパール

破門 ふたりのヤクビョーガミのネパールのレビュー・感想・評価

2.9
【☆☆☆☆☆】これを見ない人生は考えられない映画。
【☆☆☆☆★】遠くまで足を運んだり、手間をかけても見るべき映画。
【☆☆☆★★】見るべき映画
【☆☆★★★】興味が向いたら見る映画。
【☆★★★★】世界にこの映画しかない場合に見る映画。


破門 ふたりのヤクビョーガミ (2017)

ドラマが、好評だということはまずは置かせて頂いて。

大人気小説を原作にした本作。
佐々木蔵之介、横山裕のW主演。
この二人だからこそ、成り立った映画であるのは間違いない。
ただ、人気小説が原作ゆえか、この映画では脇のキャストの必要性が薄くなっている。
本来なら連続ドラマでじっくりと視聴者と付き合う作品であるのであろうと、思ってしまう。

一歩間違えれば、ただただ残忍な物語になってしまう。
そこを横山裕の人を笑顔にさせる天性の才能が、中和する。
主演二人に引っ張られ、他キャストもメリハリ良く芝居が生き生きとしている。
気兼ねなく、楽しめる映画だ。

だが、それが、当たり障りをなくしてしまっている。
無難な作品が悪いわけではない。
楽しめる。
だが、深くまでは刺さらない。
人生は短い。
できることなら、心が動く作品に多く出会いたいものだ。
だからこそ。このような作品は必要なのだ。
きっと、出演者は楽しく撮影をしてたのが想像できる。
それが伝わる良い映画なのは間違いない。
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