ネパール

ティム・バートンのコープスブライドのネパールのレビュー・感想・評価

3.4
【☆☆☆☆☆】これを見ない人生は考えられない映画。
【☆☆☆☆★】遠くまで足を運んだり、手間をかけても見るべき映画。
【☆☆☆★★】見るべき映画
【☆☆★★★】興味が向いたら見る映画。
【☆★★★★】世界にこの映画しかない場合に見る映画。

ティム・バートンのコープスブライド (2005)
ティムバートン監督による、ストップモーション・アニメーション。

ストップモーション・アニメーション(Stop motion animation)とは、静止している物体を1コマ毎に少しずつ動かしカメラで撮影し、あたかもそれ自身が連続して動いているかのように見せる映画の撮影技術、技法。コマ撮りともいう。

つまり、とてつもない時間とスタッフの力が注ぎ込まれている作品だ。
多くのクレイアニメなどはクセがあり、作品世界に没入できるまで壁があるが、本作はその壁は無いに等しい。
ミュージカルのようにセリフを歌う場面が心地よく、遊園地に来たように楽しませてくれる。

2人の花嫁と、1人の花婿。
1人は資産家の娘、もう1人はあの世の住人。
板挟みになって、心を溶かしてく主人公達に温かさがある。
愚直なまでの真っ直ぐさ、美醜が放つら際立つ無垢な心。
実写では表現できない方法で、優しく心に届く。
小さいお子さんにぜひ観せて頂きたい。
大人になっても楽しめる、息の長い作品だ。
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