キングスマンの映画の世界観とか脚本の大枠は好きなんだけど、やっぱりノれない。
もちろんテンション上がるシーンも沢山あって楽しい作品なんだけど、所々で「そうはならんやろ」て思ってしまう。
ゴンドラが落ちるけどギリ大丈夫な所とか、解毒剤を割ってしまう所とか、王女が麻薬やっちゃってる所とか。
まだまだ気になる所あるけどキリがない。
マーベルコミックだから荒唐無稽で良いんだろうけど、一応地球上のスパイの話だからリアルさを求めてしまう。
青年漫画までのリアルさはなくとも
少年ジャンプくらいのストーリー構成を求めてるんだけど
コロコロコミック的な荒唐無稽さが際立ってる。
あとエンタメ要素が結構下品。
そういうものと思ってれば楽しめるんだけど、紳士っていう枠組のせいで上品でスタイリッシュな仕上がりを期待してしまう。
そういうバランスの悪さみたいなものが気になって、自分はキングスマンシリーズにノれないことが分かった。
結局は、自分がマーベル製作陣の訴求対象から外れたオッサンになってしまったということなのかな。
【その他メモ】
•ステイツマンウイスキーがうますぎて酔い潰れるとこ好き。
•ハルベリーは歳を取らないのか。
•人間ひき肉の描写はトラウマになりそうだからこれまでホラー作品なんかも避けて来たのにうっかり見てしまった。
•エルトンジョンのアクションシーン好き。
