このレビューはネタバレを含みます
あそこで穴を覗いちゃダメだよね、
「穴塞げ」と言う方も言う方だが、
覗くのは、ダメでしょ。
それはさておいて、
ノーランの映画なんで、それなりに
注意深くみたつもりだけど、どっこい、
割と正統派の群像劇だった。
センスのいい映像で、見応え抜群だけど、
いかんせん、こちらの知識がちょい
足りなかったかな〜。
キスカみたいなものなの?
それでも、後半、
複数の時間軸が重なった時には、
「おおっ、来たか!、これよ、これっ!」
ってなった。
戦闘の描写は、徹底的な物量、
リアルとデフォルメの境界線すれすれの
派手なヴィジュアル、ドラマのための
ご都合的主義的な中断なく
容赦なく追い込まれる展開など
現代的な演出で、サスペンス感も強い。
そこへ、バリーコーガンまで出てきて、
何かあるかと深読みしてしまった、
すみません、いい人でした。
大勢が脱出できたみたいだけど、
自分に置き換え、置いてかれる方々が
気になって仕方なかった。
自分は間に合わないタイプだな〜。