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インディ・ジョーンズと運命のダイヤルのASAのレビュー・感想・評価

3.1
世間の評価ほど酷くはない印象。CGの若いハリソンフォードも気にならなかったし宝を求めて冒険するのはやっぱり楽しい。ただ、全体通して強く感じたことは尺の長さ。各シーンが本当に長くて間延びしてる感が強い。まず、OPの汽車シーンがつまらない上に長くていきなり不安を煽った。個人的に一番やばかったのはトゥクトゥクのチェイスシーン。自分がカーチェイスが好きじゃないこともあってかなり苦痛な時間だった。飛行機に乗ってからは映画の残り時間を逆算して、まだ30分はあるな...とか考えたりしてた。
シリーズ随一のSF展開が起こったことが本作の1番大きい賛否の論題だと思う。個人的には最初は拒否感強めだったが、終わってみたら、まあ、受け入れられた。移動先の舞台をダイナミックに表現して引き込まれた。そこで打ち明かされるインディの根底にある想いもなかなか興味深かった。
エンディングはけっこう感動的ではあるし、インディじいさんの最後の冒険としては大アクションだったのでインディシリーズはこれで終わりで何も思い残しはない(本作に対する思い入れもない)。やっぱり最後の聖戦で終わっているシリーズだった。
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