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アフリカン・カンフー・ナチスのASAのレビュー・感想・評価

3.2
ヒトラーと東條英機がアフリカに亡命して空手と謎の呪術の力でガーナを征服。現地人のカンフー青年が新生ナチスを打倒する馬鹿なストーリー。
吹き替えも字幕も謎の関西弁仕様。作品に余計なフィルターはかけたくないので字幕は標準語にしてほしかった。
スマホで撮ったようなチープな映像と素人くさいVFXと無意味なスローモーションの連続で作品を盛っている。が、アクションはけっこう凄い。黒人特有のバネのある動きとカンフーアクションがマッチしていてなかなか見応えがあった。終盤には苦労して習得したタイトルにもあるカンフーを捨てて謎の銃撃戦が始まってしまう。でもそれが案外面白かった。東條英機のタンクトップ焼けは笑うし、ヒトラー役は全然似てない。ラスボスの散り様もめっちゃ雑だが、その適当具合がとても好き。愛すべき作品。
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