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Knock Knock ノック・ノックのLuckyMOTOMIYAのレビュー・感想・評価

Knock Knock ノック・ノック(2007年製作の映画)
2.0
2007年、ジョセフ・アリオラ監督によるホラー映画。

ハリウッドきっての「いいひと」キアヌ・リーヴスさんが、綺麗どころロレンツァ・イッツォさんとアナ・デ・アルマスさんに、しっちゃかめっちゃかにされてしまう例の作品とは全く別でございます。あちらは2015年、イーライ・ロス監督・脚本による『ノック・ノック』(Knock Knock)。

こちらはもっともっと粗雑な印象の強い、残念な作品でございます。

とある町で高校生を対象とした猟奇的な連続殺人事件が勃発、女性刑事ビリー・ベガさんは明らかに怪しい用務員トロイ君を厳しく尋問しますが、老刑事マイク・ソトさんは懐疑的、真犯人は別にいることを見抜いていたのでありました。さてさて、真犯人の正体や如何に。

ご遺体を「損壊」する際のグロテスクな描写にすべてのパラメータを割り振ったようなコアな仕上がり。

確かシンディという名前の女の子だったと思いますが、殺された後、ご無体にも「損壊」を受けまして、惨たらしい有り様でシャワー室に吊るされるのですが、一瞬だけ目を開ける場面がありました。

実は生きている、ということでしたら納得もいくのですが、どうやらそうでもないご様子、もしも単なる気まぐれなお遊びでございましたら、さらにいっそう、どこまでも、果てしなく冷めてしまいますので、そういうご気楽ななんちゃって演出はなるべくご遠慮いただきたいと思うワタクシです。
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