MamoruTakahashi

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャーのMamoruTakahashiのレビュー・感想・評価

3.2
ライ麦畑で捕まえて(原題はキャッチャーインザライ。「ライ麦畑で捕まえて」だと詩的ではあるけど、誰かが捕まえて欲しいの?もしくは捕まえて何するの?っていうミスリードがあるからあまり好きじゃない)の作者、J.D.サリンジャーの伝記映画。

良き指導者に会って才能が開花する描写や、
戦争の苦悩がどれだけ人を変えてしまうのか、
成功者のジレンマなど
伝記映画としてそのあたりがよく伝わってくる。

主人公を自分だと思ってしまう若者でいっぱいになるのは、
太宰もそうだったし傑作の証拠。
(めっちゃ怖かったけど、、)
僕も思春期に読んでたらブッ刺さってたろうな。