結婚式のメンバーに投稿された感想・評価 - 5ページ目

『結婚式のメンバー』に投稿された感想・評価

【詳述は、『闇に浮かぶ犯罪』欄で】正にこの米良心の作家の巨匠期、こんなもろ舞台⋅南部⋅文学の世界を、真にリッチに描き上げてる。プロデューサーのクレイマーの力が大かも。
50年代のハリウッド映画にしてはずいぶん変わった、まるでサンダンスで賞とか取ってそうなシナリオ。音楽も当時からするとだいぶ新しいような印象だった。

説明不可能な“何か”にがんじがらめに縛られながら居場所を見つけられないでいる少女の多感さゆえの危うさ。世界へ向けられた答えなき問いが終始木霊していて苦しい。なんとなく『なまいきシャルロット』のC・ゲ…

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ENDO

ENDOの感想・評価

4.2

否が応でも成長してしまう残酷さ。フランキーからF.ジャスミンそしてフランシスへと劇的に変わる12歳の夏。ジュリー・ハリスが狭い家の中を縦横無尽に暴れ回る。どこにも所属できないと嘆きつつあまりにも強い…

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フレッド・ジンネマン監督作品。
製作:スタンリー・クレイマー。
アメリカ南部の湿地帯。12歳の癇癪持ちの少女フランキーは、兄の結婚での新婚旅行に同行して、閉塞的な村を出ようと計画するが・・・という話…

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シネマヴェーラでジンネマン『地上より永遠に』『結婚式のメンバー』シオドマク『大いなる罪びと』
『結婚式のメンバー』本特集の注目作。
ノッポで痩せっぽち、ソバカス顔のジュリー・ハリスが明日の姉の結婚式…

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スタンリー・クレイマー製作。ほとんどエセル・ウォーターズ、ジュリー・ハリス、ブランドン・デ・ワイルドの3人による会話劇で、舞台劇を観ているようだ。
少女は閉鎖的で排他的な町から出て行きたい。しかし新…

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一

一の感想・評価

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小説の映画化というよりは、マッカラーズ自身が脚色したという先行する舞台版の映画化なのだろう。高密度の台所会話劇。舞台版からそのままスライドした主演三人ホント素晴らしい。20代のジュリー・ハリスが演じ…

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ブルージーなテーマ曲が南部田舎の風景に乗るオープニングでノワール!と思いきや結婚式に恋する12歳ボーイッシュ筋肉質少女が黒人家政婦の部屋の中で暴れ回り世界に悪態をつくだけみたいな内容なのだったが、自…

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か

かの感想・評価

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人物の存在感が良い。
場面があまり変わらず演劇的な映画。会話劇がほとんど。
主人公の女の子がかなり癖の強い人物で、発言内容が面白く、オッとなるが、その割にはお話としては特に何も起きない。彼女の精神的…

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