もし電気が使えなくなった世界で、どう生きるか?
と災害や電磁パルス攻撃に太陽フレアが心配な昨今、よく考えるので鑑賞。
だいたい想像通りの展開の中で、真新しい知識を求めて見ていると、バッテリー用の精製水が飲めるなど豆知識が出て来て勉強になる部分もあるのだが、基本的に脚本に穴が多いので映画としては中途半端。
略奪者がほとんど現れないことが日本らしいのか、リアリティがないのか、こればっかりはなってみないと分からない。
ダメな父親が責任を取り戻す姿は、同じ立場として心に迫るものがあり、ご都合主義爆発でもちゃんとしようと思えるものではあった。
この混迷の時代を生きるためのシュミレーションとしては一見の価値があるかもしれないが、マッドマックスの対極に位置する ほのぼのサバイバルムービーでした。