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高校生活の、なんとも言えない閉塞感がビシバシ伝わってくる。狭山市のせいだろうか?高校の時、同じような閉塞感と、退屈と、どうしようもない虚無感を抱いて生活したことあったなぁ。
なんでもない毎日、不幸はないけど刺激も多幸感もない。学校と家の往復の変わり映えのない毎日。友達はいたし楽しかったけど、友達同士で「なにかに埋もれて消えそうなくらい変わらない毎日だね」って会話したのめっちゃ思い出したな。
作品としては、そんな背景をありありと描いていて、現実に金魚を放った当時中学生の4人が本当にそう思っていたかは別として、生々しく若い鋭利さを表現していて好きだった。
でも、色んな「結局」から抜け出すのも自分やで。