母というのは本来、子供に様々なものを与えるものだ。
しかし、この映画の母は奪う。徹底的に。娘の赤ん坊、彼氏、家、全てを奪い尽くすが、その理由は明確に明かされはしない。
困った…。この映画どう捉えれ…
冒頭のシーン、ヴァレリアが裸で部屋から出てきてリンゴを齧るのが示唆的すぎる
アダムより先にイヴがリンゴを食べたってことなのかな
最後で、タクシーに乗った彼女の顔がだんだん変わるあたり『卒業』を…
本当にこの監督の映画にはいつもびっくりさせられます。なかなか先が読めません。
この映画、「母という名の女」のタイトルもそうですが、「母性などない。あるのは欲望だけー。隣にいるのは母ではなく、女とい…
母親を"女"として(最低な部分を)片付けているようなタイトルは受け入れられず。ジャケット写真がすべてを物語っている(肥満で不幸せな姉に対する視線、娘のお腹に当てた手…)。スリリングな内容であるが、メ…
>>続きを読む人間の女は動物の雌とどう違うのか。鑑賞後にそんな疑念が浮かんでくる作品だった。雌ライオンは子供を産んで育てるが、群れを守っている雄ライオンが他の雄ライオンに負けて追い払われることがある。新参者の雄…
>>続きを読む今年ベスト級! なんという冷徹な視点、母の強さ、女の欲、男の情けなさ。『母という名の女』17歳で赤ちゃんを生んだ娘、とその母。幼い娘を支えるべく、母が子どもの面倒を見はじめるのだが……。
前作のウ…
ミシェル・フランコ監督との出会いは前作『或る終焉』から。
その衝撃的なラストにとてつもなく驚いた。
とりあえず、ミシェル・フランコの登場人物は突拍子も無いことをすることはわかったw
今回は女の、そ…
©Lucía Films S. de R.L de C.V. 2017