このレビューはネタバレを含みます
Amazon Prime Videoで鑑賞。
現代の個人や社会が有する表面的で姑息な配慮/寛容さ/多様性の尊重の醜い実態を、現代アートや四角形のモチーフを用いて暴き出す。……しかしながら起伏に欠け…
美術館キュレーターの男が携帯を無くす。
寛容な心を、というテーマの現代アート展示。
不愉快だったり不安な事が起きて、楽しくない内容か。それも許せるか、ってことなのか。男の子の怒り方ムカつく。
エリザ…
現代アートとアートビジネス、クレーマー団体をそれぞれ批判的に描いている点は好感が持てる。しかし、その結論が「日常生活の身近な平等や思いやりこそが大切」と言った拍子抜けするような教訓になってしまってお…
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DVDで。ちょっと画質悪かったような? 気のせい? 戯画化、異化効果、距離置いて見られるように思えて良かったけど。
吹替版、行間を埋める自然な翻訳、喋り言葉、会話で良かった。こんなにクオリティ高い…
【表現の自由・綺麗事の限界】
リューベン・オストルンド監督の現代社会に対する痛烈な皮肉に満ちたブラックコメディ。カンヌ国際映画祭にてパルム・ドールを受賞。
〈あらすじ〉
順風満帆な人生を送るクリ…
丸い物には角が無い
コレは難しい
観終わった時点で スッキリとハッキリとした感情を持ててる人は 少数派だろう
当然 それがオストルンド監督の狙いなのだが…
「ザ・スクエア」とは「境界」であり「隔…
「逆転のトライアングル」が面白かったので、
こちらも観てみました。
リューベン・オストルンド監督の2017年の作品です。
まず、ピンと来たのは
iPadのCFですよね。
全く同様のコトがこの作品で…
リューベン・オストルンド監督の前作「フレンチアルプスで起きたこと」は、家族や狭い領域の人間関係の“気まずさ”を巧妙に描いていました。この作品は、“気まずさ”よりも“不快感”で構成された意地悪な表現…
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