めっちゃよかった。
マリアかっこよくて美しい悪女。
悪女なのかな、裁く目線で描いてないから彼女の生命力のたくましさばかりが印象に残る。男はみんな彼女にほだされる。
不適に魅惑する笑みが忘れられな…
オープニングのぶっ壊れ方から格好良すぎてたまらん。
戦後ドイツのわたしの生きる道。独自過ぎる女の自立を通り越してるのがカッコ良過ぎるし、決まりまくるカットの連続にマリア・ブラウンの衣装もメイクも素敵…
ベートーヴェン第9第3楽章から始まり、歓喜の歌に行かず放送中止のOPと読ませる気ないタイトルクレジットからして冴えてる。ファスビンダー常連勢揃いの中心で、国家の速度を凌駕して1人物凄いスピードで復興…
>>続きを読む(別媒体から感想を転記)
2023/07/29
結婚式の直後に出兵し行方不明になった夫の帰りを待つマリア・ブラウン。第二次世界大戦を生き抜く自立した女性像を安易にフェミニズムの勝利に帰結させない疑…
このレビューはネタバレを含みます
爆撃の中で入籍し、
でも翌日には旦那が出兵し、
終戦後も帰らない旦那を待ちつつ
米兵相手のホステスをし、
旦那は戦死したと聞いて
米兵と懇ろになって妊娠し、
その米兵とおっ始めようとしたところに
旦…
このレビューはネタバレを含みます
「世界にはたくさんの男がいる」
「他の男を見つけなさい」と、戦争で側に居ないとはいえ、夫のいる人に別の男性を探すようけしかけることに違和感があった。
これはファスビンダーの性的指向から来るものかと思…
このレビューはネタバレを含みます
『マリア・ブラウンの結婚』は、ヒトラーの肖像画が爆撃で吹き飛ぶ象徴的なシークエンスに始まり、ドイツ連邦共和国の歴代首相の顔写真…アデナウアー、エアハルト、キージンガーをネガで、そしてシュミットがネガ…
>>続きを読むフェミニズム と思いながらも 描写の一つ一つは(哀れなるものたち と同じく?)細かく準拠してないし、露骨なオチも含めて 戦後ドイツで生き残った人々の罪悪感ばっかり見える。
1人の男の為に他の全てを踏…
© RAINER WERNER FASSBINDER FOUNDATION