物語を反復してしまう、物語に囚われてしまう人生。
それは、「ステファン」を駅で見送り、「2週間後」の再開を約しながらも裏切られる、リーザの孤独な物語であると同時に、また女たちを置いて出かけ、一夜限…
「待つ」瞬間をほとんど省略している。なぜ男に惹かれ、死ぬのかがほとんど説明されない点でこれはメタメロドラマ。
長回しとは言わないまでもよく動き、複数ショットを一つのショットに集約させているショット…
話が私に合わなさすぎて。こんなくだらん顔ばかり良いチャラ男にはまる女の気持ちがわからないので、単純にバカ女としか思えない。
でもホスト狂いになる女なんて山ほどいるんだから現実にもこの手の女性は多いで…
大抵、古い映画を見ていると文化の違いや映画文法自体が見慣れないものだったりして理解が遅れることがあるけど、オルフュスの映画はすんなり話が理解できる。
物語と映像演出のマッチ具合が半端じゃない。決して…
何じゃこりゃ? というくらいの超ウルトラメロメロの文芸映画です。
原作発表時の1922年にはこういうのがウケたんでしょうか? ・・・ と言うか、現代でもばかウケです。TOMATOMETER100%で…
???の連続でした。リザにとっては「忘れじの面影」だがプレイボーイピアニスト・ステファンにとっては「忘れちゃって思い出せない面影」でした。10年の歳月隔たりあったにせよ関係結んだ女の面影全く憶えてい…
>>続きを読む「映画を見る上で最も不幸なのは、その作品を古典的名作だと知った上で観ることである」みたいなことを四方田犬彦か加藤幹郎のどっちかが言っていた記憶があるけれど、まさにそれ。メロドラマとしての強度以外に特…
>>続きを読む