炭坑
1906年に起こった事故を第一次世界大戦後のフランスを舞台に映画化
その設定ゆえに殺しあった関係でも国を越え仲間同士なら助け合うことができるという反戦映画になっている
劇伴も少なく静かに淡々…
このレビューはネタバレを含みます
20世紀初頭に実際にあった炭坑事故を元にした作品。
フランスとドイツをまたぐ炭鉱でガス漏れによる落盤事故が起こり、フランス側の坑夫が生き埋めにされる。
その自体を知ったドイツの炭坑夫たちは救援隊を結…
フランスとドイツの国境にまたがって広がる炭坑において、フランス側でガス漏れによる爆発事故が起こる。戦争から間もない両国間は緊張状態にあったが、ドイツの炭坑夫たちは生き埋め状態にあるフランスの炭坑夫た…
>>続きを読む集団シャワー室の規模感に喰らう。あの吊り下げ式の脱衣システムが謎。フランス側の老爺が孫を救う為に1人で梯子を降りていく構図が凄まじい。落盤の暴力性にも震える。ガスマスク越しの握手が素晴らしい。主人公…
>>続きを読む地下坑道の鉄柵の看板に刻まれた「FRONTIERE 1919」という『西部戦線一九一八年』への目配せ。炭坑内部を移動するカメラが捉える坑夫たちの仕事ぶりやいざガス爆発が起きた際の迫力ある描写が素晴ら…
>>続きを読むフランスで実際に起こった炭坑事故を下敷きにした映画です。フランス側の炭坑で大爆発が起こってしまい坑道に取り残されたフランス人炭坑夫たちをドイツ人炭坑夫たちが救出に向かうお話でした。隣国でずっと争いを…
>>続きを読む最後、渋いなあ。
トーキー初期のくせに、音の使い方秀逸。金属音から機関銃の銃声に繋がり、導かれる戦争のフラッシュバック。
暗く重たい画面もシンプルによい。走ってくる男たちのドリーアウト。
どこをとっ…
【『ライトハウス』に影響与えた作品】
爆発事故があった炭坑に取り残された人を救助する話。死人が出ているのではと思うほど壮絶な冒険。装備や炭坑のセットが魅力的。『ライトハウス』に影響与えたのだとか。ア…
WW1終結後、国境が変わってドイツとフランスに分断された炭坑が舞台。
フランス側の坑道で大規模火災が起こる。少し前まで敵だったドイツ人炭坑夫がそれを助けにいく話。作中、二カ国語が飛び交う構成。
現在…