T太郎

ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジのT太郎のレビュー・感想・評価

3.7
904
最近、渋めの映画が多かったので、今回派手め作品を選んでみた。

シリーズ第2弾だ。
前作よりコメディ色強めで楽しかった。

ストーリーは簡単だ。
シリアルキラーのクレタス死刑囚(ウディ・ハレルソン)が、主人公のエディ(トム・ハーディー)の腕に噛みついた事により、彼にヴェノムの分身が寄生してしまう。

シリアルキラーと怪物の融合だ。
えげつなく強い。
暴れ倒し、食い散らかして刑務所を易々と脱出するのである。

クレタスは恋人のフランシス(ナオミ・ハリス)をまず探し出す。

このフランシスもまた厄介な人物である。
声がめちゃめちゃデカいのだ。
どれくらいデカいかと言うと、おいでやす小田氏よりデカいのだ。
殺人級のデカさなのである。

なんか違うような気がするが・・・
まあいい、気にしない気にしない。

とにかく、そんな二人とヴェノムが戦うのだ。
大小の枝葉はあるが要はそんな物語である。

ヴェノムとは一体なんぞや?
そう思われる向きもあろう。
私が説明してもいいのだが「1」を観ていただく方が手っ取り早いと思われる。

「1」を観てください。
(こらこら)

マーベル作品である。
そもそも“ヴェノム”は「スパイダーマン」から派生したキャラクターらしい。

「アベンジャーズ」には登場しなかったが、これからMCUの世界に関わりを持ってくるのかもしれない。

最近、「スパイダーマン ノー・ウェイ・ホーム」を鑑賞したのだが、ちょびっとだけエディとヴェノムが登場していたのだ。

この先が色々楽しみである。

とは言いながらも、“ユニバース”とかいう概念には一抹の不安も感じる。
何でも有りになってしまいそうで。

       閑話休題

ダンがヴェノムに気に入られた事は何よりである。
食われる心配はなさそうだ。
ダンは隠れた名キャラクターなのである。

ダンに注目して鑑賞してみるのも、また乙であろう。
(ダンて誰やね~ん)
T太郎

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