当時の論壇の雰囲気が伝わってはくる。
(1) カミュの作品は、まだ腰をじっくり据えて読んだことはないが、カミュの父の人生こそ、《不条理》に苛まれたものだったのかもしれない。
(2) 6年ぶりの新…
アルベール・カミュについてある程度知ってないと理解が難しい映画かもしれない。
カミュの生涯の忠実になぞっているが、何を伝えないのかがわかりにくくなっている。
ただアルジェリア戦争における彼の立場の丁…
カミュに興味のない人間には退屈な映画かもしれないが、生身のカミュを描くことに心血を注いだことは伝わってくる。彼の小説しか読んだことのない小生にはなにか目が開かせられたような作品。日本で異常な程高い…
>>続きを読む『アルベール・カミュ』
原題 Camus.
製作年2010年。上映時間分。
妻に別れを切り出せないまま、数年ぶりに新作を完成させたアルベール・カミュが、亡くなるまでの数日、故郷のアルジェリアと母、パ…
名前だけ知っていたアルベールカミュ
思っていたのとは違った
ただ、哲学者としてのカミュかと思ったが教壇で教えを説くとか
そういう講師としてのものではなく
どちらかというと戦士、のようなものだった…
映画『異邦人』で想像した通りの人物像だった。カミュの「異邦人」は内容をすっかり忘れていたほど昔に読み、他は読んでいないと思っていたが、戯曲の「カリギュラ」「誤解」を近年読んでいた。半世紀以上昔の訳だ…
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