エスケープ　ナチスからの逃亡の先生のネタバレレビュー・内容・結末

まあまあ。題材というか、要素は良いけどそれを活かしきれてない感じ。
たぶんフィクションだからこそ盛り込めただろう要素が消化不燃料。

主人公一家がじわじわナチスの手が迫ってくるところと、そこからの逃亡のスピード感が良かった。赤いコートを捨てるところも良かった。男の子の振りをするのも、農場の状態も良かった。はからずも長男の座を奪ってしまったり、母親のペンダントを見つけてしまったりとか。

最後、お世話になった母親が訪れるのも良かった。映像の世紀で見たなあ。ていうか、夫も息子も亡くして、ドイツ兵を招かざるをえなくなっていた状況だもんな。生きててすごい。