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シャレードのkanegon69のレビュー・感想・評価

シャレード(1963年製作の映画)
4.0
資産家と結婚したレジーナ(オードリー・ヘップバーン)は、離婚を決意して旅行先からパリの自宅へ戻ると、自宅の家具は全て売却されも抜けの殻になっていた。警察によると夫は家財道具一式を売り払い、25万ドルを手に入れてパリから脱出中に何者かに列車から突き落とされ殺されたという。夫の葬式に不審な3人が現れる。CIAの人間と面会し、ある重大な秘密を告げられる。旅行先で知り合った謎の男(ケーリー・グラント)も加わり、一体だれが夫を殺したのか、次々に展開する話に、謎が深まっていく、、

オードリー・ヘップバーンの映画で、相変わらず華奢で美しかったですが、この映画はストーリーがとても面白かったですね。サスペンス・ミステリー仕立てになっていますが、それほど重すぎず、時にコメディータッチもありながら、後半でますます誰が誰かどんどん分からなくなっていきます。エンディングで、あぁ、、となるこの映画。とてもよかったですね。古いパリの景色も見れて貴重な映画だったと思います。消失したノートルダム大聖堂、古いメトロの駅・電車、パレ・ロワイヤル、その点でもとても楽しめました。
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