あーぁ

必殺! 恐竜神父のあーぁのレビュー・感想・評価

必殺! 恐竜神父(2018年製作の映画)
3.5
ジュラシック神父 vsポンコツニンジャ集団の逆襲。

かいつまんで言うと神父が恐竜に変身してニンジャと戦う話。
嘘だと思うけどまぢで実際にそうなんだから仕方ない。

どう見てもそこが近所の裏山であってもCHINAってテロップが出ればそこがCHINAになるし、VFX:CAR ON FIREってテロップが出れば何も起きてないシーンでも車が燃えているのである。

言葉の重みってすごい。

映画始まっていきなし両親が車と爆発すっけど、場面としては全く何も起こってなくて車炎上の一文字で片付けられる冒頭でこの映画がどれほど馬鹿なのかが一瞬で理解出来るのだ。

そんな傷心中の神父が中国で見つけた謎の恐竜の牙から思いもよらぬ力を授かり悪のニンジャ軍団との抗争にその身を投じると言うジャケ見ただけでそのカオスっぷりが一目瞭然なポンコツ映画。

もう本人に似せる気とかさらさら無いくらい首チョンパした首が普通にマネキンですし、悪の軍団がなんでニンジャなのかとか色々疑問は数あれど、

神父姿のヴェロキラプトルちゃんがムシャムシャと悪もんを食べるだけで可愛いね〜美味しそうだね〜と楽しく観れるので、こないだみたジュラシックプレデターより100倍楽しかったです。

自分たちでぶっ殺したクセに敵のニンジャですらヒロインの死を悼んだり、後半になるにつれて何見せられとんのやろ感がゴイゴイスーだけど、いつの間にかラストでは全て許せる仏になっていた。
そんな自分にまぢアーメン。
あーぁ

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