"あなたを殺さなきゃいけなくなる…分かってるでしょ"
【STORY】
水の精ウンディーネの物語を、現代社会を舞台に映画化。
すべて運命づけられたかのような、儚く不穏な恋物語。
【一言まとめ…
もしもこの映画が、都市論として描かれていたなら、最高に素晴らしかったのにと思わずにいられなかった。
その萌芽は、女性の主人公がベルリンの都市開発の研究者であり、博物館のガイドとして働く設定に表れて…
ベルリン都市開発の解説者として働く“ウィンディーネ”は、彼氏にフラれたことで「私を捨てたら殺す」と言い張りますが、結局は別れてしまう。だが、心やさしい潜水士と出会いまた恋に落ちる。
しかし、恋の絶頂…
ギリシャ神話における水の精霊である「ウンディーネ」の話を下地にしながらも、舞台を現代のベルリンに設定し、都市を俯瞰するような撮影と、歴史の具体的な説明を含んだ演出がなされている。そのせいか水中の映像…
>>続きを読む久々に観た素敵な物語。仏語で言う水の精霊オンディーヌ。愛の喪失には哀しい宿命が待つ。潜水作業員と惹かれ合う彼女。 Ich liebe dich. 沢山の水辺シーンと対照的な博物館勤務時。バッハ協奏曲…
>>続きを読む舞台はベルリン。博物館で学芸員をしているウンディーネは、恋人ヨハネスから別れを切り出された直後に、潜水士をしているというクリストフと知り合う。やがてクリストフと深く愛し合うようになった彼女の元に、よ…
>>続きを読むベルリンの街並みを背景にしたミステリーとも捉え難いこのドラマは、欧州諸国における水の精霊である「ウンディーネ」の物語が下地となっているが、(日本でいう水妖だと人魚や河童が一般的かも。)基本的なウンデ…
>>続きを読む(c) SCHRAMM FILM / LES FILMS DU LOSANGE / ZDF / ARTE / ARTE France Cinéma 2020