勿論ナチスの非道を描いたものであろうがコッホの挙動だけ見ていると面白さが勝る。偏屈で傲慢なこの中年男は、自分が加担したもののおぞましさには目がいかず、その身がとうに大罪を背負っていることに気づかず、…
>>続きを読むどこまでが実話なのだろう。原作があり、いくつかの実話のエピソードを集めて描いたとのこと。
ユダヤ人がペルシャ人になりすまし、ナチスの将校にニセのペルシャ語を教えることで生き延びる。
でたらめのペ…
このレビューはネタバレを含みます
覚えなければならない架空の言葉と覚えてしまった名前というこの構図。最後まで唸ってしまう脚本だった。
「無知」をどう表現するかで全然見え方変わってくる。あまりにも報われない形で終わるのだけは嫌だと思っ…
ペルシャ人になりすまし、ナチス将校に架空のペルシャ語を教えることで処刑を免れたホロコースト生存者のお話。
ユダヤ人収容者の名前から架空のペルシャ単語を2840語も作り上げたジル。ナチスが退却する際…
オチが新鮮で良かった。
思ってたのと真逆の終わり方。
立場が違う2人の話って、友情が芽生えてハッピーエンドになるって勝手に思い込んでた節があると痛感した。
大尉がいくら気をかけても(多分同性愛者…
展開が面白いうえにホロコーストを描いた作品としても心に深く刺さるものがあり、明日は我が身の過酷な状況下に置かれながら善と悪の狭間で揺れ動いていく主人公の姿に胸が熱くなった。
自らがペルシャ人であ…
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