このレビューはネタバレを含みます
原作小説を勧められ、小説読んだ後に映画鑑賞。
正直面白さでいうと面白くない。
なんなら普段の私なら絶対観ないであろう作品。
独特の世界観がなんともいえない。空と戦闘機はとても綺麗だが登場人物みんな人形にみえてちょっと怖かった。
内容としてもなんだろう、、はっきりとしたストーリーはなく、1回みただけでは理解するのが難しい作品だなって印象。だけど再度見直すか？と聞かれると正直見直したくない。
全体的に暗く切ない。
平和を守るために戦い続けるパイロットの話だが、キルドレと呼ばれる彼ら、彼女は戦争にパイロットとして出撃し死ぬ。成長は止まってるから大人にもならない。ただそんな彼らの中で異質である草薙。
戦争がなくなればいいとかそんな簡単な話ではなく、戦争をビジネスとして観てるところもあるからか簡単に撃ち落とされない、無敵の黒豹。
平和を維持するために戦ってるキルドレの何気ない日常を描いていて大きな展開などないから退屈にみえるものの、彼ら、彼女らにとっての何気ない日常が永遠とループし、終わりがみえないところに恐怖さえ感じる。敵に落とされても再度生まれ変わり前回の記憶はなくなりまたキルドレとして生きる、、
最初から最後まで救いがないなぁと感じた、、
どのシーンにもいろんな含みが入ってるようにみえて見返すたんびに気づきがある作品だろうなと感じた。
