ボヤンシー 眼差しの向こうにの作品情報・感想・評価・動画配信

『ボヤンシー 眼差しの向こうに』に投稿された感想・評価

3.8
794件のレビュー
shin

shinの感想・評価

3.8

このレビューはネタバレを含みます

14歳の少年を通して格差社会、家庭環境、奴隷の実態が描かれていた。
同世代で溢れる通学路を主人公は汗だくになって重い肥料を運ぶ。ヤシの木の上から見えるすぐそこの風景は車が行き交う現代的な社会。印象的…

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ぶん

ぶんの感想・評価

3.8

いやぁなんかこれは面白かった。
こういう事は危険な東南アジアではよくあると思うんだけど、そしてそれを物語にした映画もよくあると思うんだけど、少年の変化が意外でどうなっちゃうんだろと思ったよ。
かわい…

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14歳にして、世の中の不条理やら理不尽を思い知る。
環境次第で人は鬼にも仏にもなれるんだな。
ラスト、家族さえも見限って、いったい彼はどこへ向かうのか。
世の中の悪が生まれる様を見た気がした。

先進国の欲望の資本主義をこれでもかというくらい摂取させられる問題作。

既知な点はあるものの、また映画とは言えここまで苛烈で陰惨を極めているとは。

劇伴なしがおぞましさに拍車をかける。

安い商品…

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海洋地獄もの。

東南アジアで人身売買された児童が漁船に乗せられ奴隷労働させられている実態を告発する作品。

暴力には暴力で抗うしかないのがつらい。
AiR8

AiR8の感想・評価

3.5
「TALK TO ME」から製作つながりで観てみた掘り出し物の映画。
恐ろしいうえに主人公の男の子の"眼"に惹きつけられて気づいたらエンドロール…
たな

たなの感想・評価

4.0
これは結構良い副題、、

自分の国でも遠く離れた国のことでも、
おかしいと思った時に行動に移せる大人になりたい。

まだ10代の子どもが貧困からタイへ密入国して強制労働をさせられるというハードなストーリー。ほぼ全てのシーンが船の上で展開され、逃げ場のない閉鎖空間でブローカーにそれぞれの命を人質にされた労働者達の日…

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タイトルの「buoyancy(浮力)」という単語を初めて知った。自力で浮かび上がらなければ死んでしまう。力尽きた船員が海へ沈んでいくシーンもあり、内容を的確に表すタイトルだった。

劣悪な漁船で奴隷…

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Ebknz

Ebknzの感想・評価

4.0

これ現実ってマジか…

この現状を業界や政府が知らない訳ないだろうし、知ってるとしたら輸入すること自体いいのか?

これが事実だとしたら知らないフリなんてもう出来ないし、なるべく加担しないように、自…

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