ナンデヤネン

ハウス・オブ・グッチのナンデヤネンのネタバレレビュー・内容・結末

ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

オールスターキャスト。リドリー・スコット監督だからこそ集められたキャストでしょう。それぞれのキャラクターが際立っていて甲乙つけ難し。ジェレミー・アイアンズ演じるロドルフォは気品があってエレガント。まさにブルジョワですな。ファッション、サングラス姿が格好良すぎる。そしてグッチ家の窓際族、お花畑のパオロを演じるジャレッド・レトの芝居はぶっ飛んでいて一人気を吐いていた。喋り方が面白いのなんのw。
出所したアルドが息子パオロの自宅で過ごすひと時。アルドとパオロのかけ合いがまるで漫才のようで笑ってしまう。金に目が眩んでグッチ株を売ってしまったバカ息子を嘆きながらも彼を抱きしめるアルド。日頃バカ息子と言いながらも、息子を愛してやまないアルドの愛情を強く感じる。この後の契約書にサインするシーンといい、もはやこの二人は漫才コンビだと思う。そうそう、パオロがゲームしててタックルされたか転倒して鼻血を出すシーンも面白かったな。
我が敬愛するアル・パチーノ御大。相変わらず渋くて格好良いんだけどちょっとお腹が出過ぎじゃない?顎にだいぶお肉が付いてきたし。いちファンとしては十年前くらいでいいから以前の体型に戻って欲しい。久しぶりにスリムな体形で主演張ってる次作を観たい今日この頃である。
ナンデヤネン

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