後世に胸糞映画の秀作として評価されるであろう作品。最高に後味が悪い。そして怖かった。ハサミのカットはどうやって撮ったのだろう。まさか本物じゃないだろうが、あれはキツかった。(汗)
そりゃハリウッドが映>>続きを読む
3時間の大作。作品によっては時間の長さを感じさせないものもあるが、これは長く感じた。オッペンハイマーがロスアラモスに赴任するまでの尺は編集で短くできたんじゃない?前半部分は終始うとうとしてしまって、多>>続きを読む
見終わって直感的にこれくらい点数をあげてもいいと思った。それくらい面白かった。あのどんでん返しには参ったわ。
韓国ノワールでこんなに明るいハッピーエンドを迎える作品て珍しい。『明るい韓国ノワール』とで>>続きを読む
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「オーメン」(1976)の前日譚としては予想以上にちゃんと作り込まれてるなぁという印象。でも序盤はスローテンポで少々退屈した。マーガレットがカルリータの出生記録を探すあたりからようやく面白くなってくる>>続きを読む
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「ダイハード2」「グリフハンガー」「ロング・キス・グッドナイト」…etc
あの頃は大ヒット作連発してたのに、どうしたレニー・ハーリン。あの時の勢いはどこへやら。2000年以降は「こんなん日本公開されて>>続きを読む
久しぶりに救いのない作品を観た。
あの時、正直に通報していれば事故で済んでいたかも知れない。マイホームという欲に負けてしまった。クライマックスは怒涛の如く畳みかけるような悲劇が待っていた。ラスト、ムン>>続きを読む
ダグラス、半生を語る。。。というような内容。
従来のリュック・ベッソン作品に見られるアクションやスタイリッシュさを期待していたら肩透かしを喰らうかもしれない。本作は会話劇というかダグラスの回想録と言っ>>続きを読む
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うーん、及第点は取れてるんだけどあまりはまらなかった。「キングスマン」シリーズの方がまだ面白い。サム・ロックウェルのスパイも自分には魅力的には感じなかったし。やはり英国のスパイはキングスマンや007の>>続きを読む
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オールスターキャスト。リドリー・スコット監督だからこそ集められたキャストでしょう。それぞれのキャラクターが際立っていて甲乙つけ難し。ジェレミー・アイアンズ演じるロドルフォは気品があってエレガント。まさ>>続きを読む
昔々、一度だけTV地上波で観たきりなんだけど、こんなに淡々としていたっけ?
なぜベスはバックだけを寵愛したのか。その理由を知りたかった。それが描かれていれば自分はこの作品にもっとのめり込んでいただろう>>続きを読む
無口な男を高倉健が演じたらなぜこんなに格好いいのか。自分もこんな風に年をとっていけたらとつくづく思う。そこにいるだけで存在感があるというか。例えば啓太と初めて蛍に行った時。カウンターに座ってほとんど喋>>続きを読む
オープニングクレジットの頭にどーんと大きくエンニオ・モリコーネの名前が。へぇ〜、こんな作品(と言っちゃ失礼だが)も手がげてるんだ。彼が手がける作品は多岐にわたるなぁと。音楽を聴いてモリコーネだ!と分か>>続きを読む
頭を使い過ぎると映画を楽しめなくなる。アンソニーにとって何が現実で何が幻想なのか、誰が誰なのか、観ている私もそれが分からなくなり、たぶん自分も頭の整理ができていない。他方でアンソニー・ホプキンスが物忘>>続きを読む
頭を空っぽにして観ればエンターテイメントとしてかなり楽しめる作品である。テンポは良かったし、マイケル・キートン、サミュエル・L・ジャクソン、ロバート・パトリックと共演者が豪華である。その意味でこの点数>>続きを読む
リッキーの家族を取り巻く経済的苦境は我々の日常生活にとっても隣り合わせですごく身近な問題である。独立ドライバーといっても車はレンタル料払って会社から借りるか自腹で買わなくてはならない。自分で代わりのド>>続きを読む
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スタイリッシュという言葉がぴったりのアクション映画。点数の通り楽しめたんだけど彼演じるウィガンがポーカーフェイスで喜怒哀楽を表さない。生身の人間らしさが薄かったという点で主人公に深く感情移入できなかっ>>続きを読む
独裁国家の有り様を皇宮アパートに凝縮させたのが本作品と解釈した。住民たちが連呼する「キム・ヨンタク万歳!」の台詞に総毛立ってしまった。その台詞を浴びて気弱なヨンタクの表情がみるみるうちに自信に満ちた表>>続きを読む
60年ほど前の作品であるが、宮川一夫が撮った絵は今でもすごく新しく感じるのが摩訶不思議。新しいんだけど自己主張しておらず前後の絵と調和している。
シリーズ二度目の兄弟共演。当時の若山富三郎(城健三郎)>>続きを読む
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渋いというか地味というか....。う〜んという感じ。普通のおじさんが主人公なのは人間味があっていいんだけど、おじさん自体が地味過ぎて惹かれるものがなかった。警備会社の同僚も年配の人が多く地味だった。>>続きを読む
北アイルランド問題の歴史をたどれば中世にまでさかのぼる。イギリスによる植民地化政策によって生まれるプロテスタント対カトリックの宗教対立。パレスチナ問題しかり、宗教対立は歴史が長いだけに難解だし解決する>>続きを読む
これを観ているうちに「カッコーの巣の上で」と重なってしまった。差し詰め修道院長がラチェッドでバーナデッドがマクマーフィーといったところか。ストーリーの構造としてはよく似ている印象を持った。
不当な理由>>続きを読む
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ずっとずっと観たかった作品でとても期待していたんだけど、ちょっと肩透かしかな。一体何を言いたいのか。…というのが見終わった直後の感想でした。でも、付録の監督のインタビューを観たら、これ、監督の実体験だ>>続きを読む
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なんせ登場人物が多いので一度の鑑賞でそれを理解するのは難しいかも。特にメデジン・カルテルの幹部連中が組織の中でどういう役割を担っているのか。二度見するかメモを取りながら観るか。組織の全容を理解しながら>>続きを読む
“世界の北野”作品に相応しい豪華キャスト。みなさんの言う通りコテコテの名古屋弁を喋ってキレッキレの信長を演じた加瀬亮は言わずもがなだが、個人的には中村獅童にあっばれ!をあげたい。彼は歌舞伎の芝居はでき>>続きを読む
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本作品はサスペンス映画として紹介されているけどそうじゃないな。これは社会派ドラマでしょう。クライマックスまですごく静か。本編のほとんどが静かである。ストーリーの起伏が少なく期待していた分ちょっと退屈し>>続きを読む
伝記映画なのか愛憎劇なのか。自分は前者と認識して観たのだが、それにしてもナポレオンとジョゼフィーヌの付かず離れずの不思議な関係がずっと描かれていてどちらに主眼を置いているのか中途半端だった。
兵士の前>>続きを読む
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少女二人に異変が現れてから悪魔祓いをするに至るまでの切羽詰まった感が感じられず展開が早いなと感じた。スピーディーな展開。その点、初作は色んな検査をして原因が分からず、悪魔祓いに頼らざるを得なかったとい>>続きを読む
冒頭からのバイオリンが奏でる不協和音からして不気味な雰囲気を漂わせる。雰囲気はすごい自分好みの作品なんだけど、終わってみればいまいちよく分からないような、結構評価するのが難しい。
まずジャンヌがなぜル>>続きを読む
主人公は名前を語らない、過去を語らない、謎の人物。牧師だと言うだけ。西部劇としてさしたるオリジナリティーはないんだけど引き込まれるように面白かった。ラストカットはまるで「シェーン」。暴虐の限りを尽くす>>続きを読む
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うーん、ちょっと消化不良だなぁ。というか、アントワーヌと対立する兄弟がどうなったのか描き切って欲しかった。私自身、あの兄弟には十分胸糞悪さを抱いていたので、いち観客として「ざまぁ見やがれ」とスッキリす>>続きを読む
一応ブラムハウスの作品なんだけどホラー映画としては全然怖くない。劇場公開時どうだったか知らないけど、年齢制限なしで普通に子供でも見れるやん、て感じ。定番の無難な作りで普通に楽しめる作品だと思う。
ケイ>>続きを読む
超メジャーな俳優が主演してるのに上映館が少ないからあまり期待せずに座席に座ったんだけどなかなか面白い。某レンタルビデオ店で言うところの「発掘良品」である。アクション映画ではあるが典型的な娯楽作品という>>続きを読む
公式サイトには社会派サスペンスと銘打っているが社会派ドラマといった方が妥当だろう。サスペンス要素はほとんどない。
イザベル・ユペールは「エル」に続いて今回も性描写で強烈インパクトを与えている。このカッ>>続きを読む
シリーズ全作、映画館で拝見しました。
前作に比べたらかなり面白かったけど、やはり初作には及ばない。そんな感想です。初作なら4.0以上あげるんだけど本作はこんな感じ。
まずラスボスがマフィアのボスにして>>続きを読む
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郊外のレイトショーだったので客数は少なくゆったり見ることができた。高校生ぐらいの息子さんと父親が何組か混じっていたが、鑑賞後「えぐ〜」とか「(俯瞰ショットの銃撃戦を)ゲームみたい」などと話が盛り上がっ>>続きを読む
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手段は違えど目的は同じだったということか…。
単なる犯人捜しに終わってない所は工夫が見られて評価できるのだが、如何せん難しかった。ちょっと複雑だったかな。二人の正体が徐々に明らかになっていくのだが、そ>>続きを読む