2024/05/04 94分
🟢レビュー
ひたすら重苦しい。
一つだけ救いなのは多くの人が自身が知ることを隠すことなく話していると思えること。
国、家族、仲間、自身にとって不都合なことを話している…
被害者と加害者
積極的加害者、消極的加害者
集団意識
認めたくない、信じたくない
自国(自軍)への信頼と誇り
虐殺については信じない(何をしてたかは知っていた。けど自分は“やってない”)
国際裁判…
ナチス支配下のドイツを生きた、高齢者達のインタビュー集。
戦争犯罪の被害者側でなく、加害者側のインタビューというのは珍しく、興味深く見る事が出来ました。
子供時代のヒトラーユーゲントでの思い出を…
定期的に見たほうが良い、全人類が見るべきドキュメンタリー作品だと思った。
証言する人は様々で、選択肢がないまま洗脳され、それが良いことだと信じていたが、あとになって、すべきことじゃなかったと後悔し…
とても貴重なドキュメンタリーだと思う。
ドイツ側の心境を初めて知った。
SSに所属していたことを恥じ、直接手は下していなくても罪だと認め、それを後世に伝えようとしてる方。
一方で今でも誇りでエリー…
そりゃ時代に迎合したから生き残れたんでしょうね。疑問を唱えていれば殺されていたはず。
「自分を加害者だと思うか」インタビュアーも終始躊躇なく切り込んでいる。
虐殺には関わっていない、エリートに属した…
序盤は子供達が
いかに自然にナチスに憧れて、
その思想に染まっていくか。
それは日本の軍国少年達と
何も変わらない。
第一次大戦後に生まれた子供達。
ユダヤ人の腹を刺すために
ナイフを研ごうって歌を…
子どもの頃からホロコースト題材の作品が
妙に心惹かれるところがあって
予告編で観た時にすぐ観たいと感じた
中でも当時の加害者側と、言っていいのか迷うような方も含めて
加担してしまったと思われる人…
知らなかったと言う人がおりつつも、ヒトラーを支持すると言う元SS隊員がいることの衝撃。でも彼もユダヤ人虐殺についてはオブラートに包んでいるけど、当時はどう思っていたのやら。
まず語ってくれること…
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