このレビューはネタバレを含みます
まだとても初歩的な演出で、わかりやすい青春恋愛映画。セリフは特に重くはなく、ずっとバンドの演奏やBGMで流れている音楽の歌詞で、心理を表現していく。
『闇のバイブル 聖少女の詩』のヤロスラバ・シャレ…
ロックの律動に身を委ねながらも、無根拠な男性優位社会が女性の自由を侵害する様が描かれる。主演が、楳図かずおに出てきそうな美少女だったが、『闇のバイブル 聖少女の詩』に出てた女優だった。ちゃんと観なき…
>>続きを読むプロットの根幹にもなり得る「逃避行」を準備するべく、80分のうち1時間も費やしてしまう誠実さに、まずもって心を打たれた。
潔く畳み掛ける結末に仰天するも、ラストカットの曖昧な微笑みに、この話を終えま…
ハンガリーの女性監督マールタ・メーサーロッシュの1970年代の音楽シーン&労働者の若者たちを捉えた作品。
オープニングは、ビートルズ風?のPOPソングに乗せて、自転車で工場に向かう若者たちの群れ。…
【ワークソング】
『土曜の夜と日曜の朝』に音楽が味方し鬼に金棒!っといった感じの作品。楽しさを求めて、音楽に情事に明け暮れる青春。飲み会は多いが虚無も深い様子を描いているので内容面では印象に残らない…
[70年代のブダペストとビート音楽と] 90点
大好き。1950年代から短編ドキュメンタリーを取っていたメーザーロシュは、1970年代になって映画の主人公が労働者に移ってきた頃に長編劇映画製作に転…
© National Film Institute Hungary - Film Archive