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さがすのpeitoのレビュー・感想・評価

さがす(2022年製作の映画)
4.2
愛し合っていても、正義や幸福観は異なるかもしれない。
正義や幸福観を共有した赤の他人と殺しあうかもしれない。
それが幸せかもしれない。
私は誰、あなたは誰、何が幸福か、何が見えているか。探し続けても見つからない。

病院の屋上で、お父ちゃんの正義は指名手配犯と同じものになる。
お父ちゃんは妻と娘のために、全て行動した。
娘は違うものを見ていた。母の自殺も直接見たわけではない。父の行動原理も知らない。

見つめあおうとして、交わらない視線。止まらないラリー。見えないボール。

おっぱいを見たのに役立たずだった坊主。
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