MACOSUKEさんの映画レビュー・感想・評価 - 23ページ目

孤狼の血(2018年製作の映画)

3.6

[仁義なき戦い]の模倣品に見えて遠慮がちな作品であった。確かに冒頭の竹野内の広島弁は微笑ましく、果たしてにらんだ通りになるのかしらん、と訝しんだ。ただ松坂が真剣にマル暴の階段を登り始めた辺りから俄然盛>>続きを読む

オールド・ガード(2020年製作の映画)

4.0

『人を助けるのに理由は関係ない。
今日私が助けたあなたはー
明日別の誰かを救う
人は孤独じゃない』
素晴らしい言葉だッ!
絶対続くよねッ!ねッ!

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.4

そもそも、この家族に備わった騙しのスキルと桁外れのバイタリティがあれば十分自力で半地下ぐらいは軽く這い上がれると思いました。わざわざ人ン家に潜り込まんでも。格差問題=妬みひがみ。そのコンプレックスに最>>続きを読む

スモール・ソルジャーズ(1998年製作の映画)

2.0

コマンドー・エリート頑張り過ぎ。
ゴーゴナイトもっと頑張れ。

海にかかる霧(2014年製作の映画)

3.3

弱者は足元を見られるという疑いようの無い世界。ヒステリックに連鎖していくモラルの低下。そして戦きの実話。

縞模様のパジャマの少年(2008年製作の映画)

3.5

因果応報、親の因果が子に報い。にしても神様もあてつけが酷い。

回路(2000年製作の映画)

3.5

3回目。
依存性があるのかしら?たまに何かしらを確認するかのように観たくなる。しかし何もかもが暗いね(笑)

ポゼッション(2012年製作の映画)

3.3

2回目。
どんなんやったかなー?、と改めましてた。リンダブレアに寄せた娘。カラス神父の名言を連呼する父親。所々にエクソシストへのオマージュが見られるのは喜ばしい。ただ可視化した悪魔の演出は見るに堪えな
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クリーピー 偽りの隣人(2016年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ツッコミどころ満載の諸々も、それ以上に鳴り響く黒沢節の大音量に掻き消され、もうお腹いっぱいになりましたッ!影や音に登場人物の心境をのせて語らせる珠玉の技ッ!さすがですッ!しかしバラエティさながらに落と>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

3.9

チャプターごとに1本のPVを観せられてるような気持ちに。耳と目。音楽と共に映像が、ものの見事な調和で3つの穴に雪崩れ込んでくる。ただ残念ながらお話に実はないよ。

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

2.0

女の女による女のための作品。
『スーサイド〜』のエロカワビッチなハーレイを期待すると裏切られるかも。

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

4.0

アンチホラーコメディ、そしてバッドエンド推奨派を掲げる私が唸りましたッ!
渇いてるな、心(笑)

オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.8

マリオで数え切れないほど死にながらも、それでもクリアを目指し少しずつ前進したあの夜を思い出した。

アメリカン・ヒストリーX(1998年製作の映画)

4.2

犯した罪を償い改心したとて、因果応報の前では相応の報いを覚悟しなければならない。あまりにも哀しい結末。

フリーソロ(2018年製作の映画)

4.2

固唾呑みーの、手に汗握りーの。失敗=死ですよッ!こんなリスキーな生き方ありますかッ?ビビリの私は結末観る前にアレックス・オノルドのWikipedia開いて彼の生死を確認してしまいました。すみません。で>>続きを読む

野火(2014年製作の映画)

3.5

死ぬも地獄、生きるも地獄。いやいっそ死んだ方がよっぽど救われるのか。リリー・フランキー、元BLANKEY JET CITYの中村達也そして塚本晋也怪演ッ!

ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.5

「人間万事塞翁が馬」ってこと?お話は興味深かった。けどオレにはテーマがよく見えんかった。本編に終始流れるハリケーンのシーンなんかもきっと意味があるんだろうな。

プリデスティネーション(2014年製作の映画)

4.0

ビバッ!タイムパラドクスッ!鶏や卵や親殺しや言うてる場合じゃありませんッ!もうエゲツないほど拗らせてますッ!切れ目の無いツルツルの輪がクルクルクルクル廻りますよーッ!

ポゼッション(1981年製作の映画)

4.0

解説、考察をもってして初めて深まる作品の愛しさ。地下道での仰天のコンテンポラリーダンス。粘液質の液体に覆われたヌルヌルタコ人間。見え隠れする悪魔さん。狂ったように纏わり付く謎は決してまとまらない。なる>>続きを読む

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

2.8

まさかのループもの?長短ある執拗な長回しを退屈ととるか贅沢ととるか。そこに意味は汲み取れるが面倒臭くも感じたのも事実。コンテは構図も色彩も美しく絵本を見ているような錯覚。

絞殺(1979年製作の映画)

3.5

父親、母親、息子、同級生、先生、バイト、隣人等たち、ひとりとして真面な人間がいない。そしてその全てが狂っている。最後[おわり]の文字さえ狂っていた。

グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.8

2回目。
すっかり忘れてて、ライクアバージンな気持ちで観ました。やはり全ては復讐に収束される結末になるのですが、広げすぎたかにみえた風呂敷を綺麗に畳まれた日にゃ、もう何も言えんとです。

スプライス(2008年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

2匹のチンポコ、そしてアタオカ科学者たちが生み出したバケモノにそれぞれが犯し犯されるお話。その中に母娘の確執を混ぜようとするんだが薄い。やるなら匂わすだけじゃなくガッチリ鼻に押し当てるぐらいの勢いで嗅>>続きを読む

ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.5

やばい、靴紐結ぶたんびに涙出てまうやんけーッ!そしてオレ史上至上のラストッ!ボウイが、ボウイがまた良いいいッ!

ファイト・クラブ(1999年製作の映画)

4.0

終始殴り合い、その後分ち合うだけの味気ないお話かと思い込み、この20年ばかり疎んでた自分を恨みます。

ペット・セメタリー(2019年製作の映画)

2.0

邪悪な存在に成り果ててしまった娘。愛を信じ死を越えようとした人非人の父親。抗えないモノに立ち向かうと、決まって人間は地獄の憂き目にあうというお話。

セブン・シスターズ(2017年製作の映画)

4.3

なかなかの世界観に苦笑いしながら観てたけど、指切りエピソードにいきなり度肝を抜かれ、その後の目眩く展開に最終尻子玉まで引っこ抜かれたッ!