kattyさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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Melanie Martinez: K-12(2019年製作の映画)

1.0

細部まで世界観が一貫していて確かにかわいい…けれど、苦手な描写の連続でわたしはだめだった。

2046 4Kレストア版(2004年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

過去に捉われなくなったら会いにきて、なんてずるすぎる。そんな日が訪れないこと、自分がいちばんわかってるくせに。頬にまで広がる口紅が切なかった。

誰にも言えない秘密を封印している人は掴みどころがなくて
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思い出のマーニー(2014年製作の映画)

4.0

初めてこの作品を映画館でみたときから、ジブリの中でいちばんすきな作品になった。

自分にしかわからないと思っていた複雑で繊細な苦しみを、秘密を、わかろうとしてくれる人がいるってどれだけ心強いんだろう。
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The Beguiled/ビガイルド 欲望のめざめ(2017年製作の映画)

3.0

俯瞰するからかもしれないけれど、全てが仕方がないことのように思えてしまった。邦題があまり好きじゃない。欲望のめざめってなんなん。女の子たち狂ってないよ。狂ってないって思うわたしが狂ってるのか…?

レイニーデイ・イン・ニューヨーク(2019年製作の映画)

2.5

おいおい、これでいいのかよ〜?!となりながら、いつの間にか終わっていた…。ティモシーシャラメとエルファニングがうつくしいので、これでよかったのか…。

A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

第九のシーンで、なるほどって思えた。柱をずっとかりかりしつづけてたのも、メモを読んで成仏できたのも、あれが2人で過ごした時間を示す唯一のものだったからなのかな。

マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

衣装も建築も食事も細部まで本当に本当にきれい。何度も描かれた寝室は、ラストはぐちゃぐちゃに。音楽も相まってすごくよかった。史実云々よりも、ソフィア・コッポラらしい世界観をたのしむ感じ。ひとりの女の子と>>続きを読む

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

予告にもあった包丁を向けるシーンが一番よかった。あとはリアリティに欠ける部分や、ところどころ感じる荒っぽさが気になってしまって、なかなかのめり込めなかった。原作を読んでみたい。

花様年華 4Kレストア版(2000年製作の映画)

4.5

こんなに「美しい」って言葉にぴったりな映画があったんだ…出会えてよかった。

わたしは最悪。(2021年製作の映画)

3.0

主人公になかなか共感できなくて、現代の様々なテーマをたくさん詰め込んだ映画だったようだけれど…そこまで至れなかった。

まあそんなこと言いつつ、わたしだって、生きてる限りたくさんの人の人生を巻き込んで
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溺れるナイフ(2016年製作の映画)

2.0

うつくしいけど、なんかハテナがいっぱいでついていけなくなる。これが若さ?

ヴァニタス(2016年製作の映画)

3.5

繊細でリアルな距離感とバランスに完全にやられてしまった、脆くて危ういから苦しいけれど、こういう映画がつくられる世界ってやさしいなって救われた。

星の子(2020年製作の映画)

3.5

みんな大切なものを守りたいだけなのに、たったそれだけのことがとてつもなく難しいと思った。

ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.5

観覧車で目元に手をかざすシーン、すごくきれいだった。やさしかった。たくさん涙が出た。正しさのものさしなんて人によって違うから、正義なんてたぶん一生わからないよ。だからこそ、やさしさで行動できる人はすて>>続きを読む

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.5

特別でも、煌びやかでもない、でも忘れられない大切な思い出を「思い出」としてこころにしまっておけること。そんな思い出があること。そんな思い出を、ふとした瞬間に思い出したこと。ただそれだけのことが、それ以>>続きを読む

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.5

セブの決断が自分本位じゃないとこ、ミアがその決断の意味をきちんと理解して受け入れるとこ、ここまで互いを思い合えるってすごすぎる、高次元の愛だね…。大切なひととずっと人生を共にすることがすべてじゃないも>>続きを読む

僕はイエス様が嫌い(2019年製作の映画)

4.0

軽やかで繊細で、ただ儚いだけではない、とっても綺麗な映画だった…。流星群、青い花…ふたりだけしか知らないこと。最後のメッセージを見て、全てのシーンがぶわっとよみがえって、心がぎゅってなった。

ムーンライト・シャドウ(2021年製作の映画)

-

アジアのアート映画のような雰囲気だった。映像の流れ、色合い、最小限の台詞。

原作は未読。読んでいれば理解が深まったのかもしれないけれど、あの行間を読ませる感じが、ストーリーの少し不思議な雰囲気と合っ
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アイネクライネナハトムジーク(2019年製作の映画)

-

突然の藤原季節に驚いた。最高…。

何年か後の、何十年か後の、未来なんてわからないから、人生は面白いんだよね。

知らなかった思いや事実を知って、ふふふって笑えたらしあわせだな。

裸足の季節(2015年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

この閉鎖的で、見ているだけで頭が痛くなるような慣習は、まだこの世界にも、もしかしたらこの国にも、残っているのかな…。

「おかしい」と声をあげることすらできないような環境だったんだろうな。それを打破し
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ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

美しさや煌びやかさの奥底に渦巻く不安定さ、儚さ、脆さ。自分のことは、自分にしかわからない。

外との繋がりも絶たれて、周りの人たちは、好奇心のフィルターを通してでしか、自分たちを見てくれない。挙げ句の
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シングルマン(2009年製作の映画)

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物凄く洗練されて綺麗。台詞も小物も音楽も…。

あと心が通った瞬間、目の前の世界が鮮やかになっていくあの感じ。彩度が高くなる。素敵だった。

本当にどこからどこまでも芸術、お洒落。さすが、トム・フォー
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