Fitzcarraldoさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

Fitzcarraldo

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ベスト・キッド3/最後の挑戦(1989年製作の映画)

1.0

第10回ゴールデンラズベリー賞(1990)最低作品賞・最低男優賞(Ralph Macchio)・最低助演男優賞(Pat Morita)・最低監督賞(John G. Avildsen)・最低脚本賞(Ro>>続きを読む

ベスト・キッド2(1986年製作の映画)

1.0

続編史上最低の駄作といえるJohn G. Avildsen監督作による第二弾。前作に続き拙い脚本はRobert Mark Kamen。なぜ彼を続投させたのか…
日本映画の父であるマキノ省三を述懐してい
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ベスト・キッド(1984年製作の映画)

1.7

いつまでもロッキーの監督と言われ続けてしまうJohn G. Avildsen監督作。ロッキーの他に何だっけ?と言われたら本作が真っ先に挙がるであろう。

拙い脚本はRobert Mark Kamen。
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鴛鴦歌合戦(1939年製作の映画)

4.0

〚日本映画の父〛のマキノ省三の長男であり、〚早撮りの名人〛の異名をもつマキノ雅弘の脚本・監督によるオペレッタ時代劇。

分業制だった音楽業界において、何から何まで全てを熟す総合プロデューサーの先駆とし
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ときめきに死す(1984年製作の映画)

-

丸山健二の同名小説にトップスターであったジュリーを迎え、森田芳光の脚色・監督で映画化。

森田芳光だとすぐにわかるほど超独特な作風は余り好みではない。とにかく圧倒的に暗くて不気味な演出。登場人物は常に
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いなべ(2013年製作の映画)

1.0

第2回氷見絆国際映画祭(2013)で最優秀主演男優賞、最優秀主演女優賞、最優秀地域映画賞の三冠を受賞作。

※氷見絆国際映画祭とは…富山県の氷見市観光協会・氷見商工会議所などでつくる実行委員会が企画し
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宇宙戦争(2005年製作の映画)

1.4

何度も映像化されている"SFの父"であるH. G. Wellsの"The War of the Worlds"をTom Cruiseを主演にSteven Spielbergが映画化。

Josh Fr
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宇宙戦争(1953年製作の映画)

1.4

第26回アカデミー賞(1954)特殊効果賞を受賞したByron Haskin監督作。

SFの父と呼ばれたH. G. Wellsが1898年に発表した"The War of the Worlds"を原
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恋するレシピ 〜理想のオトコの作り方〜(2006年製作の映画)

3.5

日本劇場未公開でDVDスルーとなったTom Dey監督によるロマンティックコメディ。

脚本はTom J. AstleとMatt Ember。

物語は、35歳になっても実家を出ようとしないMatth
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カマリ(2019年製作の映画)

3.3

SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2020 ノンフィクション部門 優秀賞のSasha Rainbow監督作品。

Kamaliという幼い娘がスケボーからサーフィンまで
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生きている(2020年製作の映画)

1.4

SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2020 インターナショナル部門ベストアクターアワードを受賞したJimmy Olsson脚本・監督作。

短編メインの映画祭において
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セント・オブ・ウーマン/夢の香り(1992年製作の映画)

1.6

口の悪い盲目の退役軍人を演じたAl Pacinoが第65回アカデミー賞(1993)主演男優賞を受賞したMartin Brest監督作。

脚本は『カッコーの巣の上で』(1975)のBo Goldman
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新宿黒社会 チャイナ・マフィア戦争(1995年製作の映画)

2.5

1995年の公開当時、東京では新宿シネパトスでわずか2週間の公開だけで、その後現在に至るまでスクリーンで上映されたことはほとんどない三池崇史監督の幻の劇場用長編デビュー作。

三池崇史
「それまでもV
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我が胸に凶器あり(1996年製作の映画)

-

劇映画なのかVシネなのか調べても、このご時世なのに情報がなさすぎてよくわからない。たぶんVシネかと思われる。脚本・編集・監督の青山真治自身ですら本作品を抹消したいのかなと勘ぐりたくなるほど圧倒的な駄作>>続きを読む

向かいの窓(2019年製作の映画)

4.5

第92回アカデミー賞(2020)短編映画賞を受賞したMarshall Curry監督作。Diane WeipertとMarshall Curryの共同脚本。

SHORT SHORTS FILM FE
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マルグリット(2017年製作の映画)

2.0

SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2018のインターナショナル部門にてオーディエンスアワード(観客賞)を受賞した女優業もこなすMarianne Farley監督作。>>続きを読む

不思議なヤギ(2018年製作の映画)

1.8

SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2018にてインターナショナル部門優秀賞のAndrea Brusa & Marco Scotuzzi監督作。

アフガニスタンからギ
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i-新聞記者ドキュメント-(2019年製作の映画)

4.5

第32回(2019)東京国際映画祭 日本映画スプラッシュ部門で作品賞を受賞した森達也監督によるドキュメンタリー作品。

冒頭から母親が子供に言いつけを守らせるような物言いでガンガン責め立てる望月衣塑子
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RBG 最強の85才(2018年製作の映画)

3.8

第91回アカデミー賞(2019)ドキュメンタリー部門にノミネートされ、2018年に最も売れたインディペンデント映画の1つになったRuth Bader Ginsburg改めNotorious R.B.G>>続きを読む

ピエロがお前を嘲笑う(2014年製作の映画)

1.1

ドイツのアカデミー賞に6部門ノミネートされたスイス人のBaran bo Odar脚本・監督のドイツ映画。

クレイという四人組のハッカー集団のクソみたいな物語。

「皆でやったはじめの攻撃」

政治的
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メリーに首ったけ エクステンデッド版(1998年製作の映画)

5.0

長強烈なヘアジェルをつけておっ立ったあの前髪は映画史に残る伝説となり、後のアメリカコメディ映画の流れを変える金字塔となったファレリー兄弟(Peter FarrellyとBobby Farrelly)に>>続きを読む

ニッポン無責任野郎(1962年製作の映画)

2.2

前作が1962年の夏の興行収入トップに躍り出るというまさかの大ヒット作となり、鉄は熱いうちに打てとばかりに5ヶ月後にはもう続編の公開に至った「向うがクロサワなら俺はフルサワ」と威勢のいい古澤憲吾監督に>>続きを読む

マネートレイン(1995年製作の映画)

2.0

ニューヨークの地下鉄の売上を回収するマネートレインと、地下鉄の公安捜査官の兄弟を主軸にしたJoseph Ruben監督作。

黒人と白人の分断が目立つ現在から鑑みると、この敵対する者同士が兄弟というの
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新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年製作の映画)

1.6

前作"Train to Busan"(2016)で世界中のド肝を抜き買付けオファーが殺到した韓国発のゾンビ映画の続編。

監督は前作に引き続きヨン・サンホ。
リュ・ヨンジェとヨン・サンホの共同脚本。
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ニッポン無責任時代(1962年製作の映画)

3.0

この夏の興行収入のトップを飾る大ヒットとなりシリーズ化が決定的となる記念すべきクレイジー映画の第一弾。

脚本を書いた田波靖男は、もともと東宝の助監督試験に合格して入社したのに、なんの因果かその一年前
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

-

DC Extended Universeの4作品目となるPatty Jenkins監督作。

VFXやCGをモロに多用する作品はあまり好きになれないのだが…それ以前にクソ下手な導入部に、なにが悲しくて
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モダン怪談100,000,000円(1929年製作の映画)

3.0

サイレント期からトーキー初期にかけて前衛的ナンセンス喜劇映画を量産した斎藤寅次郎監督の現存する最古の喜劇作品。

2004年秋に、地方の旧家に特別にこしらえたという通気性のよい蔵の中で、きわめて良好な
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尾道(1963年製作の映画)

1.1

大林宣彦、若き日の自主映画。
1963年当時の尾道を知るための資料映像といった趣きの短編。仰々しい音楽が8mmの画に全く似つかわしくない。
特にカットも編集も見るべきところなし。

クリフハンガー(1993年製作の映画)

3.0

第14回ゴールデンラズベリー賞(1994)最低作品賞・最低脚本賞・最低助演男優賞・最低助演女優賞の4部門にノミネートされながら、ギリギリセーフで受賞を免れた"Die Hard 2: Die Harde>>続きを読む

ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.0

第91回アカデミー賞(2019)視覚効果賞受賞作品。イギリスのVFX制作会社である"DNEG"に所属している視覚効果スーパーバイザーのPaul Lambertは"Blade Runner 2049"に>>続きを読む

ZOMBIO(ゾンバイオ)/死霊のしたたり(1985年製作の映画)

3.4

【コズミック・ホラー=宇宙的恐怖小説】の大家であるH. P. Lovecraftの"Herbert West–Reanimator"(『死体蘇生者ハーバート・ウェスト』)を原作にしたStuart Go>>続きを読む

グレムリン2/新種誕生(1990年製作の映画)

2.5

前作のヒットを受け続編の企画をすぐに始めたワーナーだが、ジョー・ダンテに「前作で充分だ」と断られた。結局ダンテ抜きの企画は全て頓挫したワーナーは「前作の5倍の予算で、上映時間2時間以内なら何でもいい」>>続きを読む

グレムリン(1984年製作の映画)

3.0

B級映画の帝王Roger Cormanのもとで"お金がないのは当たり前"、"足りない分はアイディアで賄え"を実践してきたJoe Dante監督作。

本作ではスピルバーグがワーナースタジオに掛け合うこ
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恐怖女子高校 女暴力教室(1972年製作の映画)

2.8

"下品こそ この世の花"を矜持に、倫理も青少年保護育成条例も関係ありゃしない三流娯楽映画の巨匠であるコーブンこと鈴木則文による脚本/監督作。共同脚本に掛札昌裕と関本郁夫。


最後の軽演劇役者でありエ
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(1961年製作の映画)

1.5

"愛の不毛 三部作"のひとつと後に言われ第11回ベルリン国際映画祭(1961)にて金熊賞を受賞したMichelangelo Antonioni監督作。

撮影のGianni Di Venanzoのセン
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多羅尾伴内(1978年製作の映画)

4.4

"下品こそ この世の花"を矜持に三流娯楽映画の巨匠であるコーブンこと鈴木則文監督作。

二本立て上映の元祖として【比佐天皇】と呼ばれ、時代劇のチャンバラを拳銃による銃撃戦に置き換えた多羅尾伴内の生みの
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