イランの監督の目線から見る東京が、マクロからミクロまで何処かの外国のようで、見慣れた東京を新しい目線で見る事ができて面白かった。
やっぱり、役者は「セリフを言う人」でなく、「気持ちを紡ぐ人」であるべき>>続きを読む
イランの巨匠、アッバスキロアスタミ監督の初の長編映画だが、私の集中力が足りなかったのか、ストーリーが追えず、なんだか分からないまま終わってしまった....。
良いことしたら、良い曲かけそう
は、私の人生の格言になりそう。
良いことしたら、良い芝居ができそう
☆
ほとんど、というよりほぼ、ストーリーは「浮草」と同じ。セットもおんなじなんじゃないか?
でも役者が違うだけで全然違う雰囲気になる。役者が演じるって行為は何にせよ、唯一無二なんだなぁ。
役者は、他の職>>続きを読む
京マチ子は「雨月物語」のイメージが強かったから、この作品での人間人間したお芝居に驚いた。表情というより、目で全ての感情を表現できる女優さん!!
中村鴈治郎、杉村春子の、さらっと、でもその場面にもうそ>>続きを読む
1962年の映画だが、今見ても、家族のゴタゴタが生々しいけどほのぼの描かれていて、とても共感できる。
高峰秀子は、控えめなのにそれがきらりと光る。逸材だなぁ。
草笛光子はこの時代にずっとフリーだったな>>続きを読む
私のエッセンス映画の1本目。
こんなふうに人を愛したいし、愛されたい。
なんの混じり気もない愛の美しさに、心地よく胸が痛くなる映画。
ジュードロウの「リプリー」と「ホリデイ」が見たい。
あと、ナタ>>続きを読む
加瀬亮さんの尊敬する監督がジョンカサヴェテスと知って、見てみた。
「レオン」の男女逆転みたいなストーリー。
なんだか、私の周りの人でも、アーティスティックで尊敬する人が好きな映画とか映画監督って、もう>>続きを読む
ある人をこうしてクローズアップすると、いろいろ個性が見えてくるけど、(脇の匂いを嗅いだり、姿勢がちょっと肩が上がってて猫背で歩くとか)
好きなのか好きじゃないのかはっきりしなかったり、社交的なのか、社>>続きを読む
藤田陽子さんと、りょうさんがドア越しにお互い涙するシーンがグッときた。涙って、結果なんだなぁ。幸せに生きようとしてる人の。涙を流したい人なんていないし、悲しくなりたい人も、きっといない。
セラピードッ>>続きを読む
人形が、どんどん人間になっていく変化をぺドゥナは絶妙に演じている。
ぺドゥナって他の作品ではどんなお芝居するのだろう? どんな人なんだろう?もっと知りたい!
いろいろと写実的に「え?」という要素もあったが、役者さん全員が光を見て、そこに向かって全力に生きているから素敵。
そもそも映画はフィクションなわけだし、リアリティよりもお客さんが見たいのは、どんな時で>>続きを読む
いつも、それが小さいものであれ、おっきいものであれ、幸せを見つけようとして、それで見つけて、楽しく生きている人は目がキラキラしている。
そして、大抵の人は、そんな人が見たいんだ。とっても綺麗だから。>>続きを読む
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木村祐一、上島 竜兵、お笑い芸人たちが脇を固め、コミカルなテンポの軸になっている。
最初に岡田准一さん演じる主人公が弱そうなのは、岡田さんのアイデアだそう。
周りの動きをよく見て、理解力の高い俳優さん>>続きを読む
今監督の作品の常連になっている役者さんたちはまだ出ていない。
今の作品は、根底に人の明るさがある気がするけど、この作品は、根底にはかりしれない人間の闇があるような感じだった。それでも、明るく、一生懸命>>続きを読む
演技経験の無い女優さん、ある女優さんが混ざっているのに、見事な調和。
南極料理人のおばちゃんバージョン!!
一人一人が滲み出る人間味の化学反応がクスッと面白くて、マイナスイオンがいっぱいの空気の中ほっ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
人が、どんな人でもそれぞれのまとっている空気感の実態が分かった気がする。
それは、その群の中でのその人の「役割」だ。それが役にたつ役割だろうと、足を引っ張る役割だろうと。
でも、それはもちろん場所が違>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
古舘寛治さん、黒田 大輔さん、嶋田久作さん....主演の方々が素晴らしいのに加え、周りの方々が粒ぞろいで、それぞれが良い味を出している...!
個人的に、大和田 健介さん演じる新米ADがどさくさに紛れ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
カトリーヌドヌーヴが、娘演じるジュリエットビノシュを抱きしめた時、「なんで、これができなかったんだろう」と言って気づいた時のシーンが好き。
それで、もう一度そのシーンを取り直す場面が、女優魂がきらめく>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
このヒロインは??と思って調べたら小西桜子さんという女優。
役柄だけだと、薬漬けで、お父さんからの性的被害も受け、身も心もぼろぼろなはずなのに、彼女が演じると、まっすぐで、清純な女の子に見えた。
素敵>>続きを読む
みんな関西弁が板についてるなぁ、、、!と思っていたら、ほとんどみんな関西出身の俳優なんだ!
やっぱり方言が話せるって強みだなぁ、、、!!
「21世紀の女の子」のふくだももこ監督。生々しい男女関係が本当>>続きを読む
ウェスアンダーソンの「ダージリン急行」から7年後の作品。
素朴で役者同士のシンプルな掛け合いを堪能できる「ダージリン急行」と打って変わって、セリフだけじゃなくて映像や音楽が全て軽やかなテンポを纏って軽>>続きを読む
三男を演じたジェイソンシュワルツマンは脚本にも参加してるみたいだ。
俳優陣と監督が信頼関係をもって、部活みたいな親密でアットホームなかんじで丁寧に作られた作品という感じがした。
ウェスアンダーソンの映>>続きを読む
クリストフヴァルツは英語が母語ではないのか...!!! それであの濃密な英語劇をぐるぐる回せるとは....!! すごいなぁ!
ロマンポランスキーの映画久しぶりに見たな。
彼のような美しい人でも、追い求められる事を恐れず、笑顔で反応できる。
どんな状況でも、どんな人でも、周りのキラッとした事に素敵に反応できるのは、私にとって凄く難しいけど、頑張って私もやってみたい。
役者たちの表現力が凄まじい。ストーリーはよく分からなかったけど、とにかく女優陣の演技がすごい。言葉なしに、表情と雰囲気だけでひたすら泣き続けるナタリーポートマンのオープニングと、ハンナラズロとヒアムア>>続きを読む
役者の役目ってものが凄く良くわかった。役者は歌手ではなく、演じて見る人を感動させるものなんだって。メリルストリープの、上手く歌えない元プリマドンナの叫びが本当に本当にそのまま伝わってきて、泣いてしまっ>>続きを読む
役がはまってる人とはまってない人の差が目立ってて、何となくスッと落ちてこなかったな...
ゴットファーザーを見た時と同じように、重苦しい時間が流れました...。男女で好みが分かれる作品の1つなのかな。
このレビューはネタバレを含みます
左幸子の、容姿と声質のギャップが見事にちづるのキャラクターと合致している!!
左幸子って、今まで見てきた邦画のスターと全然違う女優さんだな...幕末太陽傳も見よう⭐️
三國連太郎は、序盤と後半で私も見>>続きを読む
本当に本当に出てくる人がみんな素敵!!
単なる演技じゃなくて、登場人物みんなが共感できる魅力的な演技をしてるのが凄く良い!⭐️
音楽もかわいい。