ひかりさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ひかり

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裸の島(1960年製作の映画)

4.6

舞台は脚本が作品の面白さの決め手になるんだなって最近思い始めたところだったけど、映画は脚本の前に、やはり監督がすべてを決める鍵を握っているんだなって思った。
新藤兼人監督は凄すぎる。日本の風景をバック
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ブロードウェイ♪ブロードウェイ コーラスラインにかける夢(2008年製作の映画)

4.8

夢を持って全力で走っている人って、年齢性別関わらずキラキラしてる。私も見習わなきゃな。
いろんな役のレパートリーも増えそう。もう一回見て研究しよ!

百日紅 Miss HOKUSAI(2014年製作の映画)

3.1

言葉が、違和感なく江戸言葉として聞こえてきたけど、声優さん達、江戸言葉マスターしたのかな...?だとしたら凄い...!!
アナウンサーみたいにしっかり発音してるわけじゃないのに、キャラクターとしてフッ
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ミセス・ダウト(1993年製作の映画)

4.5

ロビンウィリアムズって、本当に芸達者な俳優だなぁ....!!
家族の繋がりって、ホントにホントに強いんだなってことがわかるあったかい映画。
次にお母さんを演じる時にはもっとこうしたいなって事が増えまし
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アイデン&ティティ(2003年製作の映画)

5.0

主人公はロック、という理想をひたすら追い続けるけど、このロック、という言葉は芸術、という言葉にも置き換えることができる気がする。
私にも中島にとってのディランみたいな人が現れればいいのになぁ。

ジーナ・K(2005年製作の映画)

4.4

音楽としてのメロディ、テンポを取りつつ、何のしがらみも無いかのように自由奔放に感情を爆発させるロックって、凄い音楽だなーと感じました。
そして、ARATAはやはり本当に演技が上手いです。
どの映画で見
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メリエスの素晴らしき映画魔術(2011年製作の映画)

5.0

一枚一枚丹念に描かれた絵画が動いているよう!!!
美し過ぎる...!
現在の最先端技術を使ったCGではおそらく作り出せない、しかしその技術が蘇らせたメリエスのカラー版「月世界旅行」。
役者の演技、とい
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第七の封印(1956年製作の映画)

4.5

500日のサマーにパロディがあるって聞いて見たから軽いタッチのコメディかと思えば、韻を踏んだセリフが繰り広げる、死と神を描いた重い題材の映画だった。
白黒で、シンプルな筋立てな上に登場人物一人一人の役
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イニシエーション・ラブ(2015年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

いや、最初のA面で最後のどんでん返しを彷彿させる演技を、程よくちらちら見せる前田敦子の演技が絶妙。
役だけではない、彼女のひたむきさが伝わってくる。今の私じゃ到底真似できない演技だ.....

それか
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緋牡丹博徒 お竜参上(1970年製作の映画)

4.6

藤純子がカッコよすぎる。

演技では、目に病を患った役者を演じた山岸映子が圧巻だった...彼女の事がもっと知りたい!

パリの恋人(1957年製作の映画)

4.7

カメラマンとモデルの恋、素敵だな!!
オードリーのカラー映画、ちゃんと見たの初めてだったのかも。
美しすぎる。アンドロイドのような完璧さでなく、その内面から溢れ出る魅力が、普通の人と比べ物にならないか
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恋におちたシェイクスピア(1998年製作の映画)

4.7

シェイクスピアが等身大の人間として描かれていて、面白かった...!
今は古典中の古典の「ロミオとジュリエット」も、初演の時はあんなに活気あふれて、リスク塗れでハラハラの中で上演されたと思うと、リズム感
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ブリジット・ジョーンズの日記(2001年製作の映画)

4.4

レネーゼルウィガー、この役のために13キロも増量したのか!!

コリンファーズの英国紳士ぶりにキュンキュンしてしまった!
喧嘩しててもぶつかった人に謝って「代金は払います」って...!笑

「恋に落ち
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吉原炎上(1987年製作の映画)

4.5

佐藤勝が音楽を担当している映画は本当に外れがない!
音楽って雰囲気だけじゃなく、演技のテンポを魅せるためにも、大切な要素なんだなぁ...!
ただ発散するだけじゃない、テンションを溜める演技が上手な人が
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.4

主要キャストはもちろん、時々、ふとした瞬間に名前も役もない人が、クローズアップされて写ってる場面がいくつかあって面白かった。

沖縄の言葉でひたすら言い訳する人とか、いじめを傍観してる生徒たちの表情と
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鬼龍院花子の生涯(1982年製作の映画)

4.8

大竹しのぶが自分のイメージのために主演を辞退していたり、岩下志麻が腿に入れた刺青の印象的なシーンを自ら提案していたり、夏目雅子が病気の事を隠して役を勝ち取っていたり...wiki情報だけでも、自身の意>>続きを読む

半落ち(2003年製作の映画)

4.5

柴田恭兵の演技を見て、小声でも相手にあたるセリフがある事を目の当たりにした。
相手に当たってないセリフが1つもない。寺尾聡は何も言ってなくても体だけでセリフを当てている!!

忍ぶ川(1972年製作の映画)

4.7

栗原小巻の声が、ほんとにかわいい! 栗原小巻のスカーレットの「風と共に去りぬ」見たかったなぁぁ!!!
誰か録画して持ってる人いないかなぁ。

大奥(2006年製作の映画)

4.3

朝ドラで気の弱めのお母さんを演じてる木村多江が悪役側を演じてる! レアな役どころ!

はじまりのうた(2013年製作の映画)

4.8

キーラナイトレイの、静かに語りかけるような歌声が繊細で好き。

君が生きた証(2014年製作の映画)

4.4

この作品を見て、観客と作り手の距離感は様々なんだと思った。
作り手は観客を楽しませるのが一番の使命だと思っていたけど、あえてこの題材を選んで、フリーカンパで上映を行ったウィリアムHメイシー監督は純粋な
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アーティスト(2011年製作の映画)

4.4

今回で2度目の鑑賞。
前に見た時はワンちゃんの演技が凄いなーってそこばっかりに注目してたけど、今回はホクロ1つでどこにでも居そうな美人の新人女優から映画スター、ペピーミラーの顔になっていった事に必然性
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ザ・コミットメンツ(1991年製作の映画)

3.8

ジミーは黒人の音楽に凄い憧れてる見たいだけど、アイルランド音楽も良いと思うなぁ。
隣の芝生は青く見えるのかなぁ。

最後に結局遅れてやってくる、結末部分のキーパーソンのウィルソンピケットがこの映画自体
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怪盗グルーのミニオン危機一発(2013年製作の映画)

4.6

ミニオンズの作品の中ではこれが一番好きかも。
海の青とミニオンズの黄色が似合い過ぎ!!
恋愛要素が散りばめられてるのも好き。

怪盗グルーの月泥棒 3D(2010年製作の映画)

4.2

久々に洋画を吹き替えで見たら、マーゴの声がハリーポッターのハーマイオニーの声だ!って思ったらやっぱりそうだった!!
ハリーポッター、最後に見てから5年は経ってるのにすぐに分かった!!
声優さんの声質っ
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ミニオンズ(2015年製作の映画)

4.0

意味のある言葉でなくても、聴き心地、表情、動き、テンポが豊かなら面白い作品になるんだなーって思った!!
固まってた脳みそが柔軟になった!
そういえば、「ウォーリー」は全編言葉無しだったけど、良い作品だ
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ユー・ガット・メール(1998年製作の映画)

4.6

好き、と嫌い、は本当に紙一枚のところにあるんだなぁ。

トムハンクスの声と、メグライアンの笑顔が素敵!
メグライアン、すねたり悩んでる顔があんなに魅力的で、凄く羨ましい。

復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

4.5

緒形拳が「砂の器」と真逆の役を怪演している。
「晩春」と「秋日和」の原節子や、「駆け込み女と駆け出し男」や「カケラ」で役をチェンジした満島ひかりなど、演技が上手い人はその真逆もできる人が多いんだなぁ。

ユナイテッド93(2006年製作の映画)

4.4

BGMもほとんどなく、管制室からは一冊の台本になりそうもない位他方向から言葉が飛び交い、カット割りの代わりに手持ちカメラで実際に当事者が現場を撮ったような荒目のカメラワークが実際の映像のような臨場感を>>続きを読む

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

5.0

早朝に見たからよりこの映画の雰囲気が楽しめた気がする。
アランドロンはもちろん物凄く美しいけど、出てくる人出てくる人、みんなおしゃれで背景も美しい。
でも、やっぱりおしゃれを体現するには体が美しい事が
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.4

アカデミー賞作品賞との事で、ミーハーな気持ちで見に行ったら、派手な演出や音楽はなく、内容を1つ1つ丁寧に追っていく、地味な作品だった。
教会のスキャンダルを扱っていて、教会が生活に溶け込んだ国の人が見
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シルク(2007年製作の映画)

4.7

今PARCOシアターで上演中の「猟銃」のフランソワジラールと中谷美紀が出会うきっかけがこの映画だったそうです。

「猟銃」で中谷美紀が演じる女とは真反対の、「愛する女」を演じるキーラナイトレイが見られ
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