Ihaさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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アルピニスト(2021年製作の映画)

4.0

マーク・アンドレ・ルクレールか。登山家として爪痕を残したそうだが、視聴中、彼をwikiで調べてももう死んでるであろうなといった予感があった。顔つき、言動。子供のときは机に座っていることは出来なかったと>>続きを読む

フラットライナーズ(2017年製作の映画)

2.5

エレンペイジ、現在は男性のエリオットペイジが好きで見たけれども。いやしかしつまらない映画。臨死体験を経験してレポートにしようとした医学生たちが幻覚などの後遺症に苦しむ(ホラー感あり)が、過去の罪悪感を>>続きを読む

アトランティスのこころ(2001年製作の映画)

2.3

何ともかんとも面白くなかったなぁ。感想もかけないくらい。

ザ・ホエール(2022年製作の映画)

4.0

常に感情を爆発させ続ける演出、登場人物に疲れる。ふいにくすぐられて笑うような緩急がもっと欲しかった。残すためだけに貯金し、自傷的生活をおくる人は少なくないはずだ。答えのない問いかけが続く。信仰、親との>>続きを読む

ピアノ・レッスン(1993年製作の映画)

4.8

スコットランドからのお見合い結婚とニュージーランドの入植者。そうした歴史があったのだろうか。と思いをはせたりするあたり、ピアノの音色に感情をゆさぶられているのだろう。女性監督、オーストラリア映画。「オ>>続きを読む

幸せなひとりぼっち(2015年製作の映画)

2.8

あまり好きではないかな。偏屈な老人なぞめずらしくもないだろう。小さなエピソードがこれでもかと詰め込まれ、二時間に満たないのに3時間ぐらいに感じてしまった。

ルーナのために(2020年製作の映画)

3.8

途上国の障がい者は悲惨だ。以前、韓国で水頭症の成人男性が野菜クズのちらばる市場を這いずり回り施しを求めていた。すれ違ったときに失礼なほど驚いてしまった。日本は恵まれていて人の目に触れることも少ないが韓>>続きを読む

マッド・ファット・ワイフ(2007年製作の映画)

4.0

エディマーフィーのひとり何役が見れて彼のお約束な感じの伝統芸を楽しめる。かぶりもので言うならホイールのブレンダンフレイザーもすごいが、エディマーフィーだってすごい。ヒロイン役はクラッシュのタンディニュ>>続きを読む

アイズ ワイド シャット(1999年製作の映画)

3.5

倦怠期の夫婦。嫁から性衝動を打ち明けられ、好奇心から試してみる旦那。現実逃避、依存的に性行為に没頭してしまう人いるが、致命的な病が2000年から急増、2010年の抗ウイルス薬登場までにピークを迎える。>>続きを読む

his(2020年製作の映画)

2.8

淡々とした田舎暮らしと離婚調停中の元彼。ふたりともプーですか。。リアルな田舎暮らしが描かれると思いきや。お父さん達がキスしてたよ~っておいおいそんなもん赤ちゃんポストに入れておけ。あちこちに散りばめら>>続きを読む

ツーリスト(2010年製作の映画)

3.5

途中、いい年こいてもうこういう映画で時間を消費するのはやめようと思いつつも意外と面白くてくやしい。鼻につくアンジー。ジョニー・ディップ、はもうちょっと面白くできたはず。100分とちょうどよいところも憎>>続きを読む

アド・アストラ(2019年製作の映画)

2.8

貴乃花系おやじとその息子の宇宙飛行士+元嫁。暗黒の宇宙を進むともなれば強靭なメンタルが必要とされるのだろう。その辺が強調されていてとてもくどい。マットデイモンのオッデセイでもあったがジャンプして宇宙船>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

3.6

ファーザー。思っていたよりも何も起こらない映画。老人と仕事で常に接しているせいか80を過ぎると人は皆、おかしくなることは知っている。そして接するテクニックも。映画全編を見て、単に老人に対する接し方だけ>>続きを読む

映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.3

いじめの本質を描いている。気分良くは見れない。卑怯で、卑劣で、孤独ないじめ。悔いても、その行為を埋め合わせることは決してできない。それでもその醜悪なものと共存を強いられる。小中高とは社会に出た時に社会>>続きを読む

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

2.5

つまらなくて吹き出してしまう。なんでこんなにもつまらなくできるのだろうかと考え込んでしまう本作。今更のウォシュレット、多弁であればある程、しょうもないアメリカンジョークもくどくて辛い。これほどまでタラ>>続きを読む

ビール・ストリートの恋人たち(2018年製作の映画)

3.0

監督、脚本バリー・ジェンキンス。ムーンライトの三年後の作品か。愛と信仰、冤罪。見終わってひどく疲れた。ムーンライトでは印象的であった演出もなんだかくどく感じてしまう。これでアカデミー助演女優賞をとって>>続きを読む

神々の山嶺(2021年製作の映画)

3.5

夢枕獏原作、谷口ジローの漫画、神々の山嶺。谷口ジローは孤独のグルメの著者でもある。2000年頃よりヨーロッパで評価され、翻訳出版が増えているそうだ。フランスでの製作、谷口も参加、完成を待っていたが亡く>>続きを読む

陽暉楼(1983年製作の映画)

4.5

高知の遊郭で生まれた宮尾登美子原作。女衒の子、愛人、なじみの料亭の女将といった女ドロドロの世界。舞台は大正昭和。池上季実子、きれいすぎる。浅野温子、アホなトレンディドラマ以前にこんなことしてたんだ。。>>続きを読む

とんかつDJアゲ太郎(2020年製作の映画)

2.8

ストーリーがないような。。起承転結がないのかな。筋がないのか?脚本どうなってるの??まぁいい。山本舞香、すごい眼光だなぁ。鳥取出身、空手黒帯だそうだ。覚えておこ。北村匠海、抑制された演技で好き。フィリ>>続きを読む

フルメタル・ジャケット(1987年製作の映画)

3.8

著名な戦争映画、フルメタル・ジャケット。1975年のベトナム戦争終結から、1988年製作。キューブリックらしい作りこんだ画面構成、狂気をはらむ前半から一転、ベトナムに渡った後半。どんな土族よりもおそろ>>続きを読む

IT/イット “それ”が見えたら、終わり。(2017年製作の映画)

2.0

スティーブンキングの原作を読めばいい所でもひとつやふたつ発見できるのだろうか。とにかくひどい内容の本作。ピエロの化け物が出てきては消え、出て消えは消えを繰り返し、最後はみんな集まって決闘。といった内容>>続きを読む

ガリーボーイ(2018年製作の映画)

2.5

ちょっと感情移入しにくい主人公キャラだったがインド映画トップ9、海外成績1位という大ヒット作。会社のパソコンで困ったときはヘルプデスクに電話するのだが、インド人が対応する。仕事で使える日本語能力とIT>>続きを読む

マダム・ベー ある脱北ブローカーの告白(2016年製作の映画)

3.0

中国東北の寒村、売られた朝鮮族、人身売買とはいえ貧困層の互助、契約の労働者なのでしょう。ブローカーとして麻薬の売人として金をため、息子と元旦那の住む韓国へ。家族を捨ててでも脱北するバイタリティ。違法行>>続きを読む

東京物語(1953年製作の映画)

4.5

世界的名作、小津安二郎監督の東京物語。熱海に行ってきなと旅行をプレゼントするが宿は若者が深夜まで麻雀ってのには笑えた。長男の反抗期っぷりも楽しい。親が遊びに来てもそうそう仕事を休むわけにはいかない東京>>続きを読む

Cowspiracy: サステイナビリティ(持続可能性)の秘密(2014年製作の映画)

4.5

牛の環境負荷がでかいというお話。人口が増え続け、飢えに苦しむ人がいるというのに地球の畑の半分は家畜のためにある。牛は成長が遅く、大食漢。一日に飼料を70㎏を食うという。そして温暖化効果の高いメタンの排>>続きを読む

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

4.8

株ブローカーからキャリアを築いたジョーダン・ベルフォートの原作。ムショ仲間から自伝を書くことをすすめられ、出所後は教材系啓発セミナーのトレイナーとして活動したのも味がある。ディカプリオのラリって脳障害>>続きを読む

タロウのバカ(2019年製作の映画)

2.0

ふと思い出したのは柳楽優弥の「誰も知らない」彼の映画はとてもリアルな貧困を描いていたが、この太郎の馬鹿は俺一流と思っている3名(偏見)の叫ぶだけの演技、我がうるさくて仕方ない。障害者を演出に使うのも辟>>続きを読む

バルド、偽りの記録と一握りの真実(2022年製作の映画)

2.0

GUM(ギブアップムービー)。とんでもなく金かけてるけどストーリーはアメリカで成功したメキシコ人の鬱屈した思いをぐちぐちぐちぐち饒舌にしつこく、くどいくどい。バードマンよりくどいなんて。飽きてしまいま>>続きを読む

LOU ルー(2022年製作の映画)

2.5

画面の引き締まる女優、アリソンジャネイ。ハードボイルドなサスペンスアクションを期待したがだんだんとしょうもないB級アクションへと転落していく。おばあちゃんなんだから屈強な男相手に戦うなら力ではなく、テ>>続きを読む

インタビュー・ウィズ・ヴァンパイア(1994年製作の映画)

4.0

キルスティン・ダンストは子役出身だったのか。昔見たが見直して気付く。最後のセリフいいね。「まだグダグダいってやがる」的な。そう、どう生きるかは吸血鬼にとっても大きなテーマ。永遠の生、美へのあこがれ。し>>続きを読む

レボリューショナリー・ロード/燃え尽きるまで(2008年製作の映画)

3.5

レオナルド・ディカプリオ、ケイト・ウィンスレットのタイタニックコンビ。男であることを証明するためだけに家庭をもち、子供をつくる人もいるこの世の中。ジェンダーへの問題提起あり、今にも音楽とともに踊りだす>>続きを読む

ベスト・キッド(2010年製作の映画)

4.5

内容はどうでもよくて撮影のために努力したであろうジェイディンスミスがすごすぎる。こんなちっちゃい子がどれだけ頑張ったのだろうと考えるとうるうるしてしまう。いや金かけて専門家が指導すればすぐできるように>>続きを読む

火垂るの墓(1988年製作の映画)

5.0

配給制である時代に、守らなければならぬ命を預かっているにも関わらず、妹を道連れにドロップアウトする清太、おいおい妹預けて働きに出れや。若すぎるのか馬鹿すぎるのか。しかしその悲惨な生活の中、つかの間の火>>続きを読む

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.0

アメリカンギャグも見ているとたまに面白かったりする。不謹慎も必要では。日本は規制しすぎの気もする。とはいえ特にひねりのない、こんな映画だろうなというような映画。歯、抜いたのわかったから。くどい。