Ihaさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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トゥルーノース(2020年製作の映画)

2.9

なかなか香ばしい政治団体の作品かと思いきや、制作国が日本、インドネシアで驚く。在日朝鮮人の監督がインドネシアに発注して制作したようだ。北の収容所に送られた青年が脱北するまで。貧しければ男は炭鉱、女は売>>続きを読む

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.5

アメリカ映画か。なんだかちょっと田舎っぽい。皆殺し撃ちまくりの本作。おじいちゃん、クリストファーロイドか。かっこいい役だなぁ。お元気で何より。

Tinder詐欺師:恋愛は大金を生む(2022年製作の映画)

4.5

出会い系ではちょくちょく見かける詐欺師。暇に任せて相手をするのも楽しいが騙されてしまう人もいるらしい。SNSに投稿された高級ホテル、高級車、高級ブランド、高級酒の後光効果に目がくらみ、見なければならな>>続きを読む

MIFUNE:THE LAST SAMURAI(2015年製作の映画)

3.5

日本映画の黄金期、黒沢と、三船コンビ。日本人が怒号でしゃべるイメージは彼と当時の割れてしまう音声が作ったのかな。羅生門はみた。用心棒、七人の侍も見てみなければ。

ニルマル・プルジャ:不可能を可能にした登山家(2021年製作の映画)

4.8

シェルパ、グルカ兵とは本来ネパールの少数民族名だという。高山に不可欠の使い捨ての人足、収入源のない地域で体一つで稼げる仕事、イギリスに雇われ、危険な戦闘地域に送り込まれる傭兵。イギリス人よりも待遇は悪>>続きを読む

レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.5

言わずと知れた名作。主役3者も大出世。ディオールのCM、ナタリーポートマンはこんなに美しく育ったのか~と思う。ブラックスワンは黒歴史。ブラックスワンでアカデミー賞をとっているとは。。

タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら(2010年製作の映画)

4.0

カナダ映画か。おバカでたのしい。田舎感というか、品のある下品というか。

隔たる世界の2人(2020年製作の映画)

2.8

Netflixでアカデミー短編賞のSKINをみて、次にこれ、隔たる世界の2人。スキンの方が好き。脚本、よくないね。犬の伏線回収しないんかい。ピットブル。人を殺傷し、アメリカの殺処分される犬の4割を占め>>続きを読む

ヒューゴの不思議な発明(2011年製作の映画)

2.7

マジシャンでもあり、初の職業映画監督でもあったフランス人、ジョルジュ・メリエス。映画の黎明期、月世界旅行で世界的に成功するも、戦争で破産、表舞台から去る。パリのモンパルナス駅でお菓子とおもちゃを売って>>続きを読む

SKIN 短編(2018年製作の映画)

4.0

2019年にアカデミー賞短編賞か。眠れぬ夜に短編はいい。唇も分厚くなってて何言ってるかわからなかったら面白いのに。何ら好感を持つことの出来ない白人夫婦と悲しくも賢い一人息子。犬が人種差別しないのも皮肉>>続きを読む

ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.5

彗星が地球に衝突する事実を前に人類はどう振舞うのか。トランプ批判でもあり、反トランプ批判でもあり、メディア批判、SNS批判でもある。怖がらせる、危機感をあおるマスコミはセンセーショナルに報じるほどその>>続きを読む

浅草キッド(2021年製作の映画)

4.0

特殊メイクは不要。柳楽優弥も大泉洋も鈴木保奈美もうまいのだから。演芸場からテレビに舞台が移る。時代の移り変わりがあり、漫才ブームがあり、取り残される人がいる。エンドロールで松村邦洋が声で参加しているこ>>続きを読む

来る(2018年製作の映画)

1.2

何が悪いんだろう。全部か。妻夫木聡の一生懸命の演技には集中力を削ぐパワーがあると思う。「怒り」も妻夫木だけがひどかった。安っぽいのかな。「告白」、「嫌われ松子の一生」の中島哲也監督。Bonnie Pi>>続きを読む

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.5

ビョーク。表現者としての演技が素晴らしい。貧困の中、視力を失いつつある。知的なハンディキャップもある。苦しみの中、歌を歌い、空想に遊ぶ。冤罪、死刑に対する力強いメッセージ。

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

2.8

アクションなのだがコメディなのかなとも思わせる。犬一匹でこの仕打ち。。まるで必殺仕事人のように荒唐無稽、皆殺しの本作。ダイハードのように、ミッションインポッシブルのように、緩急つけてドンパチすれば主人>>続きを読む

星の王子ニューヨークへ行く(1988年製作の映画)

4.5

うー。もう34年前か。エディマーフィーももう60歳。子供の時に友達からパラマウントのオープニングの山の向こうの世界のお話なんだよと聞いたのを覚えている。エディ・マーフィ、アーセニオ・ホールがひとり何役>>続きを読む

バスターのバラード(2018年製作の映画)

3.8

コーエン兄弟のアメリカ開拓者の物語。6話オムニバス。なにか日本の百物語を連想してしまった。 江戸時代の納涼に怪談を100話語り終えると、本物の物の怪が現れるという。銀行強盗の死、見世物の死、ゴールドハ>>続きを読む

ジャンゴ 繋がれざる者(2012年製作の映画)

4.5

癖のある面々、わかりやすいストーリー、そして、それはひどいバイオレンス。黒人問題にフォーカスするスパイク リーに「見ない」と言わしめた本作w。やっぱりクエンティン タランティーノ、お約束を裏切らない。>>続きを読む

Seaspiracy 偽りのサステイナブル漁業(2021年製作の映画)

2.0

Netflix制作の環境ドキュメンタリー。プラゴミの問題からはじまり、話は一転、日本のクジラとイルカの話になる。それによると日本のアイコン、太地町ではイルカは魚を捕食するから殺されているそうだ。小さな>>続きを読む

ゴースト/ニューヨークの幻(1990年製作の映画)

4.8

ウーピー・ゴールドバーグ、デミ・ムーア、パトリック・スウェジ。それぞれの出世作であり、世界的ヒットの名作。よくできた映画だなぁと思う。ウーピー・ゴールドバーグは後にエミー賞、グラミー賞、アカデミー賞、>>続きを読む

デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

2.8

警察が動かないなら俺がやるといった見ればわかる、なんだかよくある感じ。ブルース ウィリスは本作にてラズベリー賞ノミネート。カリスマ監督でもあるまいし、この内容で二時間半ってきつい。編集して色々カットし>>続きを読む

殺人の追憶(2003年製作の映画)

5.0

狂気は人に伝染する恐怖。ポン ジュノ監督の取り上げる冤罪。詐欺の多い韓国。内戦のあった国特有の国民性。頭の弱いやつ見つけてタコ殴り、嘘でもいいからごり押しして罪を認めさせればいいんだよ。ソン ガンホの>>続きを読む

レッド・ドラゴン(2002年製作の映画)

4.0

アカデミー賞のとれないサイコホラーが5部門独占、羊たちの沈黙が1991年、本作レッドドラゴンは2002年。原作者が同じとあって同様につくりこまれた脚本。ジョナサンデミ、リドリースコット、ブレットラトナ>>続きを読む

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

1.0

アメリカ人はヒーローが好きだなぁ。ひとりひとりがヒーローさ。どうでもいいけど。高評価だけれどもどこがおもしろいのだろうか。。わからない訳ではないのだが。上からの物言いだがモブなガイには響くのかな?

アイ・アム・レジェンド(2007年製作の映画)

2.9

都会の真ん中で人類ひとり残された男。印象的なシチュエーションであるからこそなのか、見たことはあるものの、それしか記憶に残っていない映画。むしろそれでいいのかも。

フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

3.1

ジュリアン ムーアが出ていてさえもなお、リーアム ニーソンが出ているだけで漂うB級映画感。なぜ。。とはいえ、リーアム ニーソン最低映画は「ザ・グレイ」これは不動。

7つの贈り物(2008年製作の映画)

2.8

どうせ死なない人はいないのだから、死んで燃やすのであればだれかの役に立ってほしい。日本には臓器移植ネットワークという癌があり、移植がなかなか普及しない。日本人は腎臓が弱いのにな。。なんてつまらないこと>>続きを読む

好きにならずにいられない(2015年製作の映画)

4.2

悲惨な映画ではなく、希望に満ちている。許すこと。それは大きなテーマだ。アイスランドの映画。どのような国なのか知らないがタイ料理屋などもあったりするのだろう。火山島であるから災害も多いのだろう。日本人と>>続きを読む

おばあちゃんの家(2002年製作の映画)

1.3

辟易。学芸会レベルの脚本と、リアリティのない貧困、年取りすぎのおばあちゃん。なんでしゃべれない??白ける要素に満ちている。。

おいしいコーヒーの真実(2006年製作の映画)

3.5

黒い金、コーヒー。コーヒーに依存するエチオピアの生産農家は最低限の生活を強いられている。その家族、選別、焙煎、抽出、輸送、販売等、コーヒーに関わる人々とフェアトレードを訴え、農家のために活動する現地の>>続きを読む

MINAMATAーミナマター(2020年製作の映画)

4.5

思ったよりも社会派映画。水銀汚染により水俣病を引き起こしたチッソへ損害賠償を求める住人たち。名声を得ても、不遇の晩年を送るユージン スミス。沖縄戦で迫撃砲による重症を負い、水俣では暴行を受け片目を失明>>続きを読む

聖者たちの食卓(2011年製作の映画)

3.8

シーク教徒の総本山、パキスタン国境沿いの黄金寺院。一日、10万人に食事を提供するシステムの歯車となる人々。無償の労働者であるとの設定であるが、貧困層のセーフネットとして機能しているのであろう。カメラを>>続きを読む

枕の上の葉(1998年製作の映画)

4.0

インドネシアの国民的女優、クリスティン・ハキム。経験の長い女優さん特有の花がある。舞台はジョグジャカルタかな?王の住む古都。ストリートチルドレンの過酷な生活。映画撮影後に出演の子供たちを養子に迎えたそ>>続きを読む

出櫃 中国 LGBTの叫び(2019年製作の映画)

3.5

最愛の一人娘が嫌悪の対象、同性愛者。全く理解のない母親がかわいい。「私のメンツはどうなるんだ。同性愛者は泥棒のように日陰で生きるしかない」 恋人と付き合い、その幸せの延長に母親の理解を得ようとするも駄>>続きを読む

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

1.5

2008年、171名の死者を出したムンバイ同時多発テロが題材。どうでもいい国に資金と武器を投入、フィリピン、韓国、カンボジア。代理戦争は多くの国で行われているけどさあその戦争が我々の日常生活で起こった>>続きを読む

アジア犬肉紀行(2018年製作の映画)

1.0

ドキュメンタリーとして未熟な感じ。しかもずいぶん下品だな。。

この映画とは関係ないが多様な魚種を食べればマグロやウナギの絶滅を遅らせることが出来る。多様な動物性蛋白は特定の食物アレルギーの人にも助か
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