かじやんさんの映画レビュー・感想・評価

かじやん

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劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班(2021年製作の映画)

3.6

テレビドラマの特別版って感じだったが、涙腺の弱い視聴者を泣かせる箇所もしっかりとあり、まだまだ次作へと続けられそうだ。頑張れ、大山巡査部長!

スワン・ソング(2021年製作の映画)

4.0

アップルオリジナル作品。マハーシャラ・アリがいい味を出してる。近未来、アリ演じるキャメロンが死に至る病に侵され、クローンを使って生き延びるサービスに応じる。クローンの名はジャック。当然瓜二つであり、ジ>>続きを読む

ピア まちをつなぐもの(2019年製作の映画)

3.3

令和3年度の法務省の地域人権啓発活動活性化事業の一環として、地元でオンライン上映をやっていたので視聴。Vimeoのビデオだった。若き二世医師(細田善彦)が在宅医療の医師として成長していく過程を、ケアマ>>続きを読む

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

3.7

映画でなくてもと思うが、ほっこりとさせてもらった。シロさんとケンジの掛合はいつも通りなのだが、シロさん母役の梶芽衣子がいいんだよねぇ。『女囚さそり』、『修羅雪姫』などの往年の面影はあまりないけれど。

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.9

期待していたパロマ役のアナ・デ・アルマスの登場時間が短過ぎだ。ボンドと旧友フェリックス、ボンドとマドレーヌとの別れが切ない。Qのしていた前掛け、日本の酒屋っぽいヤツがいいね。さてさて次作はどういう展開>>続きを読む

ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

3.7

前知識なく観たが、森山未來演じる放送界の裏方稼業・佐藤の視点で時代を遡っていくのが興味深かった。出てくる場所が自分も殆ど見知っている所だったので尚更。佐藤の最初の恋人かおり役の伊藤沙莉がいい。ハスキー>>続きを読む

破壊の日(2020年製作の映画)

2.8

渋川清彦のファンなので観てみた。2020東京五輪とCOVID-19の災禍を絡めていそうなのはわかる。ながら観だったからか、化物の萌芽、生き成仏、窪塚洋介、、がうまく繋がらなかった。本作だけ観てもわから>>続きを読む

太陽は動かない(2020年製作の映画)

3.4

ハン・ヒョジュが出ているとあっては観ないわけには行かない。遅れ馳せながら鑑賞。いいなぁ、和服のハン・ヒョジュ。前知識もなく観たが、鷹野と弟、柳らとの過去の描写がちょこちょこ出てくるのが気になったけれど>>続きを読む

ノー・ウェイ・アウト(2021年製作の映画)

3.0

ネトフリ作品。クリスティーナ・ロドロ演じる移民アビーが、縫製工場で働きながら安価で女性専用の部屋を借りてから悲劇が始まる。部屋のオーナー兄弟も異常だが、地下室での儀式で登場するエイリアンのようなクリー>>続きを読む

THE GUILTY/ギルティ(2021年製作の映画)

3.7

ネトフリ作品。デンマーク版「ギルティ」のリメイク。病んでいる男を演じさせたら、ジェイク・ギレンホールが似合う。911の1次受けを担う通信課のギレンホールが、電話対応だけである事件を追う。思込みや勘違い>>続きを読む

クィア・ジャパン(2019年製作の映画)

3.4

ちょうど職場でLGBTの講習があったので、この映画を観てみた。100分弱の尺だったが、真剣に観たら疲れたなぁ。かつ結構重かった。また考えさせられもする。知らない世界があるなぁ。

イントルージョン 侵入(2021年製作の映画)

2.7

ネトフリオリジナル。舞台となる荒野の一軒家ってのも、周りに何も無さ過ぎて怖い。妙な隠し部屋があるのは「パラサイト」風だが、ストーリーに目新しさはさほどないなぁ。

観察者(2021年製作の映画)

3.2

「裏窓」、「ガールオンザトレイン」、「ウーマンインザウィンドウ」的な覗き見系。シドニー演じるピッパの執拗な覗きには苛つくが、敵は一枚上手だったか。しかし、あの写真展は流行らんと思うがの。

ケイト(2021年製作の映画)

3.3

ネトフリ作品。メアリー演じるケイトは謂わば「レオン」、「ニキータ」、「コロンビアーナ」系の出自の暗殺者。大阪と東京を舞台に暴れ回る。ストーリーは捻りも少なく、アクションもやや単調ではあるが愉しめた。ヤ>>続きを読む

整形水(2020年製作の映画)

3.0

韓国アニメは「ソウル・ステーション パンデミック」以来だったが、より日本のアニメ風に。テーマは韓国ならではの整形に纏わる悲喜劇。謎の整形水に皮膚を浸けるとそこが自由自在に形を変えられるという。まるで粘>>続きを読む

エスケープ・ルーム2:決勝戦(2021年製作の映画)

3.1

前作に続き、ゾーイの活躍ぶり目立つ。恐ろしいのはレーザービームと酸の雨だったかなぁ。序盤からの地下鉄シーンがちょっと長いね。続ける気ならまだまだ作れそうだが、段々新鮮味に欠いてきたかなぁ。

デッドリー・ハンティング(2021年製作の映画)

2.5

ネトフリ作品にしては期待外れ。制作費もロクにかけてないね。サスペンス性にも欠ける。ハイカー5人が訳も分からず1人ずつライフル銃の餌食になっていく話。もう少し女殺人鬼の描き方を工夫したら面白くできたかも>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

3.8

株主優待券で鑑賞。シャマラン監督作品の中では好きな部類に入る。荒唐無稽な話ではあるが筋は通っている。終わり方もいい。「30分で1年の歳をとる」ビーチがある。それを活かせるのはどんな類いの人間か。姉弟の>>続きを読む

アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.8

デンマーク映画。歴史教師役のマッツ・ミケルセンも同僚の教師3人も酒を呑んでの羽目の外し方が半端ない。教師という立場など何処吹く風で、バーで、宅でとあんな呑み方ができるのなら羨ましい。確かに血中に少量(>>続きを読む

台風家族(2019年製作の映画)

3.2

つよぽん主演の作品は割と好きな部類で、本作もダメ長男ぶりがいいんだが、作品全体としては今ひとつ。新井浩文は例の事件により本作が引退作となったらしいが、演技は悪くない。

ドント・ブリーズ2(2021年製作の映画)

3.5

1作目の続編かと思いきや、さにあらず。今回も盲目で元ネイビーシールズ役のスティーヴン・ラングが満身創痍で死闘を繰り広げる。彼が拾い育てた娘の出自や実の父母のおぞましさが物語に厚さを持たせる。ワンコもポ>>続きを読む

マーベラス(2021年製作の映画)

3.7

マギー・Q、サム・L、M・キートンの3人のお蔭でより面白くなっていると思う。マギーは「レオン」、「コロンビアーナ」系のアサシンで、養父がサム、敵組織の用心棒がキートンの布陣。ショービズ界の働き者である>>続きを読む

テラフォーム 侵略(2021年製作の映画)

2.8

映画「メッセージ」に通じる雰囲気が少しあった。NY州の片田舎に隕石が墜ち、付近では大勢が死に、奇妙な巨大植物が育っていた。それは新天地を求める異星から送られてきた実験用植物であった。死人の何割かは人と>>続きを読む

スイートガール(2021年製作の映画)

3.5

ジェイソン・モモアは「アクアマン」で観てからお目にかからなかった。強いのだがやられてしまう父親役なんて珍しい。何と言っても娘役のイザベラ・メルセードが可愛くて強い。観ていて快哉を叫んだよ。ネトフリ、低>>続きを読む

ベケット(2021年製作の映画)

3.5

トレーラーを観て面白そうなので鑑賞。アリシアを久しぶりにスクリーンで拝めた。「君よ憤怒の河を渡れ」や「逃亡者」の系列と言えなくもない。ギリシャの田舎や町並みも見れ、悪くはなかったかな。ジョンはデンゼル>>続きを読む

群がり(2020年製作の映画)

2.8

昆虫食が話題の中にネトフリがぶっ込んできたか。イナゴ農家で偶然にも動物の血液を与えたら、繁殖力が高まり、兇暴化し、ひとを襲うようになってしまった。虫が嫌いな人は観ない方がよい。イナゴから小麦粉を作るの>>続きを読む

人肉村(2020年製作の映画)

2.3

B級ホラー。ラストの畳み掛けの展開は見せ所か。鉈で切った腕や脚がポンポン飛ぶのだが、少々ゴア度に欠く。「屋敷女」の方に分がある。

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.1

東京五輪2020とは因縁ありなので再々視聴。当初の開会式案の金田の赤いバイク見たかったなぁ。33年前の作品とは思えない。その後のSF映画のヒントにもなってるよね。

屋敷女 ノーカット 完全版(2007年製作の映画)

3.8

凄い映画だ。怒涛の80数分。因縁のある女同士のガチの闘い。武器は鋏や家にある物。血飛沫、切り裂き、半端ない。仏のスプラッター・ゴア映画も面白いなぁ。

ホムンクルス(2021年製作の映画)

3.4

何と言っても、頻繁に登場するマツダのキャロル360ccが懐かしい。こういう個性的なクルマ、今ないもんなー。演技の方は、綾野剛もそうだが、成田凌がまたうまい。おでこの頭蓋骨にドリルで穴を開けるトレパネー>>続きを読む

ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)

3.6

ディズニー映画なので子供も安心して観られる。冒頭はTDLにもあるジャングルクルーズとみまかうばかりのシーン。船頭がドウェイン・ジョンソンってのが笑う。ジャングルに繰り出す女医役のエミリー・ブラントがキ>>続きを読む

サブウェイ123 激突(2009年製作の映画)

4.0

デンゼル・ワシントンは外さないね。小ぢんまりとした作品かと思っていたら、なかなかどうして。現金輸送のためにNYの街中を疾走する白バイとパトカーの激走が見どころ。電車の暴走は「アンストッパブル」を彷彿と>>続きを読む

マイ・ボディガード(2004年製作の映画)

3.9

過去を引きずった男、デンゼル・ワシントンが、メキシコで金持ちの娘、ダコタ・ファニングのボディガードを引受けるが、誘拐組織に襲撃され、娘を奪われ、奪還すべく暴れ回る。その反撃が半端ない。2時間半の尺を飽>>続きを読む

守護教師(2018年製作の映画)

3.4

マブリーが教師役とは。キム・セロンちゃんも「アジョシ」の子役時代の面影はあるね。年齢的に芦田愛菜ちゃんと重ねて観ていたが、どちらもきれいなお嬢さんに成長してしまった。それにしても韓国警察は腐っているな>>続きを読む

化身(1986年製作の映画)

3.1

監督は違えど、同じ渡辺淳一原作の「失楽園」に通底するものがある。黒木瞳の出世作になるのだろうが、本作の体当たり度は半端ない。冴えない娘さんが徐々に磨かれ、次第に魅力的な女性に変わって行く様がいい。バブ>>続きを読む

T-34 レジェンド・オブ・ウォー(2018年製作の映画)

4.0

ジャケットに全露No1メガヒットとあるが実際そうであろう。タンクものでは「フューリー」も良かったが、こちらも面白かった。独TigerⅡ(っぽい) vs 露T-34の見どころは最後の街中と橋梁部での決戦>>続きを読む

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