かじやんさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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蜘蛛の瞳/修羅の狼 蜘蛛の瞳(1998年製作の映画)

3.6

前知識なく、シリーズものとも知らずに鑑賞。大杉漣、寺島進、ダンカンなどのキャストもそうだが、映画の雰囲気も北野武風であった。悪くないね、こういうのも。

ブラッド・レッド・スカイ(2021年製作の映画)

3.3

NETFLIXオリジナル。ハイジャックものでヴァンパイアもの。どちらも過去にどこかで観たような内容で、それらが合わさっているので、121分と妙に尺が長い。ヴァンパイア母と毒されていない息子の絆が泣かせ>>続きを読む

プロジェクト:ユリシーズ(2021年製作の映画)

3.1

ディストピア系と言ったら良いのか。気候変動、パンデミック、戦争で人が住めなくなった地球に、移住先のケプラー星から宇宙船が不時着。ノラ・アルネゼデール演じるアストロノーツが生き残り、コロニー(集落)から>>続きを読む

ミッドナイト・キラー(2021年製作の映画)

3.0

2021年公開「Till Death」に続いてまたもやミーガン・フォックスだ。ただ、FBI捜査官役のミーガンもブルース・ウィルスも無駄遣いだった。地元警官役のエミール・ハーシュだけで良かったかな。その>>続きを読む

PIG ピッグ(2021年製作の映画)

4.0

ニコラス・ケイジにしては久々にいい役を得た。ニコラスが演じるのが、かつての名シェフで、今は世捨人のように山で小豚と暮らすロブ。その小豚は山でトリュフを掘り当てる雌で、ロブは「ガール」と呼ぶ。山小屋で暴>>続きを読む

ブラック・ウィドウ(2021年製作の映画)

4.1

これまでマーヴェルシリーズを観て来なかったのだが、これは面白かった。よく出来てるね。フェロモン・ロック、あったら最強だ。スカヨハ演じるブラック・ウィドウ(ナターシャ)の幼少期役がミラ・ジョヴォヴィッチ>>続きを読む

Initiation(原題)(2020年製作の映画)

2.8

B級サスペンスかなぁ。ながら観、流し観になってしまった。スクリーンへのSNSの映し方は今風だったが、響くものがなかった。

終わった人(2018年製作の映画)

3.2

自分も定年が近づいて来た身であり、楽しく観せてもらった。舘ひろしの駆るトヨタクラウンのナンバーが4989(四苦八苦)なのがニヤリ。定年後、舘が乞われて社長になったIT会社の負債を全部負うってのはどうな>>続きを読む

トゥモロー・ウォー(2021年製作の映画)

3.8

Amazon Original作品。既視感のあるエイリアンだったが結構強く、2本の触手から飛び道具が放たれる。お決まりの家族愛も含めてストーリーはまあまあで、長い尺だが飽きさせずに観ていられる。タイム>>続きを読む

デンジャラス・ラン(2012年製作の映画)

3.8

観たかった作品をやっと鑑賞。舞台は南ア、「第9地区」を思い出す。CIAのセーフハウスキーパー、ライアン・レイノルズと国際犯罪者、デンゼル・ワシントンのバディぶりがいい。裏で蠢く悪い奴らが途中で見えてし>>続きを読む

ティル・デス(2021年製作の映画)

3.6

主役はミーガン・フォックス演じる某夫人。彼女は不倫の代償として、旦那の命を賭けた用意周到で幾重にも仕掛けられた"復讐"に見舞われる。ネタバレになるので言えないが「手錠」がキーとなる。先入観もなく鑑賞し>>続きを読む

アイス・ロード(2021年製作の映画)

3.7

Amazonオリジナル。リーアム・ニーソン主演とあらば観る。「スノー・ロワイヤル」とは異なり、ベースはディザスターもの。カナダのカトカダイヤモンド採掘場で起きたメタンガス爆発、崩落事故で生き埋めになっ>>続きを読む

SEOBOK/ソボク(2021年製作の映画)

3.5

ある組織によって作られたパク・ポゴム演じる不死のクローン化人間と、コン・ユ演じる組織に仕える余命半年のエージェントのヒューマンドラマ。コン・ユだからといって、アクションモノや恋愛モノではない。その辺で>>続きを読む

クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.4

DAY1で1作目の起源を描いていたが、なるほどそういうことだったのか。でもって本作は1作目の続き、DAY464から始まる。なんと言っても、本作では娘(姉)と息子(弟)が成長を遂げた。特に姉の活躍がめざ>>続きを読む

RUN/ラン(2020年製作の映画)

3.7

huluオリジナルフィルム。キーラ・アレン演じる訳あり娘クロエに感情移入して観ていた。サラ・ポールソン演じる母ダイアンがまじキチで恐ろしい。クロエが車椅子で、ネットも電話も電気も郵便もろくに使えない状>>続きを読む

映画検閲官(仮題)(2021年製作の映画)

3.1

好き嫌いが分かれそうな作品かな。80年代、VHSビデオが華やかかりし頃、映画検閲官イーニッドがふと目にしたホラービデオに失踪した妹が映っていて、捜索に出るが、、、途中から夢かうつつかわからなくなる。貸>>続きを読む

インフィニット 無限の記憶(2021年製作の映画)

3.1

人々の中には、大勢の人の前世の記憶を持ったInfiniteがいて、それを人類に生かそうとする勢力(Believer)とそれを忌み嫌う勢力(Nihilists)に二分され、ある物を奪うべく争っている、、>>続きを読む

パーフェクト・バディ 最後の約束(2018年製作の映画)

3.6

仏国版、米国版も観たが、韓国版は韓国版で色々凝っていた。死期が迫った車椅子の金持ちソル・ギョング、そのバディ役でヤクザ者チョ・ジヌンの組合せが面白い。スーパーマーケットでカートに乗せられたギョングが最>>続きを読む

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.9

前知識なく観たが痛快だった。ボブ演じる主人公ハッチのハチャメチャ振りに、なんとクリストファー・ロイド爺さんまで暴れまくるとは。ロシアンマフィアがやられっぱなしのストーリーはどこかで観たような内容だが、>>続きを読む

死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.2

ヴェラ・ファーミガのファンとしては観逃せない。邦題のサブタイトルは何だろ、C国の愛国無罪みたいだぞ。前2作に比べるとホラー度は劣ると思うが、実話シリーズなので已む無しか。ウォレン夫妻の活躍もこれで打ち>>続きを読む

仮面病棟(2020年製作の映画)

3.5

前知識なく観たが面白かった。謎めいた病院をめぐるクライムサスペンス。院長役の高嶋政伸が嵌まり過ぎる。永野芽郁の七変化に注目。拳銃をどうやって入手したのか、弾はもう装填されてなくないか、素人が一発で相手>>続きを読む

事故物件 恐い間取り(2020年製作の映画)

2.8

タイトル通り、事故物件に住んで現場リポートをする芸人(亀梨和也)が経験する怪奇現象の数々。でもあまり恐怖は感じられない。脇を固める江口のりこがうまい。

君だけが知らない(2021年製作の映画)

3.8

うーん、そう来たか。韓国映画にしては小ぢんまりとした感はあるが、捻られていて最後は泣かせてくれる。ある事故で記憶を失ったソ・イェジの部分的に回復した記憶を中心に物語が回るのだが、虚実が入り混じり。。。>>続きを読む

ハンディキャップ・キャンプ: 障がい者運動の夜明け(2020年製作の映画)

3.7

NETFLIXはドキュメンタリーでもみせてくれた。米国の障害者達が70年代に立ち上がった504 sit-in(座り込み)、障害者の権利の抗議活動に至るまでとその後の政府や社会の動きを古いフィルムを繋ぎ>>続きを読む

アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

3.7

「モータルコンバット」に続く真田広之の出演作。ベガスがゾンビで埋め尽くされ、半島系のゾンビのように噛まれるとゾンビに変身。ゾンビ隔離地区の財宝を狙うのまで半島と同じだ。150分弱と尺が長いが、仕掛けが>>続きを読む

おとなの事情 スマホをのぞいたら(2021年製作の映画)

3.4

本家イタリア版、韓国版、日本版と観てきて、韓国版がエピソードも多く、スピード感もあり軍配を上げるが、日本版もそんなには悪くはないと思う。もう少し尺を伸ばして、エピソードを増やして、丁寧に作りこんでいた>>続きを読む

ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

3.9

前知識はなかったが、舘ひろしがヤクザの親分、綾野剛が舎弟ということで期待して観た。長い尺(135分)だったが飽きさせることなく愉しめた。反社、反社と言われ、世の動きについていけなくなるヤクザ達、1人、>>続きを読む

モンタナの目撃者(2021年製作の映画)

3.3

山岳消防隊アンジー、満身創痍になりながらも組織に追われる少年を救う。アンジーがそんなに強くないのもいい。米国では頻繁に起きる山火事や落雷の恐怖が感じられる。山の上に、監視員が生活できる火の見櫓まであっ>>続きを読む

ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ(2021年製作の映画)

3.2

「裏窓」や「ガール・オン・ザ・トレイン」へのオマージュが強すぎる。こういうメンヘラ系の作品を観ると、こちらも鬱々としてくるなぁ。しかし、アンソニー・マッキーの無駄遣いも甚だしいぞ。

グレート・ホワイト(2021年製作の映画)

3.0

鮫の映画はこんな感じかな。男女混合の組合せがあれば、大抵は女性が生き残る。本作もご多分に漏れず。緊急用ボートでの漂流が全体の2/3を占めるが、食料がないのにあんなに体力は残らないと思うが。

ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

3.8

久々にファン・ジョンミン。アクションや車を使ったシーンが結構過激。日本、韓国、タイ、パナマ(もどきか)と短い尺によくぞ詰め込んだものだ。特にタイパートでは暗部(子供の拉致、臓器売買)も扱われていた。日>>続きを読む

モータルコンバット(2021年製作の映画)

3.2

ゲーム由来だそうだが知識がなく鑑賞。最初の10数分の真田広之の殺陣がお見事。あの年齢でも鍛錬を続けているのだろうか。托鉢僧みたいな浅野忠信は目が光っていて違和感あり。スピード感があり、それなりにエンタ>>続きを読む

ウィズアウト・リモース(2021年製作の映画)

3.3

アマゾンスタジオプレゼンツ。マイケル・B・ジョーダン演じるシールズのケリー上官が家族や仲間を殺され、リベンジしに行くが、途中で政府の陰謀に気が付き、、というストーリー。108分ほどの尺なので、テンポも>>続きを読む

アサシン・ハント エージェント:ゼロ/エージェント:0 漆黒の暗殺者(2021年製作の映画)

3.5

「ファーザー」で認知症役を怪演し、アカデミー主演男優賞まで獲ってしまったアンソニー・ホプキンスの、本来路線復帰かと思いきや、出番はそう多くない。仕事人の元締のような、なかなか深い役どころだ。ストイック>>続きを読む

朝が来る(2020年製作の映画)

4.0

河瀨監督作品では「あん」と同じくらい良かった。育ての親の井浦新、永作博美夫婦、生みの親の蒔田彩珠、双方の心情を丁寧に作り込んでいた。脇を固める浅田美代子、利重剛、青木崇高らも良い仕事をしていた。尺は長>>続きを読む

密航者(2021年製作の映画)

3.2

ネトフリ映画もスペースものが増えてきた感あり。宇宙船の母船が舞台で登場人物は4人、アナ・ケンが医師、トニ・コレットが船長、ダニエル・キムが生物学者、シャミアが密航者。要は想定外の人数増にアクシデントが>>続きを読む