梅小路梅子さんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

梅小路梅子

梅小路梅子

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女経(じょきょう)(1960年製作の映画)

4.7

短編小説って大好きなんです。
映画でそれをやる しかもこんな華やかな女優陣を起用するとこんな豪華な短編映画集になるのか!
どの話も、短くまとまっているけどストーリーの面白さ・見どころもたくさんあり、す
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ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

3.9

FourSeasonsをちゃんと聴いてみたくなった!
Sherryをあれだけ歌いこなせるなんてすごい。そしてCan't take my eyes off of you、裏側を知ってしまうと涙なしでは聴
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ショート・ターム(2013年製作の映画)

2.5

重いテーマの割にさくっと綺麗にまとまりすぎてて何だか腑に落ちなかった…期待しすぎたのかも。なんでこんな評価高いのか理解できない。雰囲気にのまれなかった。ラップはライブ感あって良かった。

女番長 野良猫ロック(1970年製作の映画)

4.0

和田アキ子「男と女のロック」で始まるオープニングから最高。「ボーイアンドガール」なんてもうずっと歌い続けていて欲しいくらい。
そりゃあこれ観たら、レコード買っちゃうわなって感じ!アッコの歌だけでも観る
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乾いた花(1964年製作の映画)

5.0

池部良のシビれる格好良さ!スタイルのある男はなんて格好いい。
そしてそれにタイマン張る加賀まりこの美しさ!
加賀まりこ目当てで観たけど、このコンビネーションがあったのか。

冴えると書いて“冴子” と
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バージンブルース(1974年製作の映画)

4.8

野坂昭如がかっこよすぎる。あの曲ありきの映画だけど内容にとても満足!

秋吉久美子は当時のフランス女優のような、コケティッシュでアイコニックな魅力いっぱいで素晴らしかった。
清純そうなのに意外と擦れた
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お国と五平(1952年製作の映画)

4.0

シネマ・ヴェーラ渋谷にて
二本立てでなかったら観ていなかったかもしれない一本。名画座の良さ。

お国どの美しかった…

時代劇に似合わぬ?「お国と仇討ちとどちらが大事じゃ」と言うシーンは可愛くて笑えた
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しびれくらげ(1970年製作の映画)

3.0

でんきくらげからのしびれくらげ

ヒットしたからその続編で、という事みたいだけど…もはやお父ちゃんの映画!

怒ってばかりで、渥美マリの無駄遣いだと思います…笑

ヤクザ役の田村亮が渋くて格好いいって
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でんきくらげ(1970年製作の映画)

4.7

ずっと前に観たこと忘れてまた借りちゃったけど、改めて良い

タイトルからして最高ですね

冒頭、和服姿の母親から着替えをする渥美マリへと画面が移ると、和から洋へ新しい時代の女を感じてハッとする。

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盲獣(1969年製作の映画)

5.0

こういうバイオレンス描写のある映画苦手なんだけど、好みは置いておいて★5

何これ、おもしろすぎる。
お母さんが死ぬあたりまではそう思って観てた。

緑魔子って、
目の動きとか眼差し、喋り方はどこか大
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おしゃれ泥棒(1966年製作の映画)

4.3

ずっと前に観たので細かいところまで覚えてないのだけど、美しくて愉しい映画だった

深い瞼にのせられた薄い水色のキラキラアイシャドウが印象的
これぞ60's っていうあんな瞳に憧れた

パリ、テキサス(1984年製作の映画)

4.9

男の愛とか生き様とかプライドとかはよくわからない。ダメな男には笑えなかった。

ビデオの中の 記憶の中のジェーン…

ぽってり紅いリップにくるくる大きな目
ブロンドのボブヘアにアンゴラニット
安っぽく
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東京家族(2012年製作の映画)

1.0

愛とか敬意のあるオマージュってこういうことじゃないと思った。残念もったいない

東京物語(1953年製作の映画)

5.0

年始に祖父が亡くなり、そのお葬式の時の事を思い出しながら観ていた。

血の繋がらない紀子の方がよっぽど家族のようだという皮肉もある。
しかし、冷たそうに見えてしまうけど、家族というのは気にかけているか
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

5.0

あの時代の色、空気、近未来的思考、はちゃめちゃな感覚、がぎゅっと詰まってる。さらにそこに人間の身体的・精神的狂気が混ざり合い、なんとも言い表せない感覚になる奇跡の映画。

あの頃ペニー・レインと(2000年製作の映画)

4.0

この時代も音楽も好きだからすごくおもしろかった。バンドに熱狂するって事もなんとなく懐かしかった。
バスの中でTiny Dancerを歌うシーンが最高で、もはやちょっとずるい。

ファッションも期待して
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アメリカン・ビューティー(1999年製作の映画)

4.9

傑作でした。この映画に出会えてよかった。
観終えて思い出したのが岡崎京子のリバーズ・エッジ(93年)でした。思い入れのある漫画なので印象的な言葉を載せます…

“惨劇が起きる。
しかし、それはよくある
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ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ(2011年製作の映画)

4.9

ロマンティックな世界、ときめくことの素晴らしさ。ファッションへの愛と意志の強さ!
ファッション史超重要人物。今まで知らなかったのが悔やまれる。ほんとなぜ〜
インタビューで出演しているのが伝説の人たちば
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チャイニーズ・ブッキーを殺した男(1976年製作の映画)

4.0

なんとなく70'sの華やかな世界に浸かりたい気分で借りた。

かっこつけていると、隙を突かれることってあるよね。
ギャンブルで調子に乗るコズモにおいおい…って感じだったけど、理想の自分を貫き通すと最終
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日曜日が待ち遠しい!(1982年製作の映画)

5.0

娼婦に扮するバルバラの格好いいこと。あんなに映画的な着こなしないと思う。
当時にしてはとっぴ過ぎる着方だと思ったら、84年の作品なんですね。モノクロ効果絶大で、特典映像観るまで気づかなかった。
ファッ
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プリティ・ベビー(1978年製作の映画)

4.0

とにかくブルック・シールズ。
そしてクラシカル娼婦スタイル。レイディな映画です。

ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)

3.3

夫の方がタイプだったというか、不倫相手の男が好きになれなくて、見終わった爽快感とか全然なかった。笑
むしろもやっと。

ムーンライズ・キングダム(2012年製作の映画)

4.9

1965年のアイスランド、作り込まれた世界観が完ぺき!どのシーン観てても一時停止して静止画保存したくなる感じ
ピンクの襟付きワンピース
白のハイソ
日曜学校の靴
赤いチェックの鞄
水色のレコードプレイ
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愛を乞うひと(1998年製作の映画)

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ドラマを観て、以前こちらを観たことを思い出して。

授業で観た。
絶対にもう二度と観たくないと思うほど怖かった。それほど凄かった。
原田美枝子さんの凄みをこれで知った。


★5つけたいけど、内容的に
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