ぽてちさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ぽてち

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フォトグラフ(2020年製作の映画)

3.0

Netflixで読んだあらすじと実際に観始めた映画にギャップを感じ、半分ほどでギブアップ。翌日、改めて観直して、無事完走できた。
疎遠だった母の死後、娘が家族の過去を追及するというようなあらすじだった
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ムーンフォール(2021年製作の映画)

3.0

あることが原因で、月がその軌道を変え地球に激突することがわかる。猶予は3週間。SNSに投稿されたことから人々はパニックに陥り、月の接近に伴い様々な異常現象が地球を襲う。
石ノ森章太郎版の『幻魔大戦』ラ
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

3.0

誰もが羨む結婚をした女性が、様々な理由で心を病み、壊れていく姿を描いた作品。タイトルの“Swallow”は燕ではなく、飲み込むという意味である。
ヘイリー・ベネットに興味を惹かれて観たが、いやはやとん
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コロンバス(2017年製作の映画)

3.0

問題を抱えた母親のために夢をあきらめたケイシーと、病に倒れた父親のために韓国から来たジンが出会う。タイトルの「コロンバス」は2人が出会った地で、有名な建築物があちこちにある。ジンの父親は建築学者で、講>>続きを読む

イン・ザ・トール・グラス -狂気の迷路-(2019年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

スティーヴン・キングとジョー・ヒル(キングの息子)が共作した短篇小説(『怪奇疾走』収録。積読中)を、ヴィンチェンゾ・ナタリの脚本・監督で映画化した作品。ネフリの情報では脚本に原作者も記載されているが間>>続きを読む

アオラレ(2020年製作の映画)

3.0

映画館で予告を観たとき、思わず絶句し、その後失笑してしまった映画。
スピルバーグの出世作『激突!』を彷彿させる、1人の女性が謎の車に追っかけられるスリラーだ。あちらは運転手の姿が最後まで明かされないが
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カセットテープ・ダイアリーズ(2019年製作の映画)

4.0

80年代後半のイギリスを舞台に、ボス(ブルース・スプリングスティーン)の音楽に心酔するパキスタン移民の少年の成長を描いた青春映画。実話を基にした映画だそうだ。
最初こそペット・ショップ・ボーイズや、カ
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

4.0

劇場で予告篇を観たが、“姫”の造形がまったく好みではなくて見送った作品。いやあ、行かなくて正解だった。いい年したおっさんが、ボロボロ泣いているのを見られたくはないから(^_^;)。
アニメとしての完成
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まともじゃないのは君も一緒(2020年製作の映画)

3.0

数学バカで普通のことがわからない予備校教師と、頭でっかちで恋愛経験のない女子高生が繰り広げる騒動を描いた作品。清原果耶さん目当てで観た(*^^*)。
以前にも観ようとしたのだが、冒頭5分ほどでリタイヤ
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ラフィキ:ふたりの夢(2018年製作の映画)

4.0

ケニア映画として初めてカンヌ国際映画祭に出品された作品らしい。だが、違法とされている同性愛を扱った作品であるため、同国では上映禁止となったそうだ。
選挙に立候補した2人の男性。それぞれの娘が出会い、親
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キャラクター(2021年製作の映画)

3.0

なんかすごいものを観てしまった気がする。劇場で予告編を観た記憶はあるが、その時はよくある“人殺し映画”だと思って興味をもたなかった。
主人公の山城は漫画家のアシスタント。自分の作品も描いてはいるが、絵
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グレイマン(2022年製作の映画)

2.0

Netflixお得意の、金だけはたっぷりとかかった愚作。前日、40分ほどで寝落ちしてしまい、そこからのリスタートとなったが、見直す必要はなかった。

ザ・プリンセス(2022年製作の映画)

3.0

『眠れる森の美女』を想起させるオープニングから、一転して激しいバトルが始まる。なんだこれはと思う間もなく、ドレスを着たお姫様に次から次へと敵が襲いかかる……。
つかみは最高、折々に挿入される回想シーン
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ウルフズ・コール(2019年製作の映画)

3.0

大好きな潜水艦もの。フランス軍の潜水艦で「黄金の耳」と呼ばれる特殊分析官が主人公。
ある日、任務遂行中に「狼の歌」のような正体不明の音に気付くが、識別に失敗する。後日、非常に特殊な状況下で再度その音に
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MOTHER マザー(2020年製作の映画)

4.0

長澤まさみさんが、いつもの笑顔を封印したすさまじい演技で、日本アカデミー賞主演女優賞に輝いた作品。役どころからすれば、これまでの邦画なら間違いなく“濡れ場”もあるはずだが、残念ながら(?)それはなかっ>>続きを読む

ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

3.0

J. D. サリンジャーの伝記映画。主演はニコラス・ホルト……って、あれ? 『トールキン 旅のはじまり』ではJ. R. R. トールキンを演じていた。2作続けて著名な作家を演じるなんてすごい、のかな?>>続きを読む

ヒトラーVS.ピカソ 奪われた名画のゆくえ(2018年製作の映画)

3.0

第二次世界大戦時にナチスが行った悪行の数々から、美術品略奪にスポットを当てたドキュメンタリー。
その目的はヒトラーの故郷に美術館を建てることだったと言われているが、実際のところはわからない。ヒトラーに
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プレデター(1987年製作の映画)

3.0

この作品、映画館ではもちろん、さんざんテレビで放映されたにも関わらず、まともに観た記憶がない。知らない間に続篇がボコボコ出来ていて、さらには他の映画とのコラボまであった。
……おもしろかった。35年も
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リコリス・ピザ(2021年製作の映画)

3.0

『マグノリア』、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』などで知られる、ポール・トーマス・アンダーソン監督の最新作。
ぼくはこの監督の作品が苦手で、途中で寝てしまうか、最後まで観ても理解できないものが多かった
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アクトレス 女たちの舞台(2014年製作の映画)

4.0

ジュリエット・ビノシュとクリステン・スチュワートの息詰まる演技合戦が楽しめる秀作。ストーリーは単純だが、実は何重にも重なっていて奥が深い。
第2部の舞台となるスイスの美しい風景も特筆ものだ。

サイコキネシス 念力(2017年製作の映画)

2.0

ひょんなことから超能力を身に付けてしまったおっさんの活躍を描く韓国映画。あまりのしょうもなさに途中で意識を失ったが、ストーリーは一本道なのでなんの問題もなかった。多分(^^;)。

ニューヨーク 親切なロシア料理店(2019年製作の映画)

4.0

映画館で予告編を観たが、都合がつかず見送った作品。
幼い2人の息子に暴力を振るう夫の元を逃げ出し、ニューヨークに辿り着いた女性。お金も身分証もない彼女に手を差し伸べてくれたのは、老舗のロシア料理店の雇
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欲望という名の電車(1951年製作の映画)

3.0

舞台劇の映画化作品。タイトルだけはガキの頃から知っていたが観るのは初めて。厳密には『デザイア(通り)行きの路面電車』なのだが、実際に走っていたらしい。このタイトルはストーリーの暗喩となっている。
なん
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メアリーの総て(2017年製作の映画)

4.0

原題はそのまんまの"Mary Shelley"なのに、なんでこんな邦題にしたんだろう? 『イヴの総て』を連想させるが、なんの関係もないし共通点も感じられない。
本作は『フランケンシュタイン』を書いたメ
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.0

伊藤沙莉さん目当てに観た映画。うーん、つまらなくはないが、面白くもないような……。
6年間の交際を経て破局したカップルを、男の誕生日に絞って遡っていく。逆にたどることで見えてくる部分もあるし、説明的に
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ベイビー・ブローカー(2022年製作の映画)

4.0

是枝監督の最新作は、韓国を舞台に家族のあり方を問い、社会的な問題を提起する作品だった。主演はソン・ガンホさんで、第75回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞した。
赤ちゃんポストに預けられた(捨てられ
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トスカーナ(2022年製作の映画)

3.0

デンマークのシェフが、亡くなった父親の遺産相続のためにイタリア・トスカーナを訪れる。そこでの出会いが、彼の考えを変えていくというお話。
珍しいデンマーク映画だが、ストーリー自体はありきたりで既視感すら
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燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.0

司馬遼太郎の同名長編を原田眞人監督・脚本で映画化した作品。主演の岡田准一さんは、土方歳三を演じることが念願だったそうで、本作では土方の絡んだ殺陣も担当している。
原作は既読だが、内容はどうだったかなあ
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PLAN 75(2022年製作の映画)

3.0

75歳を迎えた高齢者は自らの意思でその人生に幕を下ろすことができる制度「PLAN 75」。この制度が導入された近未来の日本を舞台に、78歳の寡婦、制度を推進する側の若者、制度下で必要となったある仕事を>>続きを読む

すべてが変わった日(2020年製作の映画)

2.0

ダイアン・レインとケビン・コスナー共演のスリラー(?)。
不慮の死を遂げた息子の嫁が数年後に再婚する。それまで、義父母のもとで息子と共に暮らしていたようだ。新郎の描写は一切なく詳細は不明だ。やがて彼ら
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ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

4.0

この映画のレンタルが開始された頃、ある人に言われた。
「観ないほうがいいよ」
もう20年以上前のことなので、理由を聞いたのか、聞いたが忘れてしまったのかわからないが、その言葉を律儀に信じてずっと観ずに
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ガンズ・アキンボ(2019年製作の映画)

3.0

殺し合いを生中継する闇サイト“スキズム”に過激なリプを投稿して憂さ晴らしをしていたプログラマー・マイルズは、サイトの運営者に襲撃されてしまう。麻酔から覚めると両手には拳銃が埋め込まれ、強制的にデス・ゲ>>続きを読む

屍人荘の殺人(2019年製作の映画)

2.0

予告編は見たが、まったく興味を持てずにスルー。配信で見放題になったのを期に、最近気になりだした女優さんが数人出演していたので観てみた。
……なんじゃこれは? 序盤の中村倫也さんと神木隆之介さんの掛け合
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.0

前作が公開されたのが1986年だから、実に36年ぶりの続編である。主役はもちろんトム・クルーズだ。
冒頭のシーンから一気に気分が盛り上がる。なんたってオープニングは“あの曲”なのだ。
ストーリーも展開
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さがす(2022年製作の映画)

4.0

千葉劇場で予告編を観て「なんかすごそうな映画だな」と思った。佐藤二朗さんがあまり好きではないので見送ったが、主役のはずの彼は早々に姿を消す。
映画は大きく前編と後編に分けられる。前編では「連続殺人犯を
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ハケンアニメ!(2022年製作の映画)

4.0

2023/7/10、Netflixにて再鑑賞
興行的に惨敗し、原作ファンの賛否も分かれる問題作(^_^;)。
でもぼくはこの映画、大好きだ。鑑賞中に涙が溢れたり、大きな声で笑った。吉岡里帆さんはもとも
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