ZUSHIOさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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文学賞殺人事件 大いなる助走(1989年製作の映画)

4.0

筒井康隆の原作は随分前に読んでいて、面白かったけど、映画も邦画には珍しいほどのブラックコメディで面白かった。
また佐藤浩市の怒りに燃えて狂気のテロに走る形相は先週の「鎌倉殿の13人」の公暁演じる実子の
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RRR(2022年製作の映画)

5.0

はい‼️2022年ベスト、いやオールタイムベスト級確定‼️
史上最高の肩車❗肩車で泣いたの初めてです。
『バーフバリ』も最高だったけど、それ越えてきたな~👍️
2022年の今生きてる人はこれ劇場で観な
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ブレイド3(2004年製作の映画)

4.0

1と2は観たものの面白かったという記憶しか残ってないが、3も面白かった❗
ライアン・レイノルズは、DCのグリーンランタンにも、X-menにもデッドプールにも本当コミックに良く出てたのね。
キャラはこの
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アラビアのロレンス/完全版(1988年製作の映画)

4.5

意外と観てない名作映画を堪能。
さすがの圧巻。おそらく相当な数の映画に影響を与えていると思う、というか所謂「白人酋長映画」の元祖なのだから、『アバター』や『ラストサムライ』に影響を与えているのは言うま
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BRAVE STORM ブレイブストーム(2017年製作の映画)

3.5

予想してたより面白かった‼️
レッドバロンとシルバー仮面を最大限カッコ良くリブート出来てたと思う。何しろ、おそらく少ない予算で最大限頑張ってたその心意気やよし❗
庵野秀明がひと噛みして、東宝が莫大な予
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21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.6

凄く出来の良い「昼ロー」を観られた感じ。
90年代~00年代のクライムアクションの型式を取り入れつつ、やはりチャドウィック・ボーズマン演じる黒人刑事が、いつ白人刑事から撃ち殺されるのではないか?という
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ヤクザと家族 The Family(2021年製作の映画)

4.5

確かにこれは『すばらしき世界』と合わせてみたい傑作映画だった。
暴力団が許されて良いわけではないが、館ひろし演じる組長の印象的台詞に考えさせられる。
暴力シーンが抑え目の異色のヤクザ映画だが、副題がT
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テリファー(2016年製作の映画)

1.0

ホラー映画好きの友達に勧められたけど、やっぱし観なければ良かった…グロすぎるし、後味悪すぎ。
怖さで言えば、確かに怖いけど。定番の展開と言えば定番。

ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

3.0

暇潰しでふらっと観たけど、まさにそんなテンションで観るのにふさわしいおバカ映画で面白かった。
奇しくも、直前に観た『GIジョー漆黒のスネークアイズ』とヘンテコ日本世界観が全く一緒で、アンドリュー・コー
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G.I.ジョー:漆黒のスネークアイズ(2021年製作の映画)

1.0

GIジョーの1・2が面白かったので、レビューが最低なのは覚悟の上で、期待せずに観たものの、これは酷い。
脚本がまず崩壊していて事故レベル。
父親の復讐もプロローグ使ってあれだけ演出しておいて、消化不良
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モービウス(2022年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

MCUが始まる前の、アメコミ原作映画っていうと、こういう感じという王道。
自分の分身が敵になるというパターンも『ヴェノム』や『インクレディブル・ハルク』等等でもお馴染みだが、このモービウスは取り分け、
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ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー(2016年製作の映画)

4.5

現在、Disney+で『キャシアン・アンドー』を鑑賞中のため、復習のために再鑑賞したが、やはり全スターウォーズの中でも、EPI4に次ぐ傑作ではないかと思う。
ドラマ『キャシアン・アンドー』も、これまで
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.0

アニメ1期は視てて、原作は未読だけど、想像以上に面白かった。
『帝国の逆襲』のごとく、モブレベルで突っ込みどころだらけの魅力的キャラクターが大勢出てくるので、一気に想像力を刺激されて世界観が広がった。
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ヘルドッグス(2022年製作の映画)

4.0

ヤクザの抗争関係は、セリフが聞き取りにくかったり、登場人物が多いのとでなかなか頭に入って来ないが(原田映画はそういうもの)、そういうのは実は余り本筋の面白さには関わりがなくて、とにかく登場人物たちのク>>続きを読む

こんにちは、私のお母さん(2021年製作の映画)

5.0

久しぶりに、映画観て号泣してしまった。
「逆バックトゥザフューチャー」あるいは、「セルフ・ターミネーター」なのだけれど、どちらかというと科学的考証は度外視のファンタジー。
むしろ「バックトゥザフューチ
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ブルース・リーの神話(1984年製作の映画)

4.0

ブルースリーファンなら観て損はなし。
秘蔵映像やNGシーンなども多く、その実非常にユーモアのセンス溢れる魅力的な青年だったことが分かるだけに、やはり死因の部分でモヤモヤしてしまう。
松田優作のドキュメ
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言の葉の庭(2013年製作の映画)

4.0

数年振りの再鑑賞。
新海誠の作品では、『秒速5センチメートル』に次いで好きな作品。『秒速~』同様、情景で登場人物の心象を象徴させるなど、小説的表現が遺憾なく発揮されているのが素晴らしい。
ただ同業者と
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ロッキー・ホラー・ショー(1975年製作の映画)

3.0

内容はない‼️それがいいんじゃない❗
というコメディミュージックだったが、LGBTへの理解が今ほどない、どころかあからさまな差別対象だった時代に、この映画によって解放された気分になった人や、カルチャー
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KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

3.4

軍事独裁政権下で起きた暗殺事件なので、この物語のようにBL嫉妬的な解釈は分かりやすいものの、その実相当複雑な背景はあるのだろうと思った。
それにしても、世界的アクション俳優として大成したイ・ビョンホン
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.0

ここ1、2年のフェミニズム映画あるいはMe tooムーブメント映画3部作を挙げるなら、
①プロミシング・ヤング・ウーマン
②SNS 少女たちの10日間
そしてこの
③ラストナイト・イン・ソーホー
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ワイルド・アット・ハート(1990年製作の映画)

4.5

デヴィッド・リンチファンを自認しながら未見だったので、ようやく鑑賞。
『ブルーベルベット』と『ツインピークス』の間に撮られたこの作品、既に鬼才の才能は爆走していて、観客は置いてかれそうになる。
この作
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ソー:ラブ&サンダー(2022年製作の映画)

5.0

そう、アメコミは娯楽映画はこれでいいのよ❗
というおバカ映画ながらも筋肉アクションも、ホロリと泣かせるところもあり、フラッシュゴードン的80年代テイストが良い感じに纏めている感じ。
やっぱりアベンジャ
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G.I.ジョー バック2リベンジ(2013年製作の映画)

5.0

どうして、こんな面白い映画見逃してたんだろ。もう理屈とかどうでも良くて、頭空っぽにして楽しめる最高な映画。

1も良かったけど、いきなり前作主人公があんなことになって、主人公をドウェイン・ジョンソンに
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SNS-少女たちの10日間-(2020年製作の映画)

4.0

気持ち悪すぎて、男性であることをやめたくなる映画だった。
ただ、特に脅迫野郎がそうであったように、いずれの男たちも到底自分の人生に満足できていないにもかかわらず、その不満を女性を支配することで埋めよう
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G.I.ジョー(2009年製作の映画)

3.5

期待せずに観たら、結構面白かった。
おそらく、だから3でスピンオフが撮られているのだと思うけど、スネークアイズのキャラがやはり、格好良かった。
イ・ビョンホンとのライバル関係も、メインストーリーではな
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サマリタン(2022年製作の映画)

3.6

筋書き的には、スタローン版『アンブレイカブル』なのだけれど、この映画は筋書きが、設定が、どうこうとかではなく、御大76歳のスタローン師匠が、スーパーヒーロー設定という物語上のチートこそあれ、ここまで体>>続きを読む

MEMORIES(1995年製作の映画)

5.0

過去に観た名作アニメを見返す週間で、今敏監督の『パーフェクトブルー』に引き続き鑑賞。
意識したわけではなかったが、『MEMORIES』の第1話の「彼女の想いで」の脚本は今敏。連続して観ると、まさに『パ
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

5.0

たまにフラッシュバックするぐらい面白かったので、20年ぶりぐらいに観直したけど、公開当時よりもネットが普及し、アイドル文化が全盛となっている現代で観てなお、時代を先取りした大傑作だと思った。
絶妙な入
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.5

確かにろう者のリアリティがとても良い映画だったけど、少々ご都合主義かなとも思えた。
もちろん家族愛や師弟愛も含まれてだけれども、最終的にルビーの出どころ不明の音楽的才能チートが根底にあって(CODAで
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パンケーキを毒見する(2021年製作の映画)

3.5

岸田自民党にすり替わった今、菅元首相のドキュメンタリー映画を観る必然性はないような気がしたが、今話題になっている旧統一教会問題しかり、全てが安倍政権以降一本の筋道で繋がっているように思った。
最後の、
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東京リベンジャーズ(2021年製作の映画)

3.8

アニメを3話ぐらいまでしか見てなかったけど、映画で色々とスッキリできて面白かった。
あくまでもエンタメマンガなので、タイムリープについてはツッコミ厳禁&少年漫画のお約束ヤンキーアクションについても、警
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プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

4.5

オリジナルの「プレデター1・2」のVHSが擦りきれるほど、観た者としては、ようやく正統な続編が完成したという感じ。ちゃんと2のラストの1715年の銃との繋がりをつけてくれたのはファンとしては最高に嬉し>>続きを読む

ガキ帝国(1981年製作の映画)

3.0

ストーリーは面白くはないけど、とにかくバイオレンスと熱量が凄い‼️
この時代にしか撮れなかったリアルでヒリヒリした大阪が堪能できるという意味では最高だった。
今は亡き松本竜介の芝居が想像以上によく、そ
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バトルシップ(2012年製作の映画)

4.0

大味アメリカバカ映画として最高でした。最初からジャンクフードと分かって観れば、まさにニンニク野菜アブラマシマシ映画として満腹。ジャンクを食べて体に悪いとか言うのは野暮で、突っ込みどころも楽しむのが正攻>>続きを読む

海がきこえる(1993年製作の映画)

4.7

昔観て、すごく良かった記憶があるのだけれど、筋書きをほとんど忘れていたのでもう一度観たらやっぱりすごく良かった。
ジブリ=宮崎駿体制ではなく、こういう良作映画を多作できるスタジオだったら、今も健在だっ
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