ベタレイヤーテールさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ベタレイヤーテール

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ピーター・ブルックの世界一受けたいお稽古(2012年製作の映画)

3.5

現代演劇の演出家の氏による、演劇の演技授業。その題目は「綱渡り」から始まる。セットも何もないカーペットの上で、生徒たち(若いのから年寄りのベテランまで、国籍も多種多様)が綱渡りをする演技をする。氏は詳>>続きを読む

ムーンフォール(2021年製作の映画)

3.0

なんだろうこのモヤモヤ感。監督はローランド・エメリッヒだがインデペンデント映画として制作されたが予算は高額で、SFの映像美はなかなかで迫力もあるのだが見どころはそれだけか…。というか氏の映画はいつもそ>>続きを読む

82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.8

苦しい。普通のキャリアウーマンであり母、優しい夫と可愛い娘の幸せな家庭のように見えたが、周囲の善意と固定観念がじわじわと彼女を苦しめていく。優しさが凶器になっていくのか。一部はそのまま刃物を突きつけて>>続きを読む

ファイナル・フェーズ 破壊(2018年製作の映画)

2.8

すごいSF設定に、人類はどう対処するのかと思ったら…。最後は家族を愛する宗教的エヴァンゲリオンかよ。それかsr.マンハッタンか。3度ほど完全に熟睡して最後まで終わってたのでまた翌日見たところまでFWD>>続きを読む

ザ・フレーム(2014年製作の映画)

3.4

ドキドキ文芸部!の映画版か。てか、映画で第四の壁をやるか!?という意欲作だとわかり(すでにネタバレですが←)、そのコンセプトへの制作意欲に圧倒される。それをどう表現しつつまとめるか?意味があるものにす>>続きを読む

ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.7

スパイダーマンのマルチバース展開がめちゃくちゃな勝手なご都合好き放題な感じで嫌な印書からの続き、だったので敬遠していたけど、こちらは筋がしっかりしていて、内容もドラマも、インフィニティ・ウォー並みに十>>続きを読む

犬王(2021年製作の映画)

3.1

前シーズンにやっていたTVアニメ「平家物語」がすごく良かったから、絵がぱっと見似てたから、あれの関連作品かと勝手に思って観たら、どうも違ったらしい。ごめんなさい、全く話しが分かりませんでした。ていうか>>続きを読む

エセルとアーネスト ふたりの物語(2016年製作の映画)

3.8

「スノーマン」「風が吹くとき」などの絵本作家レイモンド・ブリッグス原作、彼の両親の人生(と生まれた自分も出演)を美しい手書き風のアニメで描く。舞台は戦前のロンドンから始まり、階級社会の中にあって中流(>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

3.2

あー、すごく面白く無かった。駄作、てかダサい。内容も何もかも80年代の映画を見せられていて、映画の進化が無いの、わざとですか?これを見て何を感じろと?明日になったらもう忘れてそう。それで喜ぶのは(あと>>続きを読む

バーズ・オブ・パラダイス(2021年製作の映画)

3.7

評価低くない?とても良いんだけど。美しいバレエの世界の美しい出世物語、では無いから悪いはやめて欲しい。ドロドロを良き、と評価する人もいるけど、それだけじゃ無い。ハイレベルな世界で仲間・親友と競争して生>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.3

期待通り面白いな!けどシン・ゴジラのコンセプトを期待していたらだいたいその通りだけど、そこまででは無い(未知のものへの恐怖心と実際の怖さが。もしかしてシンゴジラを体験した世界線なのか?慣れてるよねみん>>続きを読む

サマーフィルムにのって(2020年製作の映画)

4.7

んなぁ〜。もうね、最高すぎ。映画好き、時代劇好きとして共感しかない。映画賛歌。はだし可愛い。元乃木坂のメンバー⁉️15歳くらいにしか見えないw 私的殿堂入り決定でしょ!

遠い空の向こうに(1999年製作の映画)

3.6

邦題が💧「オクトーバースカイ」でいいでしょ。ソビエトが世界初で人工衛星を打ち上げたニュースに全米も注目、感動したものも多かった。アメリカの田舎の小さな炭坑の町の高校生ホーマーと3人は自分たちでロケット>>続きを読む

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

3.6

音楽がもう死んだ人たちの石橋英子!映画はとても良かった。タイトル通り愛車を運転するこだわりももちろん意味があるけどドライブ好きにはたまらない。内容は、映画内で劇中劇について語られるが複雑さをそのまま複>>続きを読む

スリング・ブレイド(1996年製作の映画)

3.6

山本譲司著「累犯障害者」を読後調べていて知ったので視聴。だが事情がだいぶ違った。おとなしく寡黙な男、主人公のカールは子どもの頃殺人を犯し精神病院へ長く務めた後出所したが行くあてが全く無い。しかしすぐに>>続きを読む

ガリーボーイ(2018年製作の映画)

3.7

ムンバイのスラム生まれのムラド。貧しくても一夫多妻制のムスリムの父と家族には大学に行かせてもらっているが、現代なおインド社会にはびこるカーストの考えが彼の周囲を暗雲で取り囲み、将来に希望は見いだせない>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.7

なんだこれは…。今のバットマンはクリストファー・ノーラン監督のダークナイト系列ですでに至高の域に達しすぎていたけど、見事にその重要で誰にも重大な「コンセプト」を継承し、もしかしたら超えたかも?!内容に>>続きを読む

レット・ゼム・オール・トーク(2020年製作の映画)

3.7

最高かよ…。
作家もの映画は大抵良い。対抗に、映画監督もの映画もありそれも面白いが後者は情緒的なばかりな気がするんだけど作家ものは真に人物にフォーカスしてくてるのが好き。

文学小説でベストセラーをだ
>>続きを読む

クルエラ(2021年製作の映画)

3.7

快作!ディズニーヴィランの一人クルエラ、とのことだけど誰?と思ったら「101匹わんちゃん」の悪役と。101匹わんちゃんって、そういうお話しなの??今度見てみてよう…。で本作、冒頭、流行りの映画「ほらお>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

マルチバースものは好きじゃない。

最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.0

すごい。冒頭から1秒たりとも目が離せられない。ぐいぐい引っ込まれていきます。
洋映画で珍しく、中世での戦闘をファンタジーものでなしに詳細に描いている映画って珍しいと思うんだけど、荘園の管理や人間関係・
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

3.4

先日「グリーンランド-地球最後の2日間-」を試聴したばかりだけどこれも同様の、彗星衝突もの。こちらもかなりリアルに、かつリアリティーショー的に作っている、特に「政府高官・大統領」「人気TV番組・人気キ>>続きを読む

ANNA/アナ(2019年製作の映画)

4.0

ぐはー。やられた。ニキータぽいかな?と思ってたら、大体正解。しかもリュック・ベッソン監督でした。どことなくそんな気がしたし!生きる意味を見失っていた美人すぎるロシア人女学生、モデルにスカウトされてかつ>>続きを読む

マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

-

スコアを書くとネタバレになるのでしばらく控えておきましょう…。THE 仮想世界もののSFとしておなかいっぱいごちそうさま!美味しかった♡ … という感じで、楽しめました。
… PS5のデモはすげいって
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.7

あー

ああ〜…


あーあー

あぁ“ぁ”

…おもしろかたww

グリーンランドー地球最後の2日間ー(2020年製作の映画)

3.5

彗星が衝突してきての現代地球最後系ディザスターもの。スリラーものでは無いと思う。だけど終始ハラハラする展開の連続で、また演出や設定に無理な派手さはなく、現実的にありそうな感じかつ主人公家族もそれほど特>>続きを読む

9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.8

文学礼賛か。全体にハイセンスでおしゃれな映画。ベストセラー小説の完結編の3巻が発売され、2ヶ月後にグローバルで翻訳版が発売されるのだが、実は9人の選抜された翻訳者たちを陸の孤島に監禁して強制労働させて>>続きを読む

エターナルズ(2021年製作の映画)

3.2

私マーベル、アヴェンジャーズ大ファンなので超期待してたんだけど、新リリーズ1作目から全員登場して全員説明し切ろうとしてか、それぞれが希薄でお涙頂戴シーンもいくつかあれど感情移入できませんでした。置いて>>続きを読む

囚われた国家(2019年製作の映画)

3.3

SFだから視聴。一瞬でエイリアンに支配された地球、アメリカ。というところから始まる。しかしそれは大量虐殺や戦争、ではなく、エイリアンの静かな統治、という設定になる。世界は戦争もなくなるが監視社会となる>>続きを読む

ストレンジ・アフェア(2019年製作の映画)

3.6

死んだ長男のことで家族関係が引き裂かれたままの母と弟の元に、その元カノが彼の子を妊娠したと訪れる。事故から5年も経っているのに。母が常に事故の後からだろうけど心の整理ができずに100%イラついていて、>>続きを読む

ガール・イン・ザ・ミラー(2018年製作の映画)

3.5

けっこう傑作。当時24歳のインディア・アイズリーちゃんがスレンダー超絶美少女JKの一人二役を好演。本当は愛して無いような親がいて、周囲のいじめにあって惨めな状況にあるマリア、ある日鏡の中の自分が別の人>>続きを読む

魔法にかけられて(2007年製作の映画)

3.4

ディズニーアニメの住人である姫・王子・従者・悪の魔法使い、と動物たちが現実世界に来て弁護士カップルの間に入ってドタバタ。姫を助けようと主役級に活躍するリスが、こちらの世界でアニメノリでやろうとすること>>続きを読む

パッセンジャーズ(2008年製作の映画)

3.4

良かった。何より若く美人なアン・ハサウェイをずっと眺めていられるなんて…。しかし、カウンセラーとして飛行機墜落事故の生存者へのカウンセリングはチグハグで、皆の反応が意地悪なのか、ひどい事故だったのでこ>>続きを読む

プロディッジー(2019年製作の映画)

3.0

生まれた時から異才を放ち天才児だった息子のなかに、誰かがいることに気づいていく…。全てを知った時の母親の勇気ある行動が意外性があり面白い。