チョ・ヨジョンの、「パラサイト」とは正反対のクールで冷静な演技が謎を深めて面白かった。キム・ヨンデも、絶妙のさじ加減で笑いを盛ったハンサムな演技で光っていた。
ミスリードが上手い脚本。最後の最後まで、>>続きを読む
録画して一気に視聴。
これはもう、「バック・トゥ・ザ・フューチャー2」に匹敵すると思う。前作を回収しつつ次へ繋げる、しかも単独でも面白い。
今回もイ・ジアの美貌とキム・ソヨンの怪演にクラクラした。パク>>続きを読む
ラストがとても良かった。ビンナを苦しめていた過去が、この事件の解決と和解で心穏やかな記憶として上書きされたということだと思う。
若い3人のジュヴナイルとしても、とてもよくできている。
キム・ジョンヨン>>続きを読む
撮り溜めしていたのを一気に。
イ・ドンゴンの動きのある演技が素晴らしかった。この人、見目麗しいだけのぼんぼんかと思っていたら、演技も悪くない。
燕山君は、あの世でイ・ドンゴンとこの作品の脚本家に会った>>続きを読む
「いい人」って、実は怖い人だったりするよね、というサイコ・ホラー。
誰かを守るためにみんなが何かを踏み外し、逸脱して行く話。
11回の途中で離脱しそうになっている。
ママが家族を守るために奮闘するストーリーだと思っていたら、息子がヒーロー!みたいな展開になり。それって、ありきたりでイージーなストーリーだから、一気に冷めてしま>>続きを読む
オープニングの赤い傘、そのバックに流れる”Stand By Your Man”と”Save The Last Dance For Me” がストーリーに合っていてとても良かった。
チョン・ヘインを愛で>>続きを読む
静かでいいドラマだったと思う。
前半、家族の秘密が次々に明らかになって行く展開に惹きつけられるけれど、最終的には、な〜んだ、みんないい人じゃない?みたいな軟着陸系。
こんなにハッピーでしあわせな家族>>続きを読む
回を重ねるごとに登場人物の裏の顔と真の姿が露わになる中、イ・ジアの凛々しさだけが変わらず。その美しさとともに、強さと聡明さに毎回見惚れた。
それからパク・ウンソク。決して超絶イケメンではないのにキメの>>続きを読む
撮り溜めしていたのを、ぼちぼち鑑賞。
パートナーの才能とお仕事を全力で応援するプリンスたちを描いたドラマとして観た。
2007年の作品か。そう言えば、この頃友だちと、「田中直紀って、理想のパートナーだ>>続きを読む
天使が出てくるあまりに荒唐無稽な設定なので録画したまま放置していたのだけれど、観てみたら予想以上に面白かった。
エル(キム・ミョンス)の演技はリズムがあって、時々タメやノリがあったりして、観ていて心地>>続きを読む
ミステリーとしてとても面白かった。
最初、自信過剰な主人公にイラッとするけれど、クソガキが牛耳るクラスの副担になったあたりから徐々に観る者にカタルシスをもたらすヒーロー・キャラになっていく。従順なフリ>>続きを読む
自信満々だったりシャイだったり、勇気凛々だったり臆病だったり、思慮深いのにどこか抜けてたり。キム・スヒョン演じる新人PDが、ムーミン・トロールみたいで可愛かった。
2009年(だったかな?)、韓国では>>続きを読む
最終回を残して、敢えて書き込みを。
ただただハン常務の失脚が観たくて、ここまで来てしまった(笑)。そういう意味では、うまい脚本だと思う。
中盤に差し掛かると一気に物語が動き出し、ホ・ユンドの秘密が明>>続きを読む
残された者のための物語。お墓が生きてゆく者のためにあるように、残る者には物語が必要なんだよね。
全てをきちんと回収する最終回は切なくてきゅんきゅんするけれど、最後の最後で次の主人にあの人を持ってきて、>>続きを読む
第37回まで観たところ。
これ、そんなに古いドラマじゃないのに、演出や演技が古い感じがするのは狙いなのかな。必ず立ち止まって台詞を言うとか、あまり動きのない演技とか。
小津安二郎の映画や昭和の日本のホ>>続きを読む
色気満開のヒロインにクラクラしたわ。
ロマンスとサスペンスのお相手が昭和の演歌歌手っぽくて最初戸惑ったけれど、最終回は素敵だった。昭和の演歌歌手というより、往年の日活映画のスターというべきか。
でもで>>続きを読む
主人公のオレ様ぶりが不愉快で、3回目の途中(使用人を殴る場面)で脱落。
主演の彼の責任ではない。むしろ役者としては素晴らしいと思う。
ユ・インナのドラマだった。
この人、韓国芸能界の基準で言うと決して超美人ではなくて、いわゆるファニーフェイスだと思う。でも、表情とか仕草がとてもキュートで、観ていてとても楽しい。そんな可愛らしさとは裏>>続きを読む
韓国ドラマは、ナイト(騎士)的な自己犠牲を描くのが上手いのだけれど、本作も、とどのつまりファグンとイソン(イ・ソンではなく)の物語なのだった。
イ・ソンの方については、「そもそもオマエが身代わりにな>>続きを読む
父殺しと貴種流離譚(坊ちゃんも嬢ちゃんも、高官も武芸の達人もお后も、みんな転がって流れまくる)のドラマだと思って観始めたら、中盤に差し掛かるあたりから個人的にはピカレスク・ロマンになってしまった。カン>>続きを読む
なんとなく録画設定して、最初はまとめて観ていたのだけれど、中盤から面白くて毎週末の楽しみになった。
韓国の民話とか神話、民俗学的な知識があればもっと楽しめたのかも。続編が制作されるようなので、勉強して>>続きを読む
早い段階でだいたい展開が読めるけれど、ミステリーとしては面白かった。
ただイ・ヒョンが完璧すぎてイラッとしたし、ヒロインの心の動きについて行かれなかった。
個人的な趣味と嗜好の問題だけれど、ダメダメな>>続きを読む
“うつし世はゆめ 夜の夢こそまこと”江戸川乱歩
「史実を基にしたフィクション」と冒頭に記している以上、十分予想できる陰惨な展開と結末に、壮大な夢オチという救いが用意されている。そういう点でも、エンタ>>続きを読む
感情の起伏を押し殺したキム・ソナの演技に最初は違和感があったけれど、ジェニーの複雑な生い立ちと内面を表現するには上手い方法だったと思う。大きな感情の揺れを見せた時とのギャップが際立ってよかった。
個人>>続きを読む
最終回、ありがちなハッピーエンドで終わるのかと少々がっかりしていたら、残り1/3でまさかの展開。
ミステリーとしてもパラレルワールドもののSFとしても、とても面白かった。時間と次元のパラドックスを上手>>続きを読む
主演の二人より、ミスクを演じたハン・スヨンとヒソン役のキム・ジフンの演技が素晴らしかった。
キム・ジフン、どんな状況、表情でも美しいというのは、実はすごい才能なのではないか。
ただひとり最初から最後ま>>続きを読む
5回まで観たところなんだけれど、全体に重くて。No.007とNo.416のコンビが唯一の救い。
ただ「死神はドアを開けると望んだ場所に出られる」という設定が”どこでもドア”みたいなので、いつかドラえも>>続きを読む
ストーリー自体も面白かったけれど、ユン・シユン、パク・ソンフンの演技が毎回楽しかった。メリハリがあって、二人ともどんな表情もスタイリッシュ。
ドンシクにスイッチが入るとき、必ず脳内で有名映画のワンシー>>続きを読む
最終回を待たずにレヴューします。最後まで絶対に面白いと思うので。
中盤から俄然面白くなる。今、検事としてここにいるのは本当に検事なのか、それとも詐欺師なのか。この計画は詐欺師のはかりごとなのか、検>>続きを読む
洋品店に関わる男性たちのビルドゥングス・ロマンだが、彼らを一途に思い続ける女性たちの物語でもある。
洋品店の社長であるアボジがヨンシルにかける「ドンジンとのことはともかく、自分の本分(夢、目標?)を忘>>続きを読む
邦題が凡庸で甘過ぎる。「Someday or One Day」のままの方が良かった。
「未来の自分と過去の自分が出会ってはいけない」というSFにおける鉄則を飛び越えてしまう点が斬新だったけれど、そうい>>続きを読む
夜の闇に浮かぶ柔らかな白熱電球の光、雨の匂い、田を吹く風、私の好きな台湾のイメージそのもののドラマだった。侯孝賢の幻影を観たような。
オープニング・テーマのイントロがjazzのスタンダード「All o>>続きを読む
チョ・ヨジョン演じるソヨンとキム・ガンウのカン・テウのラブサスペンスだと思ったら、ヒロインを命がけで守るのはソヨンの夫だったわ。キム・ガンウも素敵だけれど、夫を演じたチョン・ウンインの怪演が光った。そ>>続きを読む