Sakuさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

Saku

Saku

映画(218)
ドラマ(9)
アニメ(0)

(2017年製作の映画)

-

視覚障害を持つ方が劇中に言っていた、
「私たちは、映画を通して、スクリーンの人たちた同じ感覚、あるいはもっと深い奥の世界・感覚を共有しようとしている」
的な事を言っていて、、

これまでの自分の映画の
>>続きを読む

真実の行方(1996年製作の映画)

-


「存在していないのは、アーロンの方だよ」

ノートンがこの台詞を吐いた時、背筋がゾッとしました。ベイルは、色んな戦術を使って、時には検事までも利用して裁判で勝利を収めたが、それは結局、被告に利用され
>>続きを読む

二重生活(2016年製作の映画)

-

はじめは、尾行を通して人間の悪い素行を描写する作品かと思いましたが、そこにはメッセージ性があり楽しめました。

台詞にもありましたが、ぽっかりあいた" 満たされないものを、他人の秘密を垣間見る事によっ
>>続きを読む

楽園(2019年製作の映画)

-

ユナイテッドシネマ映画館にて鑑賞

観客のイマジネーションに頼らせて作品を膨らます演出が多く、奥行きが感じられたが、ハッキリさせてもらうところがもう少しあると、全体的に見やすい作品になる印象を受けまし
>>続きを読む

ボーン・アイデンティティー(2002年製作の映画)

-

第一印象は、マット・デイモン若い!笑

マリーとの出会いがひとつ運命的と言わざるを得ないような展開に、2人のやり取りが面白い!君は逃げた方がいい!とか言いながら、ついっていってしまうマリーの気持ち、な
>>続きを読む

ユリゴコロ(2017年製作の映画)

-

正直、なかなか感情移入しづらい作品でした。

自分の親が殺人犯だったら...
自分の血も....とかいろんな事考えたら、想像も出来ないような境地なのかなと。

最後の松坂さんの涙が、印象的。
母親に対
>>続きを読む

新聞記者(2019年製作の映画)

-

大きい映画館で鑑賞。

杉原役の松坂さんは、表情や仕草など、細かい表現のお芝居が素敵だなと思いました。

上司である神崎さんの無念を自責として抱えているところがあり、新しい家族の誕生に妻と立ち会ってい
>>続きを読む

アンタッチャブル(1987年製作の映画)

-

ストーリーが単調に感じて、深みがなく、逆にかっこいい映画を観たって感じの作品。考えずに、ハラハラしたいときはいいかも!

アンディガルシアさん、この作品で始めて見ましたが、前半の威勢のいい感じから大人
>>続きを読む

復讐するは我にあり(1979年製作の映画)

-

1番殺したかったはずの父親を殺さずに、罪もない人たちが犠牲になる。歪んだ形で表現された親子の血に染まった絆か、とりとめもなく、悲しい。

散歩する侵略者(2017年製作の映画)

-

前川知大さん原作だと、エンドクレジットで知りました。


中身が入れ替わる系の話でまとめていいのか分からないけど、やっぱり、実体が愛する人なら、嫌でも想いは離れないものなのかなと感じました。彼女中には
>>続きを読む

フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(2015年製作の映画)

-

恋と呼んでいいのか分からないけど、2人の立場や想いが徐々に変化していくのが、とても人間的で面白い。
アナも辛いし、クリスチャンにもら辛さがあるのだろう、、クリスチャンの過去は続編で期待。

11.25 自決の日 三島由紀夫と若者たち(2011年製作の映画)

-

今年、テアトルで若松プロダクションを追った映画を見てから、久しぶりに若松監督の作品を鑑賞

満島さんや、井浦さんの静謐さがありながらも、強いそれぞれの意思が感じられる演技に見入りました。

特に、講堂
>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

-

今の自分と少し重なった映画でした。

壮大なテーマのように感じましたが、
個人的には、もっと自由になっていいんだと言われてるような気がしました。

【晴れ女ー世間的にはポジティブな意味
だけど、本人は
>>続きを読む

22年目の告白 私が殺人犯です(2017年製作の映画)

-

なんで、真犯人が5人もの人を殺したくなったのか?動機がわからず、自分が戦場で苦い経験をした事が、逆に自分を罪への衝動へと駆り立ててしまったのか。

イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

-

じぶんが変わり者である それを最大限に理解してくれたジョーンの存在があったから、彼が偉業が達成されたような気がした。彼を勇気付ける・安心させるような最期の部屋のシーンには心がジーンととした。


ー心
>>続きを読む

ザ・マスター(2012年製作の映画)

-

2人がなぜ互いにこれほどまで惹かれあったのかという点や、話の展開などに疑問を抱いてしまい、難解な印象のまま鑑賞を終える。

彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

-

女性より女性らしい、凛としていて、所作が美しく、今まで色んな事に苦難しながら歩んできた経緯が、雰囲気や存在感というか、全体から感じられました。偏見がある現状は事実として、美化するわけでもなく、ただ、広>>続きを読む

ぼくたちの家族(2013年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

母が倒れて病気になった事によって、初めて母親の苦労や有り難さの大きさが身にしみるように感じる。そして、それがきっかけで息子や夫が、家族の中での自分と向き合おうとしていく、再生の物語...そんな風に感じ>>続きを読む

わたしを離さないで(2010年製作の映画)

-

冷たい風が吹き抜けているような、なにか無機質な人達を見ているような感覚になりまきた。運命に抗うことも無く、待ち構える恐怖に怯えながら対峙する。絶望というか、人間の命がこんなに軽く扱れているような映像で>>続きを読む

トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)

-

今回も韓国映画らしく、非常にメッセージ性が強く社会的な作品。

観ていて、感情移入すればするほど、怒りを覚える。やるせなく、行き場のない、形にもならないような感情のかたまりが散りばめられたお話。ある種
>>続きを読む

BIUTIFUL ビューティフル(2010年製作の映画)

-

ストーリーは、主人公が病になって、生活が苦しくて、、、とよくある感じです。
ただ、バビエルが人のために、自らの死の最期まで人の為に何か遺そうと葛藤しながら生きていく姿がグッとくる。妻や子供をやはり切っ
>>続きを読む

ゴーン・ベイビー・ゴーン(2007年製作の映画)

-

正しいことを判断する難しさ
子供を守るためには
メイキングでこの2つが映画のテーマだと監督のベンアフレックは言っていた。
自分はまだ結婚もしてなければ、子供も持っていないから、実感するには少し距離のあ
>>続きを読む

歩く、人(2001年製作の映画)

-

うーん、スッキリしないというか、ある種現実的な親子の話しなのでしょうか。自由に泳げているようで、皆んな実は泳げていない。自分を正直に認められないから、許せないから、勝手にがんじがらめになってるのかな。

無能の人(1991年製作の映画)

-

お金がなくて生活が苦しいから、普通に見れば、悲しいお話。だけど、そこにある夫 スケガワの自分を失ったような生き方や、妻のある種、夫に失望しているという意味では一線超えている冷めすぎた夫婦関係が、ストー>>続きを読む

サード・パーソン(2013年製作の映画)

-

3人目の人”
自分でもなく、相手でもなく、そんな人が自分にとっての転機になる存在であるかもしれない。過去の失敗、記憶に囚われている人物達がこわれて、また再生していくような物語なのかな。

しんみりと、
>>続きを読む

自虐の詩(2007年製作の映画)

-

んー、何かラストにいくにつれてのテンションが自分の気持ちでは追っつかなく観てました。ゆきえの境遇には同情はしたくなるが、何となく観ていてその実感が湧かなかった。自分では経験したことのない人生といえばそ>>続きを読む

人間の証明(1977年製作の映画)

-

関係のなさそうに見えた個々の事象が、時間を経て繋がっていく様が面白かった。松田優作相変わらずかっこいい。捜査する刑事とのデコボコなコンビがよかった。展開が分かりやすく、伏線も楽しめる。

戦時中に受け
>>続きを読む

永い言い訳(2016年製作の映画)

-

自分の側にいてくれる人ほど、大事にしなきゃダメだって教えてくれた作品。突然いなくなって、自分の愚かさに気付かされ、、ずっーと虚勢を張っていた自分に自信のない男。
今に目を向けることってやっぱり難しい。
>>続きを読む

50回目のファーストキス(2018年製作の映画)

-

自分にとって充足していた環境が急に変わったり、自分が信じてるものが変化をしてしまったら...
と考えてみると、榮倉さんの役の人物はとても大変な病気なんだなって思った。
毎日が初めて、、大好きな人の記憶
>>続きを読む

さまよう刃(2009年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

娘を殺された父親が、その加害者を殺す。そして、最後は自らも警官に撃たれ命を落とす。そして、1人の加害者は少年法に守られ、生きている。一つの残忍な事件が巻き起こした負の連鎖。 娘の死への報復という気持ち>>続きを読む

無伴奏(2016年製作の映画)

-

音無くして伴に奏でる
2人が共に築いたものは何だったのか?
最後は愛するユウノスケの為に自らも死する道を選んだワタル。それをキョウコはどう見てたのか?
僕だったら、初恋のような相手でそんな終わり方を
>>続きを読む

ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

-

ブライアン・シンガーの出世作
そして、
カイザー・ソゼ。なんだか口遊みたくなる名前の闇の世界の伝説の殺し屋。

最後のどんでん返しのところで、コバヤシやグアテマラ、レッドフットといったキーワードで、取
>>続きを読む

ライク・サムワン・イン・ラブ(2012年製作の映画)

-

シーンに流れる音楽や生活の中での声や効果音、音に関する刺激によって、より映画の世界が表現されている作品でした。本作におけば、それはカメラワークにも言える点で、あえて対象者を写さず音だけで状況の想像をさ>>続きを読む