ドンキーホーグさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

倦怠期の彼氏なんか捨てて、新しい自分を見つけよう!

飛び降り!頭かち割り!人を解体して生花に!人肉も食べちゃうぞ!マジックマッシュルームを食べてみんなで踊り明かそう!(ただし夜はこない)

映像的に
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.5

デ・ニーロもロビン・ウィリアムズも本当に伝説級の役者だったんだなと
ロビン・ウィリアムズはパッチ・アダムスでも医者の役を演じていたが、こちらの作品の方が心に刺さった
取り戻すべき光が…

現実でこれと
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ワイルド・スピード/ジェットブレイク(2020年製作の映画)

3.5

ワイスピのゾンビが歩いてる
このシリーズ自体がもう死んでいて、死人に鞭打ってるように見えるのは自分だけかな
色々新しいカーアクションをやろうとしてるのは分かる
トンデモ展開の連続だからシャークネード見
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メン・イン・ブラック:インターナショナル(2019年製作の映画)

2.5

メン・イン・ブラックの皮を着た、謎のスパイ映画。A級予算を割いて作られた、B級レベルの二次創作映画。
味がしないタイプの映画だけど、息抜きに見る分にはいいかも(良くない)
クリス・ヘムズワースはソーに
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インランド・エンパイア(2006年製作の映画)

2.5

Liminal Spaceの開祖?

難しい映画、と言うと語弊があると思う。

この映画のストーリーやメッセージは、数学の問題のように、解法があって、勉強すれば分かるようなものとは違う。ナゾナゾやIQ
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

4.7

昨今の情勢を見ていてどうしても見直したくなった。
Satisfying Apocalypce とでも言うべきか。この絶妙な感じは間違いなくFalloutシリーズに受け継がれていると思う。
どうしようも
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キリクと魔女(1998年製作の映画)

3.7

おねショタ。

幼少期に見たときはホラーでしかなかったが、今改めて見ると、天丼、美しい手のひら返し、独特なテンポと、コメディ映画だったことに気がついた。 

「刺すときと同じだけ、抜くときも痛い」
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2人のローマ教皇(2019年製作の映画)

4.0

劇中、ラッツィンガーは言う。

「君は神ではない。神の中に存在しているただの人間に過ぎない。
しかし(壁画のキリストを指さして)あれを見てみろ、人間だよ。」

個人的にはこの台詞にこの映画が集約される
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

3.5

マルホランド・ドライブとパーフェクトブルーとサスペリアのこと考えながら見てた
悪夢となって襲いかかる美しき60年代。襲いかかるはポリコレ的恐怖。ギラつくライティングはレフン的 


脚本はほぼ中身なし
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シカゴ7裁判(2020年製作の映画)

3.5

敵役として小憎たらしいキャラクターの判事を設定して、検察側には何とも憎めない困り顔のジョセフレヴィットゴードン。

国と民衆との闘い、が上記の構図のせいで、意地悪な先生と生徒の戦い、みたいな陳腐な戦い
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.8

アナデアルマスが家を出たあとに、fixedだったカメラを手持ちに持ち変えたカットが最高

見てないけど、スター・ウォーズで悪名高い監督だったのでどんなもんかと思っていたら普通に面白かった

テンポもよ
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

4.2

What have we done to ourselves?
How do we fix it?


かなり面白い、完成度の高い作品

とにかく風刺がすごい。もう映画全編が悪口だよ。Idiocrac
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.6

程よいバットマン映画。
初めてバットマンビギンズを見たときみたいな感じで、とにかく程よくいい感じのスタイリッシュなバットマンを見たなって感じ。

この映画の一番良い所は音。快感原則に訴えるようなアクシ
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もののけ姫(1997年製作の映画)

4.5

神は死んだ

最初は、アシタカの視点で「森開発しちゃうんですか?」って思い、エボシさま側の「侵略から女集と資源を守るために開発をして鉄を作る必要がある」という事情もわかり、もののけ姫側の「森を侵略から
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劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME(2013年製作の映画)

1.1

アニメシリーズ嫌い。本作も同じぐらい嫌い。
映画化要らんし、OVAでいい。

ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

3.8

ハードルを上げずに見れば全然面白い作品。
序盤の伏線や、ちょっとした謎が少しずつ散りばめられていき、「あれはどうなった?」「この話は本筋とどうつながる?」と考えていると段々とそれが紐解かれていく展開で
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

4.3

アンブレイカブルトリロジーでシャマランが完全に好きになった。素晴らしい。

スプリット(2017年製作の映画)

4.3

最高じゃん。超面白い。
前作同様、シンプルなアイデアをじっくり見せる。マカヴォイ演じるSPLITというキャラクターが独り歩きしていないのも良い。
演技がもう頂点に達してるよね。これアカデミー主演男優賞
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アンブレイカブル(2000年製作の映画)

4.1

じっくりと外堀を埋めていくこの物語展開は本当に素晴らしい
ド派手なシーンは全く無いのに、ブルース・ウィルスとサミュエル・ジャクソンの演技と脚本で惹きつけられる
奥さんの演技も素晴らしい
カメラワーク一
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.8

最高の食材で作られた、極上のコース料理を食べた気分。もしくは、テーマパークで一日過ごしたような満足感。

奇妙で、独創的で、とにかく自由で、全てが計算されている。映像表現ってこんなに自由なんだって思っ
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インフィニット 無限の記憶(2021年製作の映画)

2.0

マーク・ウォールバーグって棒だから見ないって決めてたんだけど、何となく見てしまった
SFシーンってこういうの入れとけば良いんでしょ的な映画(そして間違っている)
「日本刀とかアンコールワットとか、エキ
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JOLT ジョルト(2021年製作の映画)

2.5

演技は棒で、演出とアクションともに退屈、さらに脚本も残念。しかしテンポだけは良い。
マーベルのハルクと同じ間違いを犯していると思う。自分自身でも制御できない力によってある方向へ突き進んだり、翻弄される
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デヴィッド・ボウイ 最初の5年間(2019年製作の映画)

3.5

美術館で絵画を見るとき、下にある説明を読むと良かれ悪かれその作品への理解が深まる。本作はそんな感じの作品で、丁寧にまとまっている。
デビッドボウイが身近に感じられる

グッド・ネイバー(2016年製作の映画)

2.0

ものの15分ぐらいで今後どのように展開するかが大体分かる
設定から読み解けてしまうし、裁判もミスリードと言うよりはヒントになってしまっているので驚きはなかった

しかし、ストーリーとしては泣ける。あく
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ヒットマン:インポッシブル(2016年製作の映画)

3.0

マーケターはもっとこの映画を信じてやるべきだった。くだらない邦題で釣って客を騙そうとするのではなく。

ランボー ラスト・ブラッド(2019年製作の映画)

3.0

三作目くらいから全くご無沙汰になってしまったピタゴラスイッチが、本作では大量に登場して良かった。
インディージョーンズ並のアナログなトラップの数々
マグネシウム入りの特製弾丸が最高

ストーリーは流れ
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ランボー 最後の戦場(2008年製作の映画)

2.9

安いゴア表現がふんだんに入ったB級映画となってしまったランボー4作目。
流れはいつも通りで、ほら言わんこっちゃないといういつもの展開。

前作みたいに潜入してC4仕掛けたり、初期作のようにトラップをこ
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ワールド・オブ・ライズ(2008年製作の映画)

3.3

大物役者陣の安定した演技がいい。
良くも悪くもリドリー・スコット感がすごい。空撮シーンは特に。

永遠に僕のもの(2018年製作の映画)

3.0

凡作

天使を自称する「美少年」である主人公は自由気ままで盗みもやるし、殺しも躊躇わない

何かどっかで見たことあるようなストーリーで、実話ベースだから尚更面白みがない、言うなれば劣化版テッド・バンデ
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

4.2

思ってたのの数倍面白かった。テンポもいい。引退してた最強な男が復活という点では似通っている点もあるが、細かいことはどうでも良くてとにかくアクション見たいときには最高。

スカイフォールとかイコライザー
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GUNDA/グンダ(2020年製作の映画)

2.0

飯テロ映像集。美味しそうな食材の映像満載で、見ていると無性にカツ丼や焼き鳥、牛タンが食べたくなる。

人間、あまりにも退屈していると、笑いのハードルが下がり、ちょっとしたものでも面白く感じるらしい。
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ランボー3/怒りのアフガン(1988年製作の映画)

3.0

ランボー大暴れ
今回の敵はソ連。時代を反映し、プロパガンダ映画の様相を呈する本作。
爆発に次ぐ爆発。ロケさせられてる馬が可愛そう。
とにかく無双なのでゲームみたいな感じ。

残された者-北の極地-(2018年製作の映画)

4.1

映画とは、人の心の動きを切りとって、美しく見せるもの
と思わせてくれる映画だった。
自分の共感性が刺激されて、まるで自分が主人公であるかのようにその感情をありありと感じるという体験。一語で言うならvi
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

1.0

「私は作りたくなかった。しかし、ワーナー・ブラザースは作れと言った。
ならば、この糞を喰らえ。」
(ウォシャウスキー、たぶん)

誰からも何も期待されていないということを監督も分かっているからこそ、そ
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サーホー(2019年製作の映画)

3.7

ダサかっこいい。我々が思うリアリティのあるアクションからはすべて掛け離れており、ある意味想像を超えてくる。何の制限もなく、物理法則を無視した面白いアクション。
ストーリーは二転三転するし、どんでん返し
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デス・ウィッシュ(2017年製作の映画)

2.7

どっかで見たことあるような映画
アクションも同じく